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ウクライナ紛争はアメリカの陰謀だ! 「世界を操る支配者の正体」 馬渕睦夫著 を読む [歴史の真実・陰謀論]


世界を操る支配者の正体
「ウクライナ危機の主導者はアメリカである」
「アメリカを操っているのは国際金融勢力である」
「ロシア革命はロシアのユダヤ人を解放するための革命だった」
などと主張すると、絶対に「陰謀論者」と言われると思います。

また、陰謀論の本か?と思わないでください。今回紹介する本の著者は、国際政治の専門家と言っていい方です。
以前、「戦後史の正体」孫崎享氏の本(http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2013-02-02)を紹介した時にも書きましたが、まっとうな方がこのような主張をされると困るんですよね~。
私たち陰謀論者の立場がなくなります。(笑)

著者の馬渕睦夫氏は、1946年、京都府に生まれ。京大学法学部3年の時に外務公務員採用上級試験に合格して、大学を中退してすぐに外務省入省。1971年、研修先のイギリス・ケンブリッジ大学経済学部卒業。国際連合局社会協力課長、文化交流部文化第一課長等を歴任後、東京外務長歴任し、イギリス、インド、ソ連(当時)、イスラエル、タイ各大使館、ニューヨーク総領事館、EC日本政府代表部に勤務。2000年駐キューバ大使、2005年駐ウクライナ兼モルドバ大使を経て、2008年 11 月、外務省退官。同月防衛大学校教授に就任し、2011年3月定年退職という方です。元ウクライナ大使ですから、ウクライナ問題は詳しいでしょうね。

まずは、ウクライナ紛争に関して紹介します。ここで日本の安倍首相が出てくるとは思いませんでした。
ウクライナ危機は単にウクライナ国内の政争ではありません。聖書のヨハネ黙示録の予言にある世界最終戦争、すなわちハルマゲドンになる可能性を秘めた、きわめて危険な事態なのです。(中略)しかし、まだハルマゲドンを避ける望みがあります。カギを握るのはロシアのウラジーミル・プーチン大統領(1952年~)と安倍晋三総理(1954年~)です。

上のような話は、マスメディアではまず語られない内容ですよね。その理由として、馬渕氏は私たちはメディアを通して洗脳されていると書きます。前回紹介したベリー西村氏の本にも同様なことが書かれていましたね。
私たちは無意識のうちにメディアの報道に洗脳されているということです。私たちはあたかも自分の意見を持っているかの如くに錯覚していますが、これらの意見は自分の頭で考えた結果ではなく、メディアが報じる内容を鵜吞みにしているケースがほとんどではないかと私は見ています。
今回のウクライナ問題に関する欧米や日本の報道は、メディアが独自に報道を行っているわけではなく、何ものかによって一定の方向付けがされているのです。それを行っているのは、欧米の主要メディアを所有、あるいは影響力を持っている人たちによってだということです。

さて、いよいよウクライナ問題の核心に入ります。
馬渕氏は、今回のウクライナ紛争を陰で糸を引いているのはアメリカであり、そのアメリカを操っているのが国際金融勢力だと主張します。世界のほとんどの国々は、国際金融勢力の支配下にありますが、現状彼らの支配下にない数少ない国の一つがロシアだというのです。
偽装作戦を見破る方法は、ウクライナ危機の本質はプーチン抹殺にあるという視点から、一つ一つの出来事を私たち自らの頭で検証することです。つまり、ロシア愛国主義者のプーチン大統領を失脚させて、ロシアをグローバル市場に組みこむことが、ウクライナ危機の隠された目的なのです
プーチン抹殺とは、グローバル市場勢力、つまりアメリカの衣を着た国際金融勢力が、ウクライナ危機を口実に再びロシアを勢力下に置こうと企んでいる作戦のことです。 21 世紀の「ロシア革命」を意図しているのです。もちろん、今回の革命は共産主義革命ではありません。グローバル市場化革命なのです。
最近、ロシアの野党指導者ボリス・ネムツォフ氏が暗殺されましたね。メディアの報道を見ると、プーチン政権の関与を匂わせるものが多く、これも何か仕掛けられた事件の臭いがプンプンしてきますね。KGB出身であるプーチンに対して悪いイメージを刷り込むために仕掛けられた事件のようにも見えます。

そして、プーチンは日本の安倍首相にかなり期待しているということです。そして、表向きは同盟国であるアメリカが、中国や韓国の反日を煽っているというのです。
プーチン大統領が信頼し、期待している世界の指導者としては、安倍総理がそのうちの一人であることは間違いないでしょう。このことは、プーチン自身やラブロフ外相の発言からもうかがえます。
世界の中で、安倍総理を評価していないのはアメリカ、中国、韓国のたった3ヵ国に過ぎません。北朝鮮は安倍総理に期待しています。
安倍総理の北方領土交渉の切り札は、プーチン大統領に次のことを約束することになります。すなわち、「日本は朝野を挙げてロシア型の近代工業国家建設に協力する。具体的には、日本企業は合弁や投資などによって日本的経営方式をロシアに合う形でロシア企業に移転する。また、日本政府は産業政策や各種行政指導のノウハウをロシア政府に提供する。以上の官民による経済技術協力を全面的に行う」。 これに対し、プーチン大統領は北方四島の返還を決断する可能性は十分あると確信します。
この本を読んで驚いたのが、ウクライナの小学校で日本文学を教えていることです。小学校5年生で松尾芭蕉、高校2年生で川端康成の「千羽鶴」を必修科目として教えているそうです。「これらの日本文学の学習を通じて日本人の国民性を学ぶことにより、ウクライナとは違った文化を持つ日本及び日本人に対する尊敬の念を養う」(学習指導要領)だそうです。ぜひとも日教組に教えてあげたい事実ですね。(^^)

ロシアと言えば、「ロシア革命」ですが、以下のような真相があるそうです。
ロシア皇帝の圧政に苦しむロシア人が蜂起して帝政を転覆した革命では決してありません。ロシアの少数民族ユダヤ人を解放するために、国外に亡命していたユダヤ人がロンドン・シティやニューヨークのユダヤ系国際金融勢力の支援を受けて起こした革命であったのです。その意味で、ロシア革命ではなく「ユダヤ革命」と言うのが正しいのです。
【蛇足ですが】日露戦争の時に日本陸軍の明石元二郎は、ロシアの後方撹乱のためにロシア革命派に資金援助をしていました。落合先生によると、その額は実に1,000万円(現在価値で約1,000億円)であったと言います。そのうちレーニンの買収に100万円を使ったとも言われています。明石元二郎の実質的な上司が上原勇作であり、その上原は「ユダヤ」に加わっていたと言われていますので、馬渕氏の話とも整合しますね。(甘粕正彦もユダヤ? 上原勇作の特務、吉薗周蔵の手記にみるユダヤ:http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2011-06-22

最近のロシア情勢に異和感を感じている人にはぜひ読んで欲しい本です。

このブログの目次です。
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2010-04-17-1
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