営業は「洗脳」―一瞬でお客様を支配する禁断の営業術 苫米地英人著 を読む [苫米地英人]
苫米地氏の営業に関する本です。
実はこの本、私はオーディオブックで聞きました。オーディオブックは、通勤などの時間に聞くにはとても良いツールですが、こういうまとめをするのには向かないですね。書いてあったことを確認するのに時間が掛かりすぎます。(笑)
オーディオブックはこちら。私は倍速版を買いました。
この本は営業の本ですが、苫米地氏の得意な洗脳手法をちりばめて書かれており、営業にまったく関係のない私が読んでもとても面白く読めました。(聞けました(^^))
「一目ぼれテクニック」や「顧客を商品のストーカーにする」という話には、「そんなにうまいけば苦労しないよ!」という声が聞こえてきそうですが...。
この本で目から鱗が落ちた点は、2点あります
①会社で成功することが自己実現だと考えるのは洗脳されている
・会社が求めるものは金銭以外にはない。
・会社役員ではない私たち従業員は、コピー機や鉛筆と同じ”備品”である。
⇒ 備品である鉛筆が「会社を変えよう」などと思うのは勘違い
・会社で成功することが自己実現であると考えているのは資本家によって洗脳されている。
・会社の自己啓発セミナーなどは米国の兵士のための「洗脳プログラム」である。
⇒ 会社は、自分の自己実現のために利用する場と考えるべき
②競合分析はムダ
・他社製品とのスペック比較はFactベースの議論。
・Factベースでの比較はNo.1商品以外は負けてしまう。
・すべての面でNo.1という商品はありえない。
・例えば、苫米地氏にとってフェラーリには競合製品はない。
⇒ Factベースでは、ポルシェ、ランボルギーニ、GTRなど競合製品はあるが、フェラーリの競合にはなりえない
・顧客にFactベースの評価尺度を持たせないことが重要。
それ以外も苫米地ワールドで書かれているので、苫米地ファンには楽しめる一冊だと思います。
ただし、苫米地氏の言うことをそのまま鵜呑みにしないで、いろいろな情報を集めてご自分で判断することをお薦めします。
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苫米地先生のその他の本は、
・夢をかなえる洗脳力
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2009-12-26
・IQ200になる習慣
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2009-10-25
・年収が10倍アップする超金持ち脳の作り方
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2009-10-17
・スピリチュアリズム
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2009-09-23
・自伝ドクター苫米地 「脳の履歴書」
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2009-08-04
・自伝 ドクター苫米地「脳の履歴書」 を読む その2
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2009-09-10
・脳と心の洗い方
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2009-09-01
・苫米地先生の「洗脳護身術」はトンデモ本か? それとも山本氏がドンデモか?
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2009-10-02
苫米地氏の著書(多すぎて全部紹介できません)
このブログの目次です。
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2010-04-17-1
実はこの本、私はオーディオブックで聞きました。オーディオブックは、通勤などの時間に聞くにはとても良いツールですが、こういうまとめをするのには向かないですね。書いてあったことを確認するのに時間が掛かりすぎます。(笑)
オーディオブックはこちら。私は倍速版を買いました。
この本は営業の本ですが、苫米地氏の得意な洗脳手法をちりばめて書かれており、営業にまったく関係のない私が読んでもとても面白く読めました。(聞けました(^^))
「一目ぼれテクニック」や「顧客を商品のストーカーにする」という話には、「そんなにうまいけば苦労しないよ!」という声が聞こえてきそうですが...。
この本で目から鱗が落ちた点は、2点あります
①会社で成功することが自己実現だと考えるのは洗脳されている
・会社が求めるものは金銭以外にはない。
・会社役員ではない私たち従業員は、コピー機や鉛筆と同じ”備品”である。
⇒ 備品である鉛筆が「会社を変えよう」などと思うのは勘違い
