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医学・健康常識を疑え 石原結實著 を読む [健康]

石原先生の健康に関する本です。

医学・健康常識を疑え (健康人新書)








先生は、「医学が進歩しているのにガンの死亡者数は増えている」(13万人:35年前 ⇒ 34万人)」と言います。また、高血圧防止のために全国的に減塩運動を行ったが、現在も6000万人が高血圧で悩んでいるということです。
これだけ医学が進歩して、国全体として進めてきた健康対策がうまく行っていないのは何故なのでしょうか?

ちなみにW.D.ワトルズも「The Science Of Getting Rich」の中で、以下のように述べています。
お金持ちになりたいのであれば、貧困の研究をしてはいけません。物事はちょうど正反対のものを思考したからといって生まれてくるわけではありません。病気を研究し、病気について考えたからといって健康にはなりません。罪について研究し、罪について考えたからといって正義は広がりません。(中略)病の科学としての医学は病を増やしてきました。罪の科学としての宗教は罪を増やしてきました。そして、貧困の科学としての経済は惨めさと欲望で世界を満たすことになります。
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2009-08-01

石原先生は、説きます。
・人間は常に満腹で運動不足である
・薬には必ず副作用がある
 ⇒ すべての薬は肝臓で解毒されて腎臓でろ過されるので長期服用は危険
それに対して野生動物には医者はいません。(笑)そして毎日体を動かして高体温で空腹状態だといいます。あの百獣の王と言われているライオンでさえ、食事は3日に一度しかしないそうです。体温が一度上がると免疫力は5倍になることが知られていますので、野生動物は本能で健康を維持していると言えるでしょう。(体温と免疫に関しては、http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2009-10-10参照)

以前よく言われた「こまめに水を飲みましょう」ということに関しても百害あって一利なし、だと主張します。水の取りすぎは体の冷えに原因になるし、水を沢山飲んでも血液はサラサラにはならないとのことです。

また、病気については、病気になるには理由があると言います。高血圧になるにはそれなりの原因があるため、単に薬で血圧を下げてもダメだとのことです。例えば血管にコレステロールが溜まって血液の通りが悪くなった時、体はその対策をして血圧を上げて体の末端まで血液が行くようにしますが、その時に単に薬で血圧を下げると血液が末端まで行かなくなってしまいます。

そして、がんや糖尿病などは、高脂肪食の取りすぎに原因があると書いています。肺がんは、喫煙だけでは発症しない、皮膚がんも太陽光だけでは発症しないとのことです。高脂肪食の取りすぎと、それらの要因が重なった時に発症するとのことです。

その他にもいろいろと、健康のためになることが書かれています。
私も運動不足と高脂肪食の取り過ぎには注意したいと思います。

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このブログの目次です。
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2010-04-17-1

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