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「と学会」の本としてどうなの? トンデモ ニセ天皇の世界 と学会 原田実著 [歴史の真実・陰謀論]


トンデモニセ天皇の世界



久しぶりの「と学会」の本です。(^^)
内容は、古代から現代までの天皇に関する事件や伝説を取り上げて、「と学会」的に解釈するという内容で、非常に読みやすく、「へ~ぇ!」と思う内容が満載です。

ところが、第二章がいけません。第二章の最初に落合先生の書かれた本についての記載があります。

伝説
孝明天皇は暗殺されず、明治天皇と協力して公武合体・大政奉還を根回しした?
真相
根拠となる吉薗周造の手記の実在が疑わしいので、落合氏の説はホラ話の域を出ない?

南北朝こそ日本の機密 現皇室は南朝の末裔だ (落合秘史)明治維新の極秘計画 「堀川政略」と「ウラ天皇」 (落合秘史)いろいろなジャンルの事柄に関して、緻密でこれでもか、というほど瑣末な事柄に鋭い突っ込みを入れてくる「と学会」の本として、重要人物である吉薗周蔵を吉薗「周造」と間違えている時点で「こりゃダメだ!」と判断せざるを得ません。何度でも書きますが、これは「と学会」の本としては致命的なミスです。私はこの章を何度も読み直しましたが、この「周造」が出てくる度に反論する気力も萎えてきます。(笑)
「吉薗コレクション」所蔵者は中島氏を名誉棄損で東京地裁に告訴したが、その法廷で明らかになったのは、「吉薗コレクション」の顔料が他の佐伯作品と明瞭に異なること、佐伯の時代には流通していなかったはずの顔料が使われていることなど贋作説を裏付ける事実ばかりだった。結局、2002年7月30日、東京地裁では提出された「吉薗コレクション」の作品を贋作と認め、名誉棄損の訴えを退けた。
普通の人は、裁判で出された判断は正しいと思っている人が多いと思います。恥かしながら、以前は私もそう思っていました。しかし、仕事で裁判にかかわるようになってからは、その考えが180度変わりました。裁判に関しては、このブログでも何回か書きましたのでそちらをご覧ください。(http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/archive/c2300717393-1
と学会なんですから裁判に関しても一般人と同じ目線ではなく、もう一歩踏み込んで欲しいものです。

まず、そもそも論として、裁判で美術品の真贋が分かるのでしょうか? もし本当に真贋が分かるのであれば、真贋論争はすべて裁判で判断すべきだと思いますが、誰もそんなこと考えないと思います。なぜなら裁判官は法律に即して判断することしかできないからです。

今回の「吉薗コレクション」の裁判において、佐伯作品であるか否かの判断をするのに、真作派、贋作派の両巨頭である落合先生と朝日晃氏がそれぞれ証人に出て、議論を戦わせたのであればまだしも、利害関係のあるものは証人から外されたとのことで、実際に美術界から出された証人は、青木某という佐伯祐三関係では聞いたこともない人物でした。少なくとも、美術品の判断をする人物は、その人が「真作です」、「贋作です」と判断した時に業界でその判断が通る人でなければならないはずです。今回証人として出された青木某の鑑定書で、何億円という佐伯絵画の売買が成り立つのでしょうか?

また、贋作の証拠として出されている顔料に関しても、贋作側からの資料が出されただけで、その結果だけが一人歩きしていますが、内容は公開されていません。顔料の分析は、最新鋭の機器を使って分析すれば、「科学分析」と言えるわけではありません。そのデータが公開されて追実験で客観的に確認されることが必要だと思います。ですので、今回のデータに関して、私個人としては、大いに疑問を持っています。(悪意は無くともミスが生じる可能性は常にあります)
このような核心の内容には突っ込まず、「裁判で贋作と判断されて敗訴した」という結果だけしか見ていない記述には、疑問を感じます。

また、この項の後ろに参考文献が掲載されているのですが、それを見ただけで頭の中に「?」が浮かんできます。佐伯祐三に関する本で朝日晃氏の本が出てこないのはビックリですが、匠秀夫編・著 『未完 佐伯祐三の「巴里日記」 吉薗周蔵宛書簡』が無いのは致命的ですね。
匠氏の本には、佐伯祐三に関する朝日晃氏のパッションによって描かれている佐伯像に関する疑問点が書かれています。
「佐伯はブラマンクの「このアカデミック!」という怒りが理解できたのか?」
「佐伯は資金援助が不要だったのか?」
周造の手記なるものによると、周造は大陸での工作のために麻薬売買に関わり、巨額の資金を得ていた。そしてその資金の一部で佐伯のパリでの生活を支えていたというのである(実際には佐伯の実家は裕福で、その実家には佐伯から生活費を送るように頼まれた書簡が残っており、吉薗なる人物に資金援助を求める理由はなかった)
この「佐伯の実家は裕福で」とさらりと書いている点も「と学会」的にどうなのよ? と感じます。佐伯と同時期にパリで放蕩を尽くした薩摩次郎八も大富豪として有名でしたが、結局、日本に帰って来た時は、資金が尽きていました。いくら裕福な実家であったとしても、裕福な家庭は金銭の出入りが激しいと言われています。その点を何も突っ込まずに、通説をそのまま受け入れる姿勢には疑問を持ちます。

たとえば、第二次渡仏の時は、佐伯は自分の絵を売って当時の金で6,000円調達したことになっていますが、はたしてこれで足りたのでしょうか?
「当時の官費留学生の支給額は一カ月三百八十円、一般的には三百円あれば生活できるといわれた時代である。」(佐伯祐三のパリ 朝日晃)
ただし、これはあくまでも一人でつつましく暮らした場合であり、佐伯のように妻、子の三人家族での渡仏は倍以上の出費があったと思われますし、評伝によると毎日のように金のない留学生達が米子の日本食を目当てに食事に来ていたそうですから、さらに出費が重なったことは想像できます。少なめに見積もっても妻と子の分を入れて(300円×2.5人=750円/月)はかかることになります。これでは、渡航費を入れなくても、8カ月分しかもたない計算になります。

しかも、佐伯にはとんでもない浪費癖があります。
① 実家からの仕送りが120円の美校時代、三越で開かれていた物産展で130円の花瓶を衝動買いする。(山田新一著 「素顔の佐伯祐三」)
② 第二次渡仏時、実家から送金された250円全額で皮の手作りの人形を買う。(佐伯千代子 アサヒグラフ別冊)
これを読むと、佐伯は欲しいものがあると手元にある金を全部使ってでも買ってしまう性癖があったようです。このように計画性がなく浪費家であれば、いくらお金を送っても足りなかったであろうことは容易に想像できます。
また、上記、②から佐伯の実家から送金があったことは分かりますが、特に急な督促のような書き方ではないので、250円/月の送金であったと思われます。当然、この額では一人分にも足りません。
佐伯は第二次渡仏の時に1年で客死しますが、この250円/月の送金1年分(3,000円)と調達した6,000円を足すと、奇しくも生活費分の9,000円となります。(750円/月×12カ月)
そして、これはあくまでも渡航費や佐伯の衝動的な浪費分(これが大きい)、晩年の治療費や入院費(保険がないので、これも高そう)などは含まれていません。
このことだけでも、「実家からの仕送りで資金は足りていた」と言う通説には、大いに疑問を感じます。パリで絵を売っていたのでは? との意見もあるでしょうが、当時のパリには、日本人を含めて世界各国から、たくさんの芸術家が住んでいました。その中で、日本から来た無名の画家の絵が、定期的に売れたでしょうか? 可能性はかなり低いと思います。 (何点か売れたかも知れないことは否定しませんが、生活の糧にするにはあまりにも不安定です)

まあ、いろいろと試算してみましたが、そもそも佐伯の家が裕福であったのであれば何故、二回目の渡仏前に自分の絵を売って渡航資金を稼ぐ必要があったのでしょうか? また何故、船ではなく安いシベリア鉄道を使ったのでしょうか?
普通に考えれば、家のお金が足りなかったので仕方なくというのが理由だとしか思えません。この辺りの突っ込みが無いのも気になりますね。

