一生お金に困らない人生戦略 「お金の才能」 午堂登記雄著 を読む [ビジネス]
最近、私がよく読んでいる米国公認会計士の午堂登記雄氏の著書です。
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午堂氏は本人の書く所によると大学卒業後、会計会社に入社しますが、仕事ができなくて追われるように退社し、その後、コンビニエンスストアに入社し、働きながら米国公認会計士の資格を取得して独立起業し33歳で投資で3億円を稼ぐまでになったとのことです。
(オーディオブックもお勧めです)
この本は、氏の経験によって得られたお金に関する知見を教えてくれます。その中には、一般に言われていることとは異なった主張も多く、とてもためになります。
また、私たちがお金を貯めようとする時にまず考える、というかそれしか思いつかない「節約」に関してです。午堂氏は、節約することは簡単であるが、発想の貧困を招くと指摘します。
経済は、お金の流れがなければ成り立ちません。どこかでお金が溜まり、滞ってしまうと経済が悪化してしまうことになるのです。私たちのすべきことは、節約ではなく「収入の増加」を考えることであるというのは、とても納得できます。
そして、私たち門外漢にとっては大ショックの話が続きます。
投資の世界はプロでも儲け続けるということは難しいようです。プロにも難しいことを素人にできる訳がありません。株で儲けたという話は、やはり「たまたま」ということのようです。
この本には以下のことが書かれています。お金に関して興味がある方には、お勧めの一冊です。
①お金を貯める才能
②情報を読み解きお金をコントロールする才能
③お金を上手に増やす才能
④お金をかしこく使う才能
⑤お金をたくさん稼ぐ才能
また、「お金儲けなんていやらしい」、「お金なんてきたない」と思っている人は、まずこのブログでも紹介しているW.D.ワトルズの本をお勧めします。
・幸せなお金持ちになる「確実な法則」 ウォレスD.ワトルズ 佐藤富雄監訳 は素晴らしい!(Ⅰ)
・幸せなお金持ちになる「確実な法則」 ウォレスD.ワトルズ 佐藤富雄監訳 は素晴らしい!(Ⅱ)
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このブログの目次です。
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2010-04-17-1
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午堂氏は本人の書く所によると大学卒業後、会計会社に入社しますが、仕事ができなくて追われるように退社し、その後、コンビニエンスストアに入社し、働きながら米国公認会計士の資格を取得して独立起業し33歳で投資で3億円を稼ぐまでになったとのことです。
(オーディオブックもお勧めです)
この本は、氏の経験によって得られたお金に関する知見を教えてくれます。その中には、一般に言われていることとは異なった主張も多く、とてもためになります。
たとえば、次の中で正しいのはどれでしょう?
「不況時は節約すべし」
「長期分散投資が確実」
「資産運用しないと老後は大変だ」
「初心者には投資信託が適している」
実はどれも間違っています。
その理由は本書で詳しく述べていますが、これらはどれも作られた常識でしかありません。
また、私たちがお金を貯めようとする時にまず考える、というかそれしか思いつかない「節約」に関してです。午堂氏は、節約することは簡単であるが、発想の貧困を招くと指摘します。
節約があなたの発想の貧困化を招くこれは、苫米地先生など多くの人が指摘していることですが、確かにその通りだと思います。リーマンショック後、多くの会社や家庭で商品の買い控え、出張、旅行を我慢しました。その結果どうなったでしょうか? 私たちは元気がなくなり、みみっちくなり、さらに各社の製造工場が生産を縮小し、航空会社などが大打撃を受けました。
節約志向の最大の問題点は、発想の貧困化を招くことです。
節約は簡単です。ただ単純にガマンして買わなければいいだけ。あるいは比較して、値段の安い方にスイッチすればいいだけ。(中略)
しかし、不況期に「いかに収入を増やすか」について真剣に取り組もうとする人は多くありません。なぜかというと、収入を増やすには、より深く考え、より徹底して行動しなければならないからです。
これはとても面倒くさいことです。
確かに節約は創意工夫という側面もありますが、収入を増やすための創意工夫と比較したら、雲泥の差があります。(中略)
