成功する人は缶コーヒーを飲まない 姫野友美著 を読む [ダイエット]
この本「成功する人は缶コーヒーを飲まない」は数カ月前から本屋で気になっていましたが、このような釣りの題名はあまり好きではないので買わないでいました。
しかし、読んでみてビックリです。出だしからガツーンとやられました。
缶コーヒーで社員が居眠りする!?ここでいう缶コーヒーは、無糖ではない普通の缶コーヒーのことです。
ビジネスマンは缶コーヒーが大好きである。出勤途中に駅で飲み、仕事中はデスクのパソコンの横に置き、会議中や残業時の眠気覚ましにまた缶コーヒーを買う。
私がいちばん気になるのが、朝食抜きで出勤して朝ごはんがわりに缶コーヒーを飲み、「さあ、やるぞ!」と気合を入れたつもりになっている人たちだ。飲めば「気分転換になる」「元気が出る気がする」「頭がすっきりする」と思いこんで、自動販売機やコンビニに向かうようだが、その元気は長続きしただろうか?
コーヒーを飲んでいるにもかかわらず、しかもまだ午前中だというのに、頭がぼんやりするという不思議な経験をしていなだろうか?
私は、缶コーヒーは飲むけれど無糖しか飲まないし、と思っていましたが、考えてみると甘いものを食べながらコーヒーを飲むことも結構あります。(笑)
そういえば、「まだ午前中だというのに、頭がぼんやりすると」いうことがよくあります。また、私の一番の悩みは食事後の午後の仕事の時に眠気が襲ってくることです。午後の会議などは注意が必要ですし、面白くない講演などであれば、猛烈な睡魔が襲ってきます。
姫野氏はこの原因は、「砂糖」であると断言します。
つまり、次のようなメカニズムのようです。
①砂糖(糖分)を取る ⇒ ②砂糖は吸収されやすいため血糖値が一気に上がる ⇒ ③体は血糖値を下げるために膵臓からインスリンを出す ⇒ ④インスリンの効果で血糖値が下がり過ぎてしまう ⇒ ⑤眠たくなる
本来、血糖値はゆっくり上がってゆっくり下がるようになっているのですが、缶コーヒーに含まれる砂糖によって、一気に上がって一気に下がるという状態になるとのことです。つまり、缶コーヒーを飲むと、コーヒーに含まれるカフェインの覚醒作用と砂糖によって血糖値が一気に上がるため、眠気を覚ましたり、集中力が出たりしますが、持続性がなくすぐに血糖値が下がってしまい、集中力が途切れてしまうというわけです。
そのため、じゃあもう一杯と缶コーヒーを飲むとまた同じ悪循環が生じるわけです。
さらに、問題は缶コーヒーだけではないのです。菓子パン、和菓子、ケーキ、スナック菓子、せんべい、白米、ラーメン、うどんなども同様だということです。つまり、糖質にかたよった食生活をしていると、同様な血糖値の低下が生じる低血糖症になるということです。私は甘いものが大好きなので、結構ショックでした。
姫野氏は、それを防ぐためには、肉や卵、豆腐、魚、牛乳などタンパク質中心の食生活に変えることが重要だと書いています。現代人はとにかく糖質に比べてタンパク質が不足しているとのことです。
午後の眠気防止には、とにかく糖質を減らしてタンパク質中心の食事に変えるべきとのことです。
私もスイーツ大好きなのですが、これを機会に食生活を変更をするようにしました。
(でも、すぐに変えると体に悪いので、少しずつね...(笑))
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2011-08-14 21:40
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コメント(4)
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TBM さん
Nice! ありがとうございます。
20年前のチケットの半券が残っているのはすごいですね!
20年と言えば、特許が切れる期間ですね。(笑)
by Simple (2011-08-15 22:20)
mo_co さん
Nice! ありがとうございます。
電動自転車って良さそうですが、やっぱり高いんですね。
by Simple (2011-08-15 22:23)
tsworking さん
Nice! ありがとうございます。
1日10,000歩の道は厳しいんですね。
1分100歩の積み重ねですね。ナルホド!参考になります。
by Simple (2011-08-15 22:29)
食いたいものは食って飲みたいものは飲む。一度きりの人生において我慢とか摂生などクソ食らえじゃダボが~!!
by ミスド最強 (2012-06-12 03:43)