「と学会」の本であれば、通説からさらに一歩踏み込んだ鋭い突っ込みが欲しい所です。
2章の記載を見ると、他の部分に関してもどこまで信用してよいのか疑問が持たざるを得ないのが残念です。

【落合先生の本に関してはこちらもどうぞ】
・「欧州王家となった南朝皇統」 落合莞爾著 を読む
・「明治天皇“すり替え”説の真相: 近代史最大の謎にして、最大の禁忌」 落合莞爾、斎藤充功著を読む
・孝明天皇、大室天皇の真実! 明治維新の極秘計画 ――落合秘史Ⅰ 落合莞爾著 を読む
・ユダヤとは何か? 落合先生の最新刊、 金融ワンワールド 落合莞爾著を読む
・甘粕正彦もユダヤ? 上原勇作の特務、吉薗周蔵の手記にみるユダヤ 落合莞爾著
・乾隆帝の秘宝と『奉天古陶磁図経』の研究 落合莞爾著 を読む
・マスコミの報道は疑ってかかれ! 「ドキュメント真贋」 落合莞爾著 を読む

未完 佐伯祐三の「巴里日記」 吉薗周蔵宛書簡 匠秀夫編・著 はこちら。
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2011-10-09-1

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人殺し医療 ―― マフィアが支配する現代メディカル・システム ベンジャミン・フルフォード [歴史の真実・陰謀論]


人殺し医療 マフィアが支配する現代メディカル・システム


最近は、ロスチャイルドやロックフェラーなどのいわゆる「陰謀論」関係の本が多かったフルフォード氏ですが、今回の本は医療に関する実情を書いた本です。
「陰謀論」的には、医療はウィルスを撒き散らせてワクチンを売って儲けるマッチポンプ業界だという内容なのかと思いましたが、ちょっと違いました。医療行為そのものが人々を死に追いやっているという書き出しです。
全米第1位の死因は何か?
そう問われたら、たいていの人は、すぐさま「がん」を挙げるだろう。あとは心臓疾患、脳梗塞のいずれか。アメリカに限らず先進国では、疫病死や自然死が減って、がん、心臓疾患、脳梗塞が三大死因となる。それが一般的な「常識」であろう。そうして、私たちは騙されてきた。
なぜなら全米1位の死因は「医原病」だからである。

2004年米国のデータによる年間の死者数は、以下の通りです。
①医原病:783,936人
②心臓疾患:699,697人
③がん:553,251人
その「医原病」というのは、医療行為が原因で生じる疾患だそうです。つまり、医療行為による死亡が一番多いという恐ろしい事実なんです。もっと詳しく書くと、
医療過誤:院内感染、投薬ミス
医療ミス:診断や処置の間違い
医療事故:医療関係者の技術的な落ち度からくる医療事故
その他:薬害、医薬品の副作用、医療器具の不具合

フルフォード氏は米国の医療が「金を毟り取る医療」へと変質させたのが、1970年以降の米国の医療訴訟が原因だと指摘します。ご存じのように米国は訴訟社会で、何でもないことでもすぐに訴訟を起こし、負けると莫大な金額の支払いが生じます。また、例え裁判に勝ったとしても、日本の訴訟に比べて裁判費用が異常に高く、数億円以上かかると言われています。その費用のほとんどは弁護士費用で、ある韓国の弁護士の方は「米国訴訟は原告も被告も被害者、儲かるのは弁護士だけ」と語っておられました。この米国の訴訟社会に対応するために、
ともあれ、いち早く処置が必要な時でも、裁判対策で無駄な検査をしつこく繰り返し、時間をかけて何度も何度も治療方針を患者と家族に伝え、水も漏らさぬ何十枚の書類で細かく同意を取る。(中略)
当の患者は、どんどん病状を悪化させていく。病状が悪化すれば完治の見込みも下がるわけで、治りが悪くなれば、さらに過剰医療を続ける。ちゃっちゃと処理していれば、すぐに完治する病気を、わざわざ悪化させた挙句、本来、必要のなかった医療品が大量消費されるのだ。
クスリは基本的に毒の一種である。たとえ安全性が高い薬でも使い過ぎれば酷い副作用が出る。何より、無意味に病状を悪化させているのだから体力だって落ちている。副作用だけでなく肺炎などの合併症のリスクも跳ね上がり、治療期間だって無意味に長引く。そうすれば再び防衛医療と過剰医療が延々と続く。

米国は契約社会なので、米国の会社と契約された方はご存じだと思いますが、何ページにも及ぶ契約書を取り交わす必要があります。ここで、自分が不利になるような文言が一つでも書いてあると、訴訟の勝敗に関わりますので、お互いに文言の一つ一つを吟味して契約を結ぶことになります。一般の方には、例えばソフトウエアをダウンロードした時に最初に出てくる契約書の内容(ほとんどの人は読まないでクリックすると思いますが)をイメージすると分かりやすいかと思います。医療の場合も同様に裁判になった時に自分が不利にならないような駆け引きを患者と行いながら治療をしているようです。

フルフォード氏は日本も同様であると書いています。日本の医療の薬漬けは有名ですが、
本当ならペニシリン1日1錠3日分でいいところに「念のため」と1週間分を出す。薬を飲み過ぎると胃が荒れるからと胃薬、さらに便秘になるかもと便秘薬、あとはメーカーの赤字分を補うために不必要なビタミン剤などもガンガン出してやる。

ということは良く聞く話ですね。日本の場合、薬を売れば売るほど医者が儲かるシステムになっているそうなので、必要以上の薬が出されるそうです。「一度に3種類以上の薬を出す医者は信用するな」と主張する人もいます。
そして、いよいよ予防接種です。天然痘やポリオなどのワクチンで多くの人が助かった例も多いと思いますが、フルフォード氏が指摘するような一面は否定できません。
開業医にとって予防接種は、さほど旨味のある商売ではなかった。保険で義務化されている通常の予防接種は1回やれば終わってしまう。一度ワクチンを打てば、抗体ができるからだ。(中略)
逆に言えば、医者にとって最高の予防接種とは、毎年、確実にできる、学校などで集団相手に義務化できる、任意で保険対象外、そして、ここが重要なのだが、ワクチンの効果がなく、病気に感染してきちんと病院に来ること、この4点が揃うことなのだ。
もうお分かりだろう。それがインフルエンザの予防接種なのである。
インフルエンザは毎年、変異するので、毎年、新規にワクチンが製造される。しかもワクチンは、基本的には効果はない。

インフルエンザと言えば、豚インフルエンザが流行した(と言われた)時、その特効薬として「タミフル」が大量に売れました。その「タミフル」の製薬会社のかつての会長で、その当時もその会社の株を持っていたのが、前・米国防長官ドナルド・ラムズフェルドだということで米国では大きな問題になりました。たとえ、単なる偶然であったとしても(その可能性は低いと思いますが)国の中で大きな力を持っている人が、自分が株を保有している一企業の利益になるのでは、と疑念を抱かせるような立場にいるべきではないと思います。
現在、中国で鳥インフルエンザの流行が報道されていますが、これもどうなのでしょうか? 日本もそうですが、中国の場合も政権が変わると大地震が起きたり、インフルエンザが流行したりと偶然は重なるものですね。(笑)

そして、「健康診断」です。このブログでも「健康診断は受けるな」と主張するお医者さんの本を何冊か紹介しています。それらは、健康診断を受けても死亡率は変わらないというものでしたが、フルフォード氏は医療被曝によってガンが増えるという主張です。
この「健康診断」によって、日本人の健康は脅かされることになる。
―― 医療被曝、である。
医療被ばく量、世界最多」(『毎日新聞』東京朝刊 2011年11月20日)
そんな新聞の見出しが出るくらい、日本人は医療被曝を受けている。その最大の原因がエックス線によるレントゲン撮影であろう。そのレントゲンを受ける機会となっているのが義務化された会社や自治体の定期健康診断なのだ。国民1人当たりの平均医療被曝量は年4ミリシーベルトにのぼる。

