天上界のメッセージ「大天使ミカエル」 アマーリエ著 を読む [宗教について]
以前、「光の天使たちよ! 「心の発見」 高橋信次著 を読む 」(http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2014-04-25)を紹介しました。
この本は、大天使ミカエルが、天上界からのメッセージを主婦であるアマーリエさんに伝えたものを本にしたものだそうです。
ミカエルは、高橋信次氏の活動の時にも、娘の佳子氏に降りてメッセージを伝えていましたが、今はアマーリエさんに降りているそうです。この本によると、天上界の計画は以下のようなものだったそうです。
●第一の計画:九次元霊の一人であるエルランティが日本に高橋信次として生れ活躍した救世運動。その後に続くエル・カンタラー(ブッダ)の活動の基礎づくりをした。
●第二の計画:同じく九次元の一人であるエル・カンタラーが大川隆法として日本に生れ、宇宙規模の法を説き、地球を愛でひとつにまとめあげることを目的とした救世計画。魔の妨害で頓挫した。
●第三の計画:第一、第二の計画が失敗した場合を考えた救世計画。魔に強い戦闘系巫女であるアマーリアを中心に行われる大改革運動。
う~ん、そうなんですか...。これで言うと、高橋信次氏は大川隆法氏の露払いということになりますね。そんな事は個人的には、全く認められません。(この本では、OR氏と書いてありますが、どう考えても大川隆法氏なので、そう書きます)
確かに大川隆法氏の霊言集が次々に出版され、1980年代後半から書店の一角に大々的に平積みされるのをリアルタイムで見てきた私としては、何らかの力の後押しは感じていました。(霊的なものと言うよりはお金の力です(笑))
実は、私は初期の大川隆法氏の本は結構買って読んでいました。(汗;)初期の頃は、お父さんである善川三朗氏の名前で出ていました。この頃の本は、大川隆法氏が父親の善川氏の質問に答える形で霊界のメッセージを伝えていました。その本の中には、父の質問に対して、「くどい! 何度同じことを聞くのか!」というような感じで大川氏が父親を叱りつけるような場面もあり、それなりに臨場感がありました。(^^)
しかし、「坂本龍馬の霊言」あたりから、「ん? これって、NHKの大河ドラマを見てれば言えることだよな...」と違和感を感じ、それ以来一冊も読んでいません。
この本によると、第一の計画も第二の計画も魔王ルシフェル・サタン率いる、「魔」の妨害によって頓挫したそうです。霊言を降ろしている人にとっては、今話をしているのが天上界の霊なのか、「魔」の霊なのかが区別がつかなくなり、間違った霊言を伝えてしまう、ということになったようです。
まあ、興味の無い人にはどうでもよい話ですが...。
ただ、この本の面白い所は、
でも、神は、証明はしない。
証明を求める者に対しては、沈黙をもって答えるという、
「汝、聖霊を試すことなかれ」
「汝、天上界の神々を試すことなかれ」ということを、古来より人びとに伝えて来たはずなのです。
我々、神々の言葉を、聖霊の言葉を信じられぬ者は、証明をみせたところで、けっして、信じられるものではないのです。
(ふすまが開き、「冷蔵庫の中に入っているお刺身食べてもいい?」という言葉で一時中断)
大天使ミカエル 信仰心というのは、本来は目に見えぬ神というものを信じるということ。
目に見えるものだけを信じているのであるなら、唯物的な物質主義的なものを拝するという、物質信仰と何ら変わらないではないですか。
というように、主婦の生活感がそのまま本に記載されていることです。
どうですか? なかなか臨場感があると思いませんか?
大天使ミカエルの言葉を中断させるとは、すごいですね!(^^)
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http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2010-04-17-1
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2014-06-07 21:30
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