私たちは「株式会社ジブン」の代表取締役として、自分という商品の魅力と価値を、最大化する発想に切り変える必要があるのです。
経済は、お金の流れがなければ成り立ちません。どこかでお金が溜まり、滞ってしまうと経済が悪化してしまうことになるのです。私たちのすべきことは、節約ではなく「収入の増加」を考えることであるというのは、とても納得できます。
そして、私たち門外漢にとっては大ショックの話が続きます。
●儲かっていない人がアドバイスする不思議な世界評論家というものは、もともと自分のことは棚に上げて話をするものですが、それはスポーツとか世評などの分野だけにして欲しいものです。自分のなけなしのお金の投資に関して相談する相手がその資格がないというのは恐ろしい話です。
「投資コンサルタント」「ファイナンシャルプランナー」「経済評論家」「経済アナリスト」という人たちが、投資や資産運用の本を出し、セミナーを開催しています。
私もその一人です。
ここで問題なのは、貧乏なファイナンシャルプランナーや、自分で投資したことのない評論家が、不適切なアドバイスをすることです。(中略)
ゴルフをしたことのない人が「ゴルフ上達法」という本を書くことはありません。しかし、マネーの世界では、なぜか経験のない人や、投資で利益を出す技術のない人が、いろいろ解説しています。
そして、誰もおかしいと思うことなく、そんな本が売れているという、摩訶不思議なことが起こっています。(中略)
ちなみに私はこれまでの著書でも書いている通り、家賃収入だけで暮らせる収入を得ています。その額は手取りにして年間約1200万円。
そして、株も、FXも、商品先物も、日経225先物もやっていますが、何千万円も勝ち、同時に何千万円も負けながら、差し引き平均して年間500万円程度の利益を上げています。
私の周りには、投資だけで生活しているプロとレーダーが何人かいます。リーマンショックさえも乗り切った凄腕のトレーダーもいましたが、その後の回復基調のマーケットでやられてしまい、それまでの利益を数日で飛ばしてしまったそうです。
本を何冊も出版している著名な投資家でさえ、10億円まで増やした資産が3カ月で3億に減ってしまったそうです。
私を含めて「短期間で儲かった」という人は大勢います。しかし「儲け続けている」とうい人にはほとんどお目にかかったことはありません。きっとそういう人もいるのでしょうが、相当のレアケースなのではないかと感じています。
投資の世界はプロでも儲け続けるということは難しいようです。プロにも難しいことを素人にできる訳がありません。株で儲けたという話は、やはり「たまたま」ということのようです。
この本には以下のことが書かれています。お金に関して興味がある方には、お勧めの一冊です。
①お金を貯める才能
②情報を読み解きお金をコントロールする才能
③お金を上手に増やす才能
④お金をかしこく使う才能
⑤お金をたくさん稼ぐ才能
また、「お金儲けなんていやらしい」、「お金なんてきたない」と思っている人は、まずこのブログでも紹介しているW.D.ワトルズの本をお勧めします。
・幸せなお金持ちになる「確実な法則」 ウォレスD.ワトルズ 佐藤富雄監訳 は素晴らしい!(Ⅰ)
・幸せなお金持ちになる「確実な法則」 ウォレスD.ワトルズ 佐藤富雄監訳 は素晴らしい!(Ⅱ)
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このブログの目次です。
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2010-04-17-1
2010-12-11 21:02
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コメント(2)
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儲かっていない人がアドバイスするんですねぇ。
確かに、儲かっている人はそのノウハウ出したくないし、それでお金を儲ける必要もないんでしょうしね。
なるほど、勉強になります。
いつもありがとうございます。
by mo_co (2010-12-13 23:42)
mo_co さん
Nice!& コメントありがとうございます。
「貧乏なファイナンシャルプランナー」には絶対にアドバイス受けたくないですよね?(笑)
自分の頭でよ~く考えることが必要のようですよ。
by Simple (2010-12-14 00:11)