福島原発事故の時に東北や関東の人たちは、放射線量の数値にかなり神経質になったと思います。千葉や東京の一部の地域でのホットスポットが話題になりました。現在は、東京や埼玉の放射性量は、0.05μS/h くらいだと思いますが、例えばそれが10倍の0.5μS/hになったとすると、これを1年間の被曝量で計算すると、0.5μ×24時間×365日=4.38mS(ミリシーベルト)となります。フルフォード氏が指摘する平均医療被曝量はだいたいこの程度の数値と同じということです。この0.5μS/hという値は、柏や三郷のホットスポットで話題になった数値よりも大きな値です。
その現実を私たちは知らされていないというのは、恐ろしいことです。実際にこの本で出されているデータでは、健康診断が実施された1970年代以降、肺がん、肝臓がん、すい臓がんが急増しているとのことです。
肺がんと言えば、極真会館の大山倍達館長の死因が肺がんだと知って、当時はかなり違和感がありました。館長は、若い頃からタバコを吸っていないし、毎年人間ドックに行くなど、かなり健康に留意されていたと聞いていたからです。しかし、館長の評伝で、戦後まもなく渡米した時に、肺のレントゲン写真を撮影したが、胸板が厚くて普通のレントゲンでは撮影できずにかなり強力なレントゲンを使って健康であることが証明された、という内容のことが書かれていました。この本では、当時の館長の胸板の厚さを強調するエピソードとして書かれていましたが、今考えるとその時の医療被曝が原因で肺がんになったのでは? と個人的には思っています。(私の単なる思い込みですが…。)

さて、最後にフルフォード氏のお得意のロックフェラー関係の話を書きます。
麻薬のお話です。氏の書いてあることを要約すると、ロックフェラーは石油科学産業による「医薬品」の独占を図った。例えば、アヘンからヘロインを作り、利益を得たということです。
①アヘンはケシの樹脂を固めたもので、人類史の始まりとともにあった。
②アヘンから薬効成分を「モルヒネ」の分離できたことで、化学薬品となった。アヘンはいくら吸ってもさほど危険はなく、強めの酒と同じ程度。水溶性なので脳には直接入らない。ただし、アヘンの鎮静作用は空腹の苦痛まで取り除くので吸い過ぎると食事をしなくなり痩せこけてしまう。
③ヘロインはモルヒネに無水酢酸を入れて加熱して生成したもので、脂溶性物質となり脳に直接作用するため、快楽と禁断症状がすさまじく、「ドラッグの王様」と呼ばれ、麻薬中毒となる。
そしてアヘンの時と同じように、非常に多くの病気に対して薬効を持つ大麻(米国では抗がん剤としても使用されている)を禁止することで、石油関連製品や医薬品業界を守ったということです。
大麻禁止が不当であることは、武田先生の本で紹介しましたので、興味ある方はご覧ください。
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2012-12-12

医療業界に興味がある方にはお勧めの一冊です。

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日本に仕掛けられた最後のバブル図解「闇の支配者」頂上決戦図解 世界を牛耳る巨大企業図解 世界「闇の支配者」陰謀・秘密結社対談 飛鳥昭雄×ベンジャミン・フルフォード (ムー・スーパーミステリー・ブックス)世界リセット計画 人類を支配する権力マフィア「陰謀録」世界の独裁企業 恐るべき闇の真実 (三才ムック vol.614)ベンジャミン・フルフォードのリアル経済学

陰謀論とは何か 権力者共同謀議のすべて 副島隆彦著 を読む [歴史の真実・陰謀論]

陰謀論とは何か (幻冬舎新書)


この本は、いわゆる「陰謀論」に関して日本での提唱者と言われている副島隆彦氏がその解説を行っているものです。私は「陰謀論」には肯定的なので、興味深く読みました。

この本の「はじめに」からこの本の企画の意図に関して引用します。
ソエジマは陰謀論者なのか?
編集部 ― ネット百科事典のウィキペディアの「陰謀論」の各項目に、「主唱者」として先生のお名前が散見されます。ですからそろそろ、「陰謀論者」と呼ばれることに対して、先生ご自身がどう思われているのか、そして「陰謀論」とは一体何なのか。「陰謀論者」に入れられている先生に、ズバリとおうかがいすべく、この企画を立てました。
副島 ふーん。ああ、そうですか。なかなかいい企画ですね。なるほど、私はいわゆる陰謀論者、というふうに日本の読書人の一部から見られているわけですね。

ただし、副島氏は言葉の使い方としてコンスピラシーは、「陰謀論」ではなくて、権力者の「共同謀議」というべきだと主張します。
まず、金融ユダヤ人という言葉でいいと思うのですが、世界の金融・経済の一番大きなお金、資金を握っている人々が、おそらく今の世界を公職の人事面から操っている人々だと私は思います。このことを私は否定しません。むしろ肯定します。

その意味で、「陰謀論者」と「権力者の共同謀議は有る論者」も違うという主張を行っています。
副島 自慢ではないですが、私の努力で「アポロ陰謀論」は「月面着陸(は有ったか無かったか)論」となりつつあります。私はベンジャミン・フルフォードさんが使っている「闇の支配者」という言葉も嫌いです。本当にその「闇の支配者」なる者たちがいるなら、それらの人々の名前を具体的に挙げるべきです。そして彼らの組織団体名のことをはっきりとかくべきだ。それができないのだったら、不明瞭で不確かな情報は社会に対して害毒をまき散らすだけである。私ははっきりと彼を批判します。

これに関しては、よく意味が分かりません。フルフォード氏は確かに「闇の支配者」という言葉を使っていますが、それらの人たちの名前を具体的に上げていると思います。もちろん、副島氏の主張するようなロスチャイルドやロックフェラーの名前も出ています。
また、日本でユダヤ陰謀論と言えば、宇野正美氏と太田龍氏(この本では、太田竜と記述しています)が有名ですが、この二人に関してもその主張は間違っていると批判しています。

そして、現在「陰謀論」と言われているものに関して副島氏の考えを以下に示します。
1.ユダヤ陰謀論:ユダヤ系の特権的な世界規模でのコンスピラシー「権力者共同謀議」は当然ある。
2.新世界秩序陰謀論:新世界秩序という言葉はアメリカの陰謀論者が使っており、私も認める。その頂点に立つのはデイビッド・ロックフェラーである。「300人委員会」は否定するが、イルミナティー=フリーメンソンは肯定する。
3.財閥陰謀論、王室陰謀論:ロスチャイルド、ロックフェラーがなどの巨大財閥が世界の政治や経済、金融を操ってきたのは肯定する。しかし、「諸悪の根源はイギリス王室(女王陛下)だ」というのは、ロックフェラーの巨悪を撹乱するための策略だと判断する。
4.アポロ計画陰謀論:副島氏は人類の月着陸などなかったと徹底的に批判している。
5.地震兵器説:認めない。現在の技術力では無理。
6.中央銀行陰謀説:肯定する。FRBはアメリカ国民の反対を押し切って作られたものである。
7.ノーベル賞陰謀説:認めない。
8.冷戦やらせ説:ソ連とアメリカの核保有の均衡によって生じていた「冷戦」はやらせであったという説を支持する。
9.日露戦争陰謀輪:これは陰謀説でも何でもない事実である。日露戦争の資金を出したのは、ロスチャイルドであり、日本海海戦でバルチック艦隊を破った時もイギリス海軍の大佐たちが観戦将校として、東郷平八郎らを指揮していたのは事実。
10.ホロコースト捏造陰謀説:肯定する。ポーランドの強制収容所でユダヤ人が15万人死んだが、ほとんどが腸チフスが原因。300万人とか600万人というユダヤ人が収容所で死ん事実はない。毒ガスの使用もない。
11.真珠湾攻撃についての陰謀説:肯定する。中国でドロ沼の闘いを続けている日本に対して、アメリカが重光外相や米内光政海軍大臣、井上成美次官などを操ってやらせたもの。
12.イラク戦争陰謀説:肯定する。9.11を自作自演して実行した国家犯罪である。アフガニスタン爆撃、イラク戦争などアメリカは戦争をしないと経済がもたない。
13.ジョン・F・ケネディ暗殺についての陰謀説:肯定する。ロックフェラーとCIAが組んだ事件。
14.ダイアナ元英国皇太子妃暗殺疑惑:肯定する。ダイアナ妃は再婚しようとしていたエジプト人富豪の息子の子を身ごもっていた。イギリスの植民地であったエジプトにイギリス王家の血筋が分かれて存在することを認めない人たちがいた。
15.エイズウィルス陰謀説:肯定する。エイズウィルスはアメリカの陸軍基地の細菌研究所で製造された。
16.新型肺炎SARS、鳥インフルエンザ陰謀説:肯定する。狂牛病も同様。