・会社で成功することが自己実現であると考えているのは資本家によって洗脳されている。
・会社の自己啓発セミナーなどは米国の兵士のための「洗脳プログラム」である。
⇒ 会社は、自分の自己実現のために利用する場と考えるべき
②競合分析はムダ
・他社製品とのスペック比較はFactベースの議論。
・Factベースでの比較はNo.1商品以外は負けてしまう。
・すべての面でNo.1という商品はありえない。
・例えば、苫米地氏にとってフェラーリには競合製品はない。
⇒ Factベースでは、ポルシェ、ランボルギーニ、GTRなど競合製品はあるが、フェラーリの競合にはなりえない
・顧客にFactベースの評価尺度を持たせないことが重要。
それ以外も苫米地ワールドで書かれているので、苫米地ファンには楽しめる一冊だと思います。
ただし、苫米地氏の言うことをそのまま鵜呑みにしないで、いろいろな情報を集めてご自分で判断することをお薦めします。
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苫米地先生のその他の本は、
・夢をかなえる洗脳力
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2009-12-26
・IQ200になる習慣
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2009-10-25
・年収が10倍アップする超金持ち脳の作り方
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2009-10-17
・スピリチュアリズム
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2009-09-23
・自伝ドクター苫米地 「脳の履歴書」
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2009-08-04
・自伝 ドクター苫米地「脳の履歴書」 を読む その2
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2009-09-10
・脳と心の洗い方
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2009-09-01
・苫米地先生の「洗脳護身術」はトンデモ本か? それとも山本氏がドンデモか?
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2009-10-02
苫米地氏の著書(多すぎて全部紹介できません)
このブログの目次です。
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自伝ドクター苫米地 「脳の履歴書」 苫米地英人著 を読む [苫米地英人]
私は苫米地氏の本はずいぶん読んでいます。しかし、最近出版される本があまりに数が多いので立ち読みで済ませることが多いです。(笑)
さて、この本ですが、苫米地氏の自伝で氏の他の本に比べると字数が多くて読みにくいかもしれません。
自伝の内容は、苫米地氏の子供の頃から書かれていますが、私がイメージしていたことよりは若干地味な印象です。苫米地氏だからもっとすごい生い立ちだったと思っていました。(笑)
その中で「NO.1以外は意味がない」という趣旨のことが書かれており、なるほど苫米地氏のポリシーはこれか、と思いました。でも、これは幸福の科学の大川隆法氏が父親から言われていたことと同じだな~とも思いました。ちなみに私は、今は手に取ることもしませんが、幸福の科学以前の初期の霊言集(父親の善川三朗氏が出ていた頃)は良く読んでいました。(^^)
その他は、みなさんで読んで頂きたいと思いますが、苫米地氏に関して面白そうなネタをいくつか紹介します。
苫米地氏は、水道橋博士、宮崎哲弥氏の「博士も知らないニッポンのウラ」のゲストとして3度出演されていますが、水道橋博士がまとめた「苫米地語録」を紹介します。
(相手が水道橋博士、宮崎哲弥氏なので、友達感覚の発言になっています(笑))
① 三菱地所に入社し、その時の社長のスピーチを聞いて、
最高におもしろかったのが、苫米地氏は上智大学で言語学を学びながらサイマル・インターナショナルで同時通訳も行っていましたが、
「サイマル・インターナショナルって、当時同時通訳では最高峰で、通訳をする人も世界のトップの科学者なわけ。なのに誰と会っても俺の方が賢いじゃん、なんで俺がこいつの通訳やっているのと思った。」(笑)
世の中に英語の学習法に書かれた本は非常に多いですが、著者のキャリアで「同時通訳者」、「脳科学者」の二つを持った人は苫米地氏だけでしょう。その意味でも氏の説く英語勉強法には注目しています。
