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世界一の「睡眠の専門家」が教える 4時間半熟睡法 遠藤拓郎著 を読む [健康]

世界一の「睡眠の専門家」である(と本の表紙に書いてある)遠藤拓郎先生の本です。

4時間半熟睡法








私たちが毎日行っている睡眠ですが、忙しい人たちにとって一番気になっているのは「睡眠時間はどこまで削れるのか?」という問題ではないでしょうか?
その問いに対して遠藤先生が答えています。
・睡眠時間は3時間で十分という説もあるが、3時間睡眠を続けることはよくない
①不眠症になる恐れがある
②体を壊すこともある
③レム睡眠が不足する
④視覚関連の仕事でミスが増える ⇒ 車の運転、パソコン関係の仕事の人は要注意

みなさんも睡眠には睡眠中に眼球運動がおこる「レム睡眠」と眼球運動がおこらない「ノンレム睡眠」の2種類あることはご存じだと思います。睡眠中は、この「レム催眠」と「ノンレム催眠」が90分周期で行っています。そのため、すっきりとした目覚めを感じるためには、3時間、4時間半、6時間など90分の倍数の睡眠時間であることが重要になります。実験結果から、6時間睡眠を確保すれば覚醒中のパフォーマンスは落ちないそうです。

そして、遠藤先生のお勧めの短眠法は、以下のようなものです。
①月曜日~金曜日は「4時間半睡眠」する
②土日のどちらかを「7時間半睡眠」として不足分を補う
③土日の残り一日を「6時間睡眠」とする

つまり、仕事のあるウィークデーは、「4時間半睡眠」を行い、その睡眠不足を土日のどちらかを「7時間半睡眠」とすることで、回復させる。そして、最後の一日は、6時間睡眠で乗り切るというものです。この睡眠方法で、8時間睡眠に比べて1年で約50日間の節約が可能だと言います。

よく議論になる「寝だめは有効か?」ということについても、睡眠時間が短い人や睡眠の質が悪い人には有効だとのことです。私は寝だめをして寝すぎると体がだるくなるで意味がないと思っていましたが、これは体内時計のリセットができていないことが原因のようで、リセットをきちんと行えば良いようです。そのためには、起床時間を変えずに就寝時間を早くすることが良いとのことです。

ただし、4時間半の短眠を実行するには、睡眠の質を上げることが非常に重要とのことで、この本には睡眠の質を上げる方法に関していろいろと書かれています。

この本で、一番インパクトがあったのは、「眠るには力(睡眠力)が必要」ということです。人間は、疲れてエネルギーが切れるから寝るのではない、自然に任せると睡眠の質はどんどん悪くなるとのことで、このため日本には2000~2500万人の不眠症患者がいるそうです。

睡眠に関して興味がある方は是非ご覧ください!

◆明日につなげる今日のアクション◆
4時間半睡眠を1週間続けてみる


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このブログの目次です。
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2010-04-17-1


朝5時半起きの習慣で、人生はうまくいく!4時間半熟睡法6分半で眠れる!快眠セラピーCDブック―幸せな人生を実現させる方法睡眠はコントロールできる (メディアファクトリー新書)快適睡眠のすすめ (岩波新書)「朝がつらい」がなくなる本―ぐっすり眠る、すっきり起きる習慣術。 (知的生きかた文庫)女性のための睡眠バイブル


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