そして、最後に副島氏が2005年に出版し、「日本トンデモ本大賞」を受賞した「人類の月面着陸は無かったろう論」で書いているように、アポロ計画での月面着陸に関しては徹底的に否定しています。
人間を乗せたロケットは実際には月には到達しておらず、当時の映像はMGM社のネバダ州の米空軍施設で撮影されたものであるとの主張です。私も当時の映像、写真に関しては、疑問が多いのは事実だと思います。放射線量の高い月面で、放射線対策をしていない通常のカメラで影響を受けないとは考えられません。また、アポロ計画での月面着陸は、実際に行ったのかも知れませんがNASAの発表をそのまま信用している状況です。(大本営発表と一緒) 科学的に証明するには、第三者が追実験をして確かめる必要があると思いますが、それもNASAは否定するつもりのようです。次に示す記事は副島氏が本で引用している朝日新聞の記事です。
月面着陸地点は「立ち入り禁止」 NASAが指針
米航空宇宙局(NASA)が24日、月面で米アポロ計画の着陸地点などを「歴史的遺産」として立ち入り禁止にする指針を初めて公表した。「法的拘束力はない」としているが、月面探査の賞金コンテストを実施している米非営利団体「X賞財団」とは指針内容を尊重することで合意したという。
指針は、アポロ計画など過去の探査の活動拠点や残してきた機器類を「歴史的・科学的にかけがえのない遺産」と位置付け、保護を求めている。なかでも、人類が初めて月に降り立ったアポロ11号(1969年)と最後の17号(1972年)の着陸地点は価値が高いと判断。半径2キロ以内の上空を飛行禁止とし、着陸地点から半径75メートル(11号)と225メートル(17号)以内の立ち入りを禁じている。
さらにNASAと事前協議した場合を除き、月面に残してきた機器類との接触を禁じる。対象には月探査車などの大型機器から米国旗、衣類、飛行士の足跡までが含まれる。
(2012年5月25日朝日新聞)

Webで調べて見ましたが、この件は日本では朝日関係しか報道していないようです。これも不思議ですね。こんなに重要なことをなぜ他の報道機関が報道しないのでしょうか?
このNASAの発表は、アポロ計画の月面着陸に関して第三者の検証を拒否するものであり、(実際に行ったかどうか不明だが)「月のその地域は最初に着陸した米国のものだから立ち入り禁止」と言っているようなものです。帝国主義時代の早いもの勝ちという理論になりかねません。

副島氏がお好きな人にはお勧めの一冊です。

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平成維新の大前研一はユダヤか? 「ユダヤの手先」「国賊」大前研一を斬る 太田龍著 を読む [歴史の真実・陰謀論]

橋下徹氏の大阪維新の会の話題で賑やかですが、今から約20年前も同様に「平成維新の会」が政界や一般社会に大きな影響を与えていました。その「平成維新の会」を推進したのが、大前研一氏です。

大前氏は、1993年に「新・薩長連合結成宣言」を発表し、1995年の東京都知事選挙に立候補しますが青島幸男に敗れて落選します。そして、同年の参議院議員通常選挙に比例区から、大前氏を含めて10名出馬しましたが、全員落選しました。この選挙の時、ユダヤの手先説を始め、フリーメイソン、統一教会、勝共連合、半島出身説等、数々の誹謗中傷が流布されたと言われています

「ユダヤの手先」「国賊」大前研一を斬るこの本は、その「ユダヤの手先説」で大前氏の行動を批判している本で、1993年に出されました。太田龍氏は、知っている人は知っていますが、いわゆる「ユダヤ陰謀論」の大御所と言っても良い方です。ですので 、太田氏の名前を聞いただけで拒否反応を示す人が多いと思いますが、氏の指摘する内容は考えさせられる点も多いと私は思います。
私自身は、このブログで何度も書いているように大前氏のファンですが、氏が主張されている点の幾つかは、「本当に日本のためになるのか?」という疑問を持つものがあることも事実です。
大前氏は、橋下徹氏の大阪維新のブレインであることは周知の事実ですので、橋本氏の政策を見る上でも、今この本を紹介する意味はあると思います。

それでは太田氏の大前氏に関する主張を見てみましょう。
彼は、アメリカに本拠のある多国籍企業の人間であり、彼の忠誠心は、日本民族にではなくて、この多国籍企業(マッキンゼー)にあるようにしか、筆者には見えない。
消息筋によれば、最近、日本新党は、 「大前研一(平成維新の会)は米CIAの手先であり、CIAと直結したベクテル社の手先であることが判明した。日本新党は、大前研一と絶縁する」ことを決定した。全党員にこのことを通達してゆく、と言う。
ベクテルは、世界の原子力発電所建設の大半のシェアを持つ、れっきとした巨大建設会社であるにも拘わらず、その株式は公開されていない。従って、その経理内容は外部のものはうかがい知ることが出来ない。 1930年代に、ロックフェラー財閥の傘下に入って以来、ベクテルは、歴代アメリカの政権に有力閣僚を送り込み、CIAと緊密に結び付きながら、アメリカの世界戦略の展開を最前線で支えてきている、と伝えられる。
ベクテル社は、福島第一原発事故の時に陰謀疑惑の一つとして出てきた名前です。私も大前氏がベクテル社と関連あるとは知りませんでした。この本が出されてから、20年以上経ちますが福島原発事故で再びベクテル社が注目されるとは太田氏も思わなかったでしょう。

太田氏のユダヤに対する考えは、以下のようなものです。ユダヤは2,500年前から、選ばれた民である自分たちが、世界の他民族(ゴイム)を奴隷化することが当然とだと考えています。そして、そのことは旧約聖書にきちんと書かれていると言います。
ユダヤの世界征服計画は、大方の日本人が、なんの根拠もなしに決めつけているような、「狂的な反ユダヤ主義者の被害妄想」、などではない。
それは旧約聖書の中にしっかりと書き込まれている。しかし、「ユダヤの世界征服」は、ジンギスカンの騎馬軍団による大帝国の建設、のようなかたちでは行われない。むしろ、ユダヤを、全世界の異民族、他民族に寄生する、寄生人種として見る方が事実に近い。ひそかに、宿主に取り憑き、宿主から栄養分を奪って肥え太り、究極の段階では、主客転倒して、宿主に君臨し、宿主を奴隷(家畜)のように使役するに至る。
これがユダヤ流の世界征服のヴィジョンである。
自ら労せずして、舌先三寸の魔術や手品で、他民族、異民族の富を略奪し、ゴイム(=ブタ、ユダヤは異民族をそう呼ぶ)を家畜化するテクノロジーを、二千五百年もの間、営々として蓄積して来たのが、ユダヤである。

これまで、英国から米国を独立させ、共産主義を利用して中国の伝統を破壊し、ロマノフ王朝の富を奪ってきたユダヤにとって世界の主要国の中で、ユダヤ化が遅れている日本を何とか切り崩したいと思っているようです。

それでは、大前氏の主張とユダヤの思惑がどう結びつくのでしょうか?
<平成維新の主張>
・地方分権、道州制 ⇒ 国としての民族的統一を破壊し、弱体化して日本のユダヤ化を推進しやすくする。
・国際化ボーダレス時代 ⇒ 日本民族の伝統を破壊する。日本人の無国籍化、脱日本人化を図り、日本が一生懸命に蓄えた富をユダヤが吸い取る。
・天皇制の廃止 ⇒ 日本の「元首」は天皇ではない。ユダヤが任命する首相とする。
・日本の官僚機構の粉砕 ⇒ 日本のユダヤ化の大きな障壁が日本の官僚機構である。

この中で一番興味深いのが、大前氏を始めとしてマスコミなどがその堕落、腐敗ぶりを懸命に批判する日本の官僚機構に関してです。その悪名高き日本の官僚機構が、人間の体を守っている免疫機能のように日本国をユダヤなどの外敵から守っているというのです。
確かにこれまで多くの人が首相になっていますが、日本の社会はそれほど大きく変わっていません。それは、首相や政府の言うこと聞かない官僚機構が存在するからです。逆に言うと、どんなに無能な人(誰とは言いませんが...)が首相になっても日本は大きく崩れないということです。これはユダヤにとっては、許せないことでしょう。せっかく傀儡の首相を作っても、なかなか日本のユダヤ化が進まないからです。

