大富豪になる人のお金の使い方 佐藤富雄著 を読む [佐藤富雄(Dr.佐藤)]
Dr.佐藤の大富豪になるための本です。
Dr.佐藤は若い頃から「大富豪のように暮らし、 貴族のように遊ぶ」と考え、周囲にも公言してきたそうですが、そのDr.佐藤の大富豪になる人のお金の使い方に関して書かれた本です。もちろん氏は拝金主義者ではありません。氏の本には、
・お金があるから幸福なのではない
⇒ 幸福感を感じる物を手に入れられるから幸福
・金を欲しいと思ったことはない
⇒ お金は”券”にすぎない ⇒ 車が欲しいと思っていた
⇒ それに見合う金が入る
というようなことが書かれています。つまり、お金が●●億円欲しいと思っていた訳ではなく、「ポルシェが欲しい」、「アウディーが欲しい」、「ロレックスの時計が欲しい」、「クルーザーが欲しい」と思って頑張っていたら、それに見合うお金が手に入ったということです。
人間の脳には「欲しい」と思ったものを必ず手に入れられるシステムが備わっているそうで、Dr.佐藤はそれを「自動目的達成装置」と呼んでいます。そして、それのSWをONにするには、ワクワク感が必要だとのことです。
もちろん、預金残高に●●億円書かれていることを想像するだけで、ワクワクする人は、それを目標としてよいのでしょうが、普通は「フェラーりが欲しい」、「豪華客船で世界一周したい」などの方が想像していてワクワクしてくるでしょう。
そのような夢を大脳辺縁系にインプットすることで欲しいものが手に入るということです。その自動目的達成装置のSWをONにするために重要なことは、
●「好き」、「感謝」が人間を最も快適な状態にする。
1.夢を持つ
2.謙虚である
3.関心を持つ
4.自分よりも他人を優先
5.楽天思考
6.感謝する気もちを持つ
だそうです。
そして、大富豪になりたければそれにふさわしい習慣を身に付けることが重要だといいます。逆にケチケチして人にご馳走になることが習慣になっている人は生涯ご馳走になるばかりの人生になるとのことです。この本の中に書かれていた、
ケチケチしている『できる上司』はいない
というフレーズには思わずウンウンとうなずきながら拍手をしてしまいました。
そして、重要なのは、自分の感動体験にどれだけ投資できるか?ということです。どうしても私たちは、「勿体ない…、高い…」などと考えてやりたいことを抑えてしまいがちですが、そのような合理的思考というのが、自動目的達成装置をOFFにしてしまうようです。欲しいものには気前よく金を使う、「お金がないから」とあきらめないで、欲望をセーブしない子供心(ネオティニー)を持つことが重要だということです。
とても納得できます。 でも、一歩間違えると貧乏人への道を歩みそうですが...。(笑)
Dr.佐藤のその他の本は、
・若々しい人 老ける人
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2009-12-31
・50歳からの勉強法 自分の夢が実現する!
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2009-12-06
・ちょっとした習慣で人生は変わる
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2009-11-21
・よく「遊ぶ人」ほど成功できる
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2009-09-29
・幸せなお金持ちになる「確実な法則」 ウォレスD.ワトルズ 佐藤富雄監訳 は素晴らしい!(Ⅰ)
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2009-07-29
・幸せなお金持ちになる「確実な法則」 ウォレスD.ワトルズ 佐藤富雄監訳 は素晴らしい!(Ⅱ)
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2009-08-01
Simpleさん こんにちは
ケチケチしている『できる上司』はいない
私も思わず ニヤニヤとうなずいてしまいました^^
by RONRON (2010-02-06 20:31)
RONRONさん、コメントありがとうございます。
私はこのセンテンスを読んで、今の上司の顔を思い浮かべてしまいました。(笑)
by Simple (2010-02-06 23:22)