裏の権力者に担がれたオバマは真のリーダーではない! 「すごいリーダーは「脳」がちがう」 苫米地英人著 を読む [苫米地英人]
久し振りに苫米地先生の本です。
私は、オーディオブックも買って4回くらい(他のことをしながらですが...)聞きました。苫米地先生の本は、平易だけど奥が深いので、オーディオブックで何度も聞いて潜在意識レベルまで刷り込む方法が良いかも知れません。(笑)
苫米地先生が、リーダーに関して書いた本です。ちょうどオバマ大統領が当選した時期だったので、オバマ氏は本当のリーダーか? という話から始まっています。
リーダーとは何かそして、リーダーに必要な能力に関しては以下のように述べます。
・人を引き寄せる、人を支配すること
・ゴールをリアルに認識し、それをすべてのメンバーと強く共有できる人
・最低条件として、自分が得意としている分野、やりたいと思っている分野を見つけることが重要
リーダーに必要な能力そして、中でもリーダーになるには「同調能力」がカギを握ると強調します。
・情報収集能力
リーダーには決断力が必要だと言われるが必要なのは決断力ではなく情報力である。有用な情報が十分にあれば決断に困らない。知識をよりも情報を総括して高い視点から見る力が必要。
・同調能力
何も話さずとも自分の考えを相手に共有させて伝える力。臨場感、ホメオスタシス、Rゆらぎ の3つが重要。
・責任能力
覚悟を決めて責任を取れるか? リーダーは上手くいかなくなった時こそ本質が問われる。
・他人を同調させるにはその人の心(=脳)の中にある臨場感空間」をコントロールしなければならない。その臨場感を高めるには、ホメオスタシスの概念が必要となります。ホメオスタシスは、生体を生きながらえさせるために、外界とフィードバックして常に自分の情報を更新するものです。そして、人間は、前頭前野が発達したため、仮想空間ともフィードバック関係を保てるようになっています。ここからが、苫米地節なのですが(笑)、ホメオスタシスは、
・人間は仮想空間であっても臨場感を持つとリアルだと認識して実際にリアルになる
生体レベルだけでなく宇宙レベルでも同じ状態を維持している自分の自我とのホメオスタシスフィードバックが強い時に臨場感が高くなるとのことです。人間は、臨場感を同時に2つ以上の世界で持つことはできないそうで、夢を見ている時は夢の中に臨場感を感じているが、醒めると物理的現実世界に臨場感が移るため、すぐに現実に戻れるわけです。これは、人間がゲシュタルトを1つしか維持できないからだそうです。(ホメオスタシスのフィードバック対象を1つしか持てないため)
⇒宇宙を恒常的に安定させるために、ホメオスタシスの力が働いている
⇒その維持される感覚を時間と呼ぶ
さらに話が発展して、「ダーウィンの進化論は進化論ではない」と主張します。(^^)
・環境への最適化、現在の環境にコンフォートゾーンを合わせるのは進化ではなく退化つまり、突然変異だけでは動物の魚が陸上に上がった進化を説明できないということです。苫米地先生の仮説は、「魚がスコトーマを外し、陸地という空間に強い臨場感を持つことで、ホメオスタシスのフィードバック関係が水ではなく陸地になりそれに合わせて体を変化させた」というもので、これもすごい仮説ですね。
・環境への最適化は過去への最適化
・突然変異をコンピュータでシミュレーションするとアミノ酸から高分子の蛋白質を作るだけで宇宙の年齢よりも 時間がかかる
最後に、苫米地先生はオバマ大統領に関して書きます。
(結局これが言いたかったのかも...(笑))
バラク・フセイン・オバマは、
・裏でアメリカを動かす権力者達に担がれて大統領になったオバマが、裏の権力者から担がれた大統領であることは、副島氏やフルフォード氏も述べているので、確かにそうなのかも知れません。そう言われてみると、選挙戦の時のメディアの報道などを思い返すとオバマを大統領にしようという意思があったように感じますね。
⇒ ロックフェラーが5年以上前に彼を大統領にすることを決めて援助した
・黒人初の大統領と言われているが正確には黒人ではない
⇒ ケニア出身の父とカンザス州出身の母との間に生まれたハーフ
・彼の奥さんは純粋な黒人でシカゴのスラム街の出身
⇒ アメリカンドリームとして理想的な出自
・ミドルネームの「フセイン」から分かるように父親はイスラム教徒
⇒ マイノリティーであるイスラム圏からも支持を得ることができる
苫米地先生のその他の本は、
・洗脳支配
・洗脳原論
・頭の回転が50倍速くなる脳の作り方
・ビジネス成功脳 スピード構築
・まずは親を超えなさい!
・苫米地英人 宇宙を語る
・夢をかなえる洗脳力
・IQ200になる習慣
・年収が10倍アップする超金持ち脳の作り方
・スピリチュアリズム
・自伝ドクター苫米地 「脳の履歴書」
・自伝 ドクター苫米地「脳の履歴書」 を読む その2
・脳と心の洗い方
・営業は「洗脳」―一瞬でお客様を支配する禁断の営業術
・苫米地先生の「洗脳護身術」はトンデモ本か? それとも山本氏がドンデモか?
ブログランキングに参加しています。記事が気にいったらクリックをお願いします。
このブログの目次です。
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2010-04-17-1
2010-07-10 21:26
nice!(1)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0