大前氏が最近主張している、「日本が貯蓄して塩漬けになっている1,500兆円を世界市場に投入せよ」という主張は経済論理的には正しいのでしょうが、日本の富が海外に奪われる大きなリスクがあると思います。(これは、郵政の民営化に関しても同じことです) 大前氏の主張は鵜呑みにせずに氏が主張するように「自分の頭で考えて」判断する必要があると思います。

最後に、この本に関する大前氏のコメントを紹介します。
俺なんか、都知事選の時なんか、何時の間にか 北(朝鮮)出身、統一教会、ユダヤ、フリーメーソン、さてはオウム(真理教)一ヶ月で七変化したんだからな!俺!★
もう凄まじいぜ、自民党、与謝野某(与謝野馨のこと)ってのが東京都のなんかやってたけどさ、あることないこと“公安筋によると北(朝鮮)出身だと云われている”なんて云われて“いる”って書いてあるだけで“だ”って書いてないからね。だから、もうむちゃくちゃやるから、あいつら。今、竹中なんか、もうさ任命されてPT(金融再生プロジェクトチーム)が決った途端に、竹中と5人の奴等のスキャンダル探してる。木村剛とか、こりゃ全部探せって、これやってみると結構出てきたんだけどね。★
ユダヤの手先ってのが出てきた。大前研一はユダヤの手先。何故なら“あの喋り方は、絶対に本で普通に育ってきた奴じゃない”と、“ユダヤの特殊訓練を受けている人間だ”と、って喋り方からユダヤだって結論から出して、“ところでユダヤは―”って云って俺に関係の無いユダヤの話がずっーと出てくる。(大前の事は)入口に数ページだけちょっと出てくる。…あのマッキンゼーてのは社長がフレデリック・グラフッタとか云ってあれは、ユダヤ系だとか云ってきて…あいつはカトリックなんだけどね。そいで本一冊書いてバぁーっと撒いちゃうから、あの世界っていうのは、だからこういう事に堪えて…でも知事になってたらもっとやられてたろうな。だから、やっぱりやらなくてよかったって事も云えるんだけど。
http://blog.livedoor.jp/yamato26840/archives/10798416.html:大前研一塾長の言葉 ①日本の政治及び金融経済の実態 より)

ここで、大前氏はマッキンゼーの社長はユダヤ系ではなくてカトリックだと書いていますが、ここでいう「ユダヤ」は、単にユダヤ人やユダヤ教に限らないと、落合先生が指摘しています。(http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2012-05-29

大阪維新の会、日本維新の会などいろいろと騒がしいですが、ムードに流されずに主張していることを冷静に判断することが必要ですね。

興味ある方にはお勧めの一冊です。

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縄文日本文明一万五千年史序論2人だけが知っている世界の秘密地球の支配者は爬虫類人的異星人である麻薬とユダヤの陰謀史長州の天皇征伐まもなく日本が世界を救います ベン&龍10の緊急提言
ユダヤ・ロスチャイルド世界冷酷支配年表宇宙一危険な発狂中国 この巨大怪獣を肥育してきたのは誰だ!

フルフォードはCIAに拉致されたのか? 勃発! サイバーハルマゲドン ベンジャミン・フルフォード著 を読む [歴史の真実・陰謀論]


勃発!サイバーハルマゲドン
ひさしぶりのフルフォード氏の本です。
最初から衝撃的です。
「ベンジャミン・フルフォードがCIAに拉致されたらしい」
「いや、もう殺されたようだ」
年の瀬も迫った2011年12月13日、そんな情報がいっせいにネットを駆け巡った。この情報はツイッターによるリツイートを繰り返しながら、かなり広範囲に拡散した。本書を手にした読者なら、知っている人もいることだろう。
私はフルフォード氏のメールマガジンを購読していましたが、ビンラディン殺害の茶番劇(後述)に関する内容を書いた回以降、メールマガジンが中断してしまったため、何か圧力がかかったのではないかと心配していましたが、そのような噂があったとは知りませんでした。
結局この噂は、「いい気になっていると本当にそうなるぞ」という闇の支配者からの脅しだろうとフルフォード氏は解釈しています。

フルフォード氏は、この一年で起きた、ネットワークを使ったイスラム世界での革命に関して、疑問を持っています。
ネットワークによって生み出された戦争。そのシンボリックな事件が実は「アラブの春」なのである。 まずはアラブの春を生みだすきっかけとなった2010年12月の「ジャスミン革命」を見ていきたい。なぜならジャスミン革命は、翌2011年1月のムバラク大統領を追放したエジプト動乱、アメリカ特殊部隊によるウサマ・ビンラディン殺害、NATO(北大西洋条約機構)によるリビア進撃と「カダフィ大佐殺害」など、緊迫化した中東情勢を生みだした土台となっているからである。
そして、「ジャスミン革命」以降の動きに関して以下のように書きます。

・「アラブの春」という呼称は、人々に誤った認識を与える。
これは「アラブのネット動乱」というべきものである安定していたイスラム諸国で、スマートフォンとソーシャルメディアによって、手軽に、安価に、少数の人間が扇動するだけで、突如、市民動乱が勃発、国家体制を崩壊させたというべきである。
・アラブ民族の部族社会には西洋的な民主主義はそぐわないものである。
・遊牧民の国家は、強力なリーダー(権力者)による独裁と、独裁者から国民を守るイスラム指導者という「二極対立構造」で成り立っており、それのおかげで安定した国家となっている。
・そのため、アラブ諸国で民主化が進むと間違いなく社会は大混乱となる。独裁者によって大人しくしていた諸部族はいっせいに権力争いをはじめ、国は内乱状態となる。

そして、先に述べたビンラディンの殺害に関する裏情報に関してです。

2011年5月1日「アメリカ特殊部隊 ウサマ・ビンラディンを殺害」
・これは世紀の茶番劇である。
・何故ならビンラディンは、2001年12月に腎臓病で死亡したとパキスタンのオブザーバー紙がトップニュースで報じている。
・ビンラディンは透析器で治療しなければならないほど重度の糖尿病患者であるとアメリカが報じていた。
・そもそもビンラディンはCIAのエージェントである。ビンラディンが率いていたイスラム過激派テロ組織「アルカイーダ」は存在しない。

ビンラディンは丸腰で武装していなかった。特殊部隊のメンバーなら殺害せずとも無傷で確保できたはず、というか、できないはずはあるまい。今回同様の茶番劇によって「スケープゴート」にされたイラクのフセイン大統領は、隠れ家にいたところに乗り込んで逮捕し、DNA鑑定をして本人と特定したうえで、処刑にした。ビンラディンも裁判にかけて死刑にすればよかったのだ。 それをせず、突入直後、問答無用で眉間にダムダム弾をぶち込んだ。明らかに顔面を完全に破壊するのが目的ですよ。「水葬」にしたのは偽物なのでDNA鑑定できないからですよ、そう開き直っているとしか思えなくなるのだ。
私もこれはかなり不審に思いました。もし本当にビンラディンが生きていたのであればなぜ生け捕りにしなかったのでしょうか? なぜフセインのように映像で世界中に公開しなかったのでしょうか?
事件はビンラディン殺害の茶番劇から2カ月後、2011年8月6日に起こった。折しもロンドン暴動の日である。結果的に、この事件を扱ったニュースは小さくなった(果たして偶然だろうか?それ以上に広島に原爆を投下した日なのも意味深である)。
ヘリ墜落、米兵ら38人死亡アフガン、タリバン攻撃か
AP通信によると、アフガニスタンに展開する国際治安支援部隊(ISAF)のヘリコプターが6日、中部ワルダク州で墜落し、米軍特殊部隊員31日人とアフガン兵7人の計38人が死亡した。反政府武装勢力タリバンがヘリを撃ち落としたと主張しているという。(共同通信2011年8月7日)(中略)
「死亡した米兵のなかには、海軍エリート部隊「ネイビー・シールズ」のメンバー22人が含まれている。軍当局者によると、シールズはウサマ・ビンラディン容疑者の殺害作戦を実行した特殊部隊だった」(中略)
その後、アメリカ政府、アメリカ軍は「死亡したのは強襲したメンバーではない」と否定し続けた。否定するのは、誰もが「口封じに殺されたのでは」と疑っているからであり、政府としても疑われて当然と思っているからであろう。
この件は、政府が何を言おうとかなり疑問が多い事件です。
・シールズ「TEAM6」はアメリカ軍の特殊部隊のなかでも、対テロ部隊に特化した精鋭中の精鋭部隊で要人暗殺を専門としているはずである。その部隊がなぜアフガニスタンで救援任務についたのか理由が分からない。
・ヘリはタリバン側の携帯用小型ロケット(RPG)で撃ち落とされたが、「実際に戦闘でアメリカの高性能ヘリがRPGで撃墜される可能性はゼロ」と断言している。
まあ、いずれにしてもこの「ビンラディン殺害」を口実として世界各国でそれを名目としたテロが起きても全然不思議でない状況となったことは確かです。私は日本でも各地の原子力発電所で爆弾テロが起きるのでは? とかなり真剣に心配しました。