私は、インタビューアーとして本質を的確に突く水道橋博士をとても評価しています。苫米地氏に対しても、著書「洗脳支配」などで、「資本主義、明日からやめなさい」と資本主義を完全否定しているにも関らず、おっぱいが大きくなる「奇跡の着うた」で自分が小銭を稼いでいるじゃないですか!言っていることとやっていることが完全に矛盾している、と鋭い突っ込みを入れています。(笑)
みなさんも苫米地氏の言うことをそのまま鵜呑みにしないで、いろいろな情報を集めてご自分で判断することをお薦めします。
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「自伝 ドクター苫米地「脳の履歴書」 を読む その2」はこちらです。
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苫米地先生のその他の本に関しても書いていますのでご覧ください。
苫米地氏の著書(多すぎて全部紹介できません)
さて、この本ですが、苫米地氏の自伝で氏の他の本に比べると字数が多くて読みにくいかもしれません。
自伝の内容は、苫米地氏の子供の頃から書かれていますが、私がイメージしていたことよりは若干地味な印象です。苫米地氏だからもっとすごい生い立ちだったと思っていました。(笑)
その中で「NO.1以外は意味がない」という趣旨のことが書かれており、なるほど苫米地氏のポリシーはこれか、と思いました。でも、これは幸福の科学の大川隆法氏が父親から言われていたことと同じだな~とも思いました。ちなみに私は、今は手に取ることもしませんが、幸福の科学以前の初期の霊言集(父親の善川三朗氏が出ていた頃)は良く読んでいました。(^^)
その他は、みなさんで読んで頂きたいと思いますが、苫米地氏に関して面白そうなネタをいくつか紹介します。
苫米地氏は、水道橋博士、宮崎哲弥氏の「博士も知らないニッポンのウラ」のゲストとして3度出演されていますが、水道橋博士がまとめた「苫米地語録」を紹介します。
(相手が水道橋博士、宮崎哲弥氏なので、友達感覚の発言になっています(笑))
① 三菱地所に入社し、その時の社長のスピーチを聞いて、
俺、明日から代わりができると思った。②当時一名しかもらえないフルブライト奨学金を得て、
俺、一番しかなったことないからさ。③イエール大学からカーネギーメロン大学に移ることに関して、
俺、一番の所しか行かないからさ。④苫米地さんの研究はノーベル賞レベルなんですかの問いに対して、
まあ、彼ら(審査員)が理解できればね。⑤ハーバード大医学部助教授のオファーが来て、
カッコいいよね、20代で医学部助教授だぜ!⑥雑誌で、「あなたの財布の中身は?」の問いに対して、
俺の財布はちょうど200兆円の特別会計。⑦おっぱいが大きくなる着うたに関して、
国民栄誉賞ものだね、俺のおっぱいが大きくなる着うたは!
最高におもしろかったのが、苫米地氏は上智大学で言語学を学びながらサイマル・インターナショナルで同時通訳も行っていましたが、
「サイマル・インターナショナルって、当時同時通訳では最高峰で、通訳をする人も世界のトップの科学者なわけ。なのに誰と会っても俺の方が賢いじゃん、なんで俺がこいつの通訳やっているのと思った。」(笑)
世の中に英語の学習法に書かれた本は非常に多いですが、著者のキャリアで「同時通訳者」、「脳科学者」の二つを持った人は苫米地氏だけでしょう。その意味でも氏の説く英語勉強法には注目しています。
私は、インタビューアーとして本質を的確に突く水道橋博士をとても評価しています。苫米地氏に対しても、著書「洗脳支配」などで、「資本主義、明日からやめなさい」と資本主義を完全否定しているにも関らず、おっぱいが大きくなる「奇跡の着うた」で自分が小銭を稼いでいるじゃないですか!言っていることとやっていることが完全に矛盾している、と鋭い突っ込みを入れています。(笑)
『奇跡の着うた』:この着うたを聞くと...
(1)彼女ができる、(2)彼氏ができる、(3)やせる、(4)肌がきれいになる、(5)巨乳になる、(6)集中力がアップする、(7)物覚えがよくなる、(8)自分に自信が持てるようになる
水道橋博士: どうみても霊感商法としか思えない!
みなさんも苫米地氏の言うことをそのまま鵜呑みにしないで、いろいろな情報を集めてご自分で判断することをお薦めします。
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「自伝 ドクター苫米地「脳の履歴書」 を読む その2」はこちらです。
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2009-09-10
このブログの目次です。
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2010-04-17-1
苫米地先生のその他の本に関しても書いていますのでご覧ください。
苫米地氏の著書(多すぎて全部紹介できません)
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