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ダメな自分を救う本 石井裕之著 を読む [脳に関して]

石井裕之氏の本です。

ダメな自分を救う本―人生を劇的に変えるアファメーション・テクニック
潜在意識に関して書かれた本です。
潜在意識(無意識)」と「意識」はペアで考えるべきもので、「潜在意識」のうち自分で認識している部分を「意識」と言うことができると思います。普段何かに集中している時は自分の呼吸を意識していませんので「潜在意識」が制御していますが、呼吸を「意識」した瞬間、「意識」で呼吸を制御することもできます。まばたきなども同様です。ヨガの行者には心臓の鼓動も制御できる人がいるそうですが、これは普通の人には無理ですね。(^^)

自分はダメな人間である、と思うことも多いと思いますが、石井さんは「自分をダメと認識することが重要」だと言います。なぜなら、自分をダメだと思えることが重要で、ゴキブリは自分をダメとは思わない!(笑)

潜在意識は大脳ではなく古い脳が関わっていますので、難しいことは理解できません。よく言われているのが、
・「ないもの」を理解できない、「否定形」を理解できない。
ということです。例えば、「白い象を絶対にイメージしないでください」と言うと、言われた人の頭の中には必ず白い象がイメージされます
ですから、大舞台で緊張している時に「緊張しないで」と言うのは逆効果で、潜在意識は「緊張」という言葉に反応してよけい緊張してしまうことになります。この場合は、「リラックスしよう」というのが効果的だとのことです。

そして潜在意識は、
・時間の認識がない(過去も現在も区別がない)
と言われています。
例えば、憧れの彼女のことを思い浮かべると、目の前に居るのと同じようにドキドキしてしまいます。このような潜在意識の性質を生かすことが重要になります。
●「今この瞬間」だけが真実
 ・過去の人生は関係ない
 ・ダメな自分を救うためには「今この瞬間に何ができるか」を考え、それを行動に移す
 ・どんな小さなことでも良いまず行動することがゴールへの近道
  ⇒ 必ず潜在意識が救い出してくれる
そして、潜在意識には現状を維持しようとする性質があります。(苫米地先生のいうホメオスタシス)
●潜在意識はできるだけ現状を維持しようと思う
 ・目標実現は潜在意識を安心させる必要がある
 ・自分でアクションをとらなければ何も実現しない
  ・行動による暗示は言葉の暗示よりもパワフル
 ・自分の「なりたい自分」にふさわしい行動が必要
この現状維持機能があるために、「意識」では私は違う自分になる!と思って行動しても、「潜在意識」は「変わりたくない」と思って、いわゆる三日坊主で終わってしまうことが多くなる訳ですね。

このパワフルな潜在意識を利用して、どのようになりたい自分になるかが、とても重要だと理解することができました。

石井裕之氏の「心のブレーキの外し方」に関してはこちら、
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2009-09-06


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このブログの目次です。
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2010-04-17-1

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RONRON

Simpleさんこんにちは
石井さんの潜在意識に関する説明と
その利用の仕方はとても解りやすく
面白い視点ですよね^^
この本はまだ読んでいないので、今度読ませて頂きます。



by RONRON (2010-01-07 21:27) 

Simple

RONRONさん、いつもありがとうございます。
石井さんのこの本は、とても面白く読みました。
潜在意識に関しては、Dr.苫米地もDr.佐藤も同様のことを書いていますので、私もかなり洗脳されています。(笑)
by Simple (2010-01-08 00:08) 

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