そして、ロシアのプーチン首相は「闇の支配者」と戦っていると書いています。プーチン首相はカダフィ大佐とは盟友関係にあったそうです。
「ロシア首相、カダフィ殺害に米国が関与と批判」CNN 2011年12月15日
ロシアのプーチン首相は15日、国営テレビに出演し、米軍機がリビアのカダフィ大佐殺害に関与したと非難した。番組内でプーチン首相は、マケイン米上院議員が「首相はカダフィ大佐と同じ運命をたどるだろう」と述べたとされる件について質問され、こう答えた。「これが民主主義だろうか。米軍機を含む無人爆撃機がカダフィ大佐の車列を攻撃し、その場にいるはずのない特殊部隊が、いわゆる反政府勢力や民兵を無線で呼び寄せた。そして捜査も裁判もなしにカダフィ大佐は殺された
・「リビア内戦」と「カダフィ大佐の死」は闇の支配者が仕組んだ陰謀である。
・カダフィは石油取引をドル建てではなく金取引にしようとしたので殺された。(フセインは石油の決済をドルからユーロに切り替えようとしてアメリカの逆鱗に触れた)
・リビア内戦は、NATO(英、仏、伊、加)+CIAによる軍事制圧である。闇の支配者によるイスラム諸国への軍事侵攻である。
・この内戦によって闇の支配者は、石油の資産価値100兆円、13兆円以上のリビアの在外総資産を資産凍結の名目で差し押さえ、復興資金の名目で横取りする手はずである。
そして、プーチン首相はロシア・トゥデイで「アラブの春」を演出したFacebookなどのソーシャルメディアやGoogle、Yahoo! などの情報検索サイトなどの現状に関して、ウキリークスのジュリアン・アサンジのインタビューを公開しました。
ジュリアン・アサンジのインタビュー(ロシア・トゥデイ)
FacebookやTwitterのようなソーシャルネットワーキングサイトが中東の革命でどんな役割を果たしたと思いますか?
Facebookは、人がかつて発明したなかで最もおぞましいスパイマシンだよ。人とその人間関係、名前、住所、所在、お互いのコミュニケーション、親類に関する世界で最も詳細なデータベースが全部、アメリカの手中にあって、全部アメリカの情報機関からアクセスできるんだからね
いいかい、Facebook、Google、Yahoo!こうしたアメリカのデカいIT企業って、アメリカの情報機関専用のインターフェイスを実装しているんだ。令状とって、情報にアクセスさせる犯罪捜査とかの話じゃなくて、アメリカの情報機関が好き放題、使えるよう、最初からインターフェイスを備えているんだ。(中略)
企業としても、いちいち記録、ログを提出していたのではコスト的に大変だろう。だから、誰かの個人情報にアクセスしたいというなら、こういうインターフェイスを実装しとくんで、勝手に見てよ、というだけ。だからさFacebookで、友だちをがんがん追加してさ、ウォールに自分のプロフィールやら写真やら故人情報を載せているのって、アメリカの情報機関のために、わざわざデータベースを作ってあげているっていうか、CIAのためにタダ働きしているんだってぐらいの認識はもっておくべきだね。

私はFacebookはほとんど使用していませんが、いかにもありそうな話ですね。
日本でもFacebookなどのソーシャルメディアはかなり普及していますので、アサンジ氏のコメントが本当だとすると恐ろしい話です。Googleに関しては苫米地先生の本にもCIAに関係しているような示唆があったように思います。
その他にも、「3.11の東日本大震災」に関していろいろと書かれており、興味深い本です。
「陰謀論」が嫌いな方にも一読をお勧めしたい本です。

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3・11人工地震テロ&金融サイバー戦争 二人だけが知っている超アンダーグランドのしくみ だまし討ちに気づかない日本人へ!これ以上毟られるのがいやならこれだけは知っておけ! (超☆はらはら)図解 世界「闇の支配者」勃発!第3次世界大戦 World War Ver.3.0世界経済中枢の「巨大詐欺システム」を全部ばらす! われら二人 超アンダーグランドとかく戦えり(超☆はらはら)世界と日本の絶対支配者ルシフェリアン (講談社プラスアルファ文庫)

日中・太平洋戦争の真実 【思想劇画】 仕組まれた昭和史 副島隆彦著 を読む [歴史の真実・陰謀論]


仕組まれた昭和史―日中・太平洋戦争の真実 思想劇画
おなじみの副島氏の【思想劇画】シリーズです。
前回紹介した「幕末編」では、団塊世代に大きな影響を与えた司馬遼太郎氏の作品によって作られた「司馬史観」を徹底的に攻撃していましたが、この本では、明治以降の日清、日露、日中戦争、そして日米が戦った太平洋戦争に関して書かれています。

この本の概要を「はじめに」から見てみましょう。
日本は、1945年の8月の敗戦以降は、アメリカの属国(家来、子分の国)である。決して対等な関係ではない。
「日米同盟」 The US - Japan Aliance というのは「帝国 - 属国関係」のことである。この大きな事実こそは日本国民が知るべき最重要の知識であるとして、私はこの20年間ずっと主張し続けてきた。正確な自己理解から諸対策は生まれる。(中略)
山東出兵、金解禁、満州事変、日中戦争、そして無謀な太平洋戦争へ。これらの歴史事実を、従来の理解とは違う別のもっと大きな視点から、「真実の暴きの言論」の力によって、大胆に叙述していく。
背景には、20世紀すべてを通して、没落していったイギリス帝国(ロスチャイルド財閥)と、それを駆逐し瓦解させ、興隆していったアメリカ帝国(ロックフェラー新興石油財閥)の大きな世界覇権の移行、交替の事実がある
前作で、明治維新は英ロスチャイルドの資金によって成し遂げられたものであるということが主張されていました。これを副島氏は、「開国以来、日本は英ロスチャイルド家のものであった」と表現しています。
副島氏は、その例として、ロンドンのロスチャイルド家に二代目当主ライオネルが、伊藤博文、井上馨らいわゆる”長州ファイブ”をロンドンに呼んで育てた、そして、その息子のナサニエル・ロスチャイルドが松方正義、高橋是清らを育てたと言います。
そして、日本が世界にデビューしたと言える「日露戦争」では、日銀の副総裁である高橋是清がロスチャイルド家の大番頭格であるヤーコブ・シフから2億ドルの融資を受けています。さらに資金面だけでなく、軍事面でも日本は、英国の支援を受けていたと主張します。
ロシアのバルチック艦隊を破った日本海海戦においても、実質的に指揮をとったのは、イギリスの観戦武官だったというのです。
東郷平八郎や秋山真之の横にいて、後進国であった日本にイギリスの最新の戦闘技術を教え込んだ。そして巡洋艦を何隻も安価で買い与えた。
海戦を勝利に導いたT字戦法も秋山真之の独創ではなく、イギリス海軍、いや海賊の伝統的な戦術なのだ
それまで日本を支配していたロスチャイルド家ですが、1927年の田中義一内閣発足を機に日本を中国と戦争をさせてロスチャイルド家の支配から極東地域を奪い取ろうとするアメリカのロックフェラー家との抗争が始まります。日本においては、ロックフェラー ⇒ 三菱(岩崎弥太郎)、ロスチャイルド ⇒ 三井 (渋沢栄一)とのつながりが強いとのことです。
満州事変を発案、指示した戦略の天才と言われた石原莞爾は、「満蒙は日本の生命線であるが、日中戦争は命取りである」と主張していました。そして、その満州国建国をロスチャイルド家が支援を行い、亡命ユダヤ人のために今のイスラエルのような国を作る「フグ・プラン」という計画がありました。

さて、この本のもう一つの大きな指摘事項は、私たちの頭の中に刷り込まれている、日中戦争から太平洋戦争に関して「陸軍が悪」、「海軍は善」という考えに関してです。
日本と中国のロスチャイルド権益を戦争で破壊し、極東をイギリスから奪い取るのがロックフェラー家の計画だった
この手先となったのが、帝国海軍なのだ!
「提督三部作」は捏造である! 山本五十六米内光政井上成美
平和主義者と伝えられている「海軍三羽烏」こそ、日本を戦争に引きずり込んだ張本人たちだ。
第一次上海事変で中国本土にまで、戦線を拡大させた張本人は米内光政である。
日本海軍は、1937年8月15日に航空機による無差別爆撃を行い、戦争拡大の既成事実を作りました。南京や武漢、重慶まで爆撃を行い、非戦闘員を含む無差別爆撃で世界中から非難を浴びました
そして、中国との和平の目を摘み日中戦争の泥沼化の中で、真珠湾攻撃に進みます。
真珠湾攻撃には軍令部が皆、反対していた。
しかし山本は、受け入れられなければ司令長官を辞職すると軍令部を脅して、押しきったのだ。
そして、これだけ戦線を拡大した主犯とも言える帝国海軍ですが、戦犯として絞首刑で一人も処刑されていないことは確かにおかしな話です。
絞首刑となったのは7人のうち、外交官の広田を除く6人の軍人は皆、陸軍軍人である。
海軍大臣だった米内をはじめ海軍軍人はただの一人も絞首刑になっていないのだ!
米内は日米開戦の直前に日本の首相にもなっているし、何度も海軍大臣をしている。
普通、これは絞首刑確定のA級戦犯ものの経歴だ。
だが、米内は巧妙にも対中国海戦直前の第二、三次近衛内閣と、日米開戦に直接関与した東条開戦時内閣には関係していない。(中略)
やはり米内こそはアメリカのルーズベルトとロックフェラー家の傀儡だったのだ!

いろいろと反論はあるかと思いますが、副島氏の主張にも納得できる部分も多いと思います。
昭和史に興味のある方にはお勧めの一冊です。

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「金・ドル体制」の終わり放射能のタブー大災害から復活する日本世界権力者 人物図鑑 世界と日本を動かす本当の支配者たち新興大国 権力者図鑑[新版]日本の秘密日米 地獄へ道連れ経済

ユダヤ陰謀論の名著! 「ユダヤは日本に何をしたか」渡部悌治著 を読む [歴史の真実・陰謀論]


ユダヤは日本に何をしたか―我が愛する子や孫に語り継ぎたい
3.11の大震災以来、いわゆる「陰謀論」が注目されてきています。私も「ユダヤの陰謀」などというと眉にツバを付けて見ていたのですが、リチャード・コシミズ氏の本やブログを読み、納得できる部分が多くあると感じています。

この本の著者である渡部悌治氏の経歴は、以下の通りです。
「明治45(1912)年山形県生まれ。東北学院神学部から国学院に転学。昭和16(1941)年卒業後、神道大教本局・神道学院に奉職。昭和18(1943)年より、当時ユダヤ研究の最先端機関であった「国際政経学会」監事を務める。」
というように、にわか陰謀論者の私とは違って、昭和の初期から日本ために「ユダヤ勢力」と戦ってこられた筋金入りの方です。この本では、イルミナティーという言葉も出てきますが、基本的には「ユダヤ=フリー・メイソン」という意味で書かれています。

・昭和の初め、横浜の根岸不動坂にある通称「日光屋敷」(サンシャイン屋敷)は、後年フリーメイソン・ロッジとなり、当時は「ユダヤの寺」と呼ばれていた。
・世界支配の英国諜報網とユダヤの金権情報網が合流したユダヤ・フリーメイソンは、日本の政・財・経・軍の機密の大略を入手していた。それは、フリーメイソン網と、その外郭情報機関であるロータリー・クラブからの報告によるものであった。それらの情報は、上海にあったユダヤ・サッスーン財閥に集められた。
・大東亜戦争さなか、仙台市の上層階級は他に見られないほどフリーメイソンやロータリー・クラブの勢力が強くその指示で動かされていた。理研の仁科芳雄博士の甥の仁科東北大教授が、仙台上層部の圧力に抗しきれず、原子爆弾関係書類を持ち出していた。また、当時理研にいた研究補助員の湯川秀樹が米国に売り渡していた。米国は終戦後、湯川の功績の論功行賞としてノーべル賞を授与させた。
・日本は、チャーチル、ルーズベルトによって戦争に引き込まれた。
渡部氏は、仙台を拠点にしていたそうですが、大東亜戦争における米軍による空襲は、決して「盲爆」ではなくフリーメイソン組織によって付けられた街の中の目印をもとにした計画的な爆撃であったとのことです。

・仙台のフリーメイソンのロッジとして使われており、YMCAの集会場となっていた建物は、大東亜戦争の直前に真白く塗り替えられており、空襲の目標として使われた。
・東京が空襲されていた頃、私は銀座方面に出かけて、敵機がどこを狙うのかを確かめようとしたことがある。大本営では敵機の盲爆を宣伝していたが、実際は逆で極めて精確であり、見事な狙いだった。敵の攻撃目標を事前に察知することは、市民を被曝から守るために絶対に必要なことであった。敵機が爆撃しない地点、市民を誘導して待機させうる場所、それはいくつか予断できた。例えば、動坂の聖学院、銀座の教文館ビル、服部時計店などもそのうちの一つであった。実際、銀座の空襲直後に見回ったところ、服部ビルと教文館ビルとは無傷でそのまま残り、紙一重で両ビルの間のビルと商店街は壊滅させられていた。
フリーメイソンは英国ではじまったと言われていますが、渡部氏はその実態はユダヤの組織である、と主張します。また、米国とソ連の対立である「冷戦」も裏ではユダヤが糸を引いていたとの主張です。
・「フリーメイソンはユダヤの組織である。その歴史も階級も、職務、標語、規則もユダヤのものである」(ユダヤのラビ、アイザック・ワイズ)
・ユダヤ・フリーメイソンの陰謀が日本で問題視されたのは、ナチスの宣伝やシベリア出兵後のことではなかった。新渡戸稲造や吉野作造らがユダヤ・フリーメイソンであったことが知られていた。
・ユダヤがユダヤの砦として造りあげた二つの人造国家、フリーメイソンによるアメリカとマルキシズムによるソヴィエト社会主義共和国連邦とは、表は拮抗対立と見せ、裏は一つに結んでいた。赤と白として見せたほうが、ユダヤが儲かるというだけのことであった。
・平沼騏一郎、赤尾敏、大川周明は米国の対日工作員であった
そして、関東大震災のドサクサに紛れて無政府主義者の大杉栄が殺害したいわゆる「甘粕事件」に関しても、その裏事情を書いています。
渡部氏によると、大杉栄は無政府主義者と言いながら、内務大臣である後藤新平のスパイであり、さらに大杉はユダヤ財閥と深い関係を持っていたことが原因とのことです。その大杉とユダヤ財閥との関係を断つことが必要であったが、警視庁は親英米派の重臣の息がかかっていたため、甘粕の所属していた憲兵隊が始末する必要があったとのことです。
甘粕のこの説明のなかで、特に興味を覚えるのは、彼がはっきりユダヤ禍を口にしたことである。そのユダヤの陰謀が日本に禍いしていたこと、さらにはユダヤの陰謀に大杉が関与していたことを甘粕が知っていたということである。日本の重臣どもが既にユダヤの虜になっており、その重臣の意によって動く警視庁では、このユダヤの禍根は断ち切れぬと甘粕らが判断してかかった事実は、ユダヤ問題をナチスの宣伝とした大川(周明)や石原(莞爾)らの主張に反駁するに足る証左といえよう。

ここで注目すべきは、いわゆる「ユダヤ陰謀論」が現在のように「トンデモ論」ではなく、軍や政府の中心の人物たちが危機感を持って論じていることではないでしょうか。

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3.11同時多発人工地震テロ リチャード・コシミズ著 を読む [歴史の真実・陰謀論]


3.11同時多発人工地震テロ

リチャード・コシミズ氏の本です。
コシミズ氏の自費出版とのことですが、これがとても売れています。氏の本は、神保町の「書泉グランデ」などのマニアックな本を扱うような本屋にしか置いていませんでしたが、今回の本は「ジュンク堂書店」や「三省堂」などの大手書店からも大量の発注がきており、売れ行きが非常にいいそうで増版したそうです。

この本は、3月11日に地震が発生してから1カ月ほどで出版しましたが、その理由はを以下のように書いています。
従来のジャーナリズムの手法であれば、さらに時間をかけて細々とした事実を精査し検証した上で発表すべきだろうが、今、我々の国は戦争状態にある。敵に侵略され占領されつつあるため、従来の手法では国を守ることができない。
Amazonの内容紹介です。
3.11東日本大震災は、深海で核兵器を爆発させて引き起こした人工地震・津波テロ。
1.地震で、日本の原発で事故が発生したことにする。だが、実際には地震の前に原発の運転を止め、燃料棒も秘密裏に抜いておく。(地震前に安全管理契約をハザール仲間の企業に請け負わせ地震と同時に電源が切れるなどの細工を仕組んでおく。911方式。)
2.地震後、放射能漏れを偽装するために小型プルトニウム爆弾で建屋を破壊し、多少の放射能をまき散らす。地震誘発のための核兵器使用を隠蔽する目的も同時に果たす。
3.以後、原発の状態が重篤であると偽装し、米国企業の『支援』を仰がせる。GE、ベクテルなどのユダヤ企業は最初から危険がないと知っているが、極めて危険だと偽装してたっぷり金を掛けて『廃炉』費用20兆円ほどを日本からふんだくる。
4.最終的にチェルノブイリ式にコンクリートで覆ってしまうので、なにがあったかは分からず、中身が空っぽだと知られることもなく、米国政府と米国企業が恩を売り、日本の属国化がさらに進行する。一旦東北にはいった米軍は常駐し、以後の日中対立、日露対立の激化に寄与する。金融ユダヤ人が儲かる。
さて、このコシミズ氏の本ですが、一般的な分類では「陰謀論」、「トンデモ本」などに分類される本なのですが、これだけ売れているということは、今回の東日本大震災で多くの人たちが「何かオカシイぞ!」と感じ、福島原発に関する政府の発表やマスコミ報道に疑問を持った現れのような気がします。
「ユダヤの陰謀」などと言うと「また陰謀論か?」と思う人も多いと思いますが、ある意味マスコミによって作られている私たちの常識を取り去って、この本を読まれることをお勧めします。
私もこの本に書かれていることがすべて本当だとは思いませんが、自分が疑問を持っていた数々の点が、この本を読むことで、なるほどと思わされることが多くありました。

前回紹介しましたが、今回の地震は異常なほど10Km程度の震源が浅い地震が多く発生しました。なぜ、10Kmにこだわるかというと、現在の技術では、10Km程度までは掘削することが可能だからです。日本では、地球深部探査船「ちきゅう」が各地で掘削を行っています。
http://www.jamstec.go.jp/chikyu/jp/index.html
「ちきゅう」は科学史上初めて巨大地震の震源まで掘削し、そこを直接観測し、地震がなぜ発生するのか、そのメカニズムを解明します。また、掘削した孔(あな)には観測装置を設置し、地震発生と同時に、その情報を陸上へすばやく伝えるシステムを目指しています。
コシミズ氏は「ちきゅう」には外国人が数多く乗船していることを不審に思い、疑惑を持っています。東京湾で地震が多発した時も近くに「ちきゅう」がいたと言われています。(現在は、横浜港にいるそうです。)

また、コシミズ氏は、関東周辺の地域に比べて東京など東京湾周辺の地域の 放射線量が高いのは、福島原発の影響ではなく、この東京湾での人工地震による放射能の影響だと主張します。

最近になって、原発の一号機の燃料がない、「メルトダウンしている」という報道がされていますが、コシミズ氏は、もともと原子炉は停止しており、燃料棒も運び出していたと主張しています。その理由は、福島原発が本当に危険であれば、その放射能は太平洋を越えて米国まで影響を及ぼすことになるからです。
そして3号機です。あれは「水素爆発」ではなく、「核爆発」だという意見もありますが、コシミズ氏は「核爆発」ではなく「小型核による爆破」であると主張します。これによって、福島原発は、放射能で満たされ、関東を含めた周辺地域に放射線物質を降らせることになります。

つまり、テロリストたちは三陸沖での地震を起こすために海底内で核爆発を起こした。そのため、三陸沖の海中には大量の放射能が拡散されているため、それをゴマカスために、福島原発を利用したということです。冷却のための大量放水による大量の汚染水の海への流入、そして極めつけは米国の強い要請(指示)による「低濃度汚染水」の海への放水です。これによって、茨城沖でのコウナゴなどから放射能が検出されても疑問を持たれなくなりました。そう考えると、米国の強い要請の理由が納得できます。

そしてテロリストたちは、この福島原発事故による放射能で、関東地方の住民達が、パニックになって関西に大移動することを目論んでいました。
なにやら、「東日本はもう駄目だ。名古屋までは人が住めなくなる。」といった悲観論が蔓延する。RKは、こう考える・・・放射能パニックに誘導したい方々がいる。どうも「この世の終わり」「日本に人は住めなくなる」「チェルノブイリの二の舞になる」といった方向に人心を誘導してパニック状態を作りだそうとしているセンセイ方がいらっしゃるのではないか?」
もし、今回の大震災が人工のものであるなら、黒幕には達成したい目標があるはずだ。
震災後のパニックを拡大して暴徒化させ ⇒ 混乱に乗じて、311テロリスト・CIAにとっての邪魔者の抹殺 ⇒ 暴動鎮圧名目の統制国家化 ⇒ 中国との対立 ⇒ 極東戦争といった方向にもっていきたい人たちがいることになるとRKは考える
しかし、私たち日本人は、テロリストが驚くほど冷静に行動しました。もともと、大地震の被災地でさえも、略奪やパニックが全くおこらずに世界中から称賛されたほどですから、放射能騒ぎでパニックになることはありませんでした。5月11日のローマの地震の噂騒動ではイタリア人は会社を休んだり、ローマから避難したりと大変だったようですが、日本人の行動と比較するとその違いは明確だと思います。
私は、日本人が冷静すぎるので、テロリストがさらにひどい攻撃をしてくるのでは、と逆に不安になったくらいです。(^^) (日本人をパニックにするには、富士山が噴火でもしなければダメか? と考えても不思議ではありません)

この本を読むと、準備していたかのように異様に早い米原子力空母ロナルド・レーガンの三陸沖への派遣と、「トモダチ作戦」も単純に感動するだけでは、相手の思うつぼであることが分かります。(後で8,000万ドル=約68億円を要求されることになります・・・何がトモダチだ!)
米海軍は、大地震が起きると必ず近くに待機していてすぐに駆けつけることになっているのだ。スマトラ沖地震でもそうだった。人工地震と人工津波の大量破壊兵器としての成果を情報収集するとともに、テロの形跡を消すのが、彼らの仕事である。
今回の地震で携帯電話の地震警報が初めて大活躍しましたね。(笑)
でも、この警報ですが、今回の地震に関しては非常に精度が悪いようで、2/3ははずれだったようです。みなさんも警報がなってビクっとして地震を待っていても地震が来ないことを沢山経験したことでしょう。
この地震警報は地震の最初に出るP波(縦揺れ)を検知して、その数秒後に起こるS波(横揺れ)に対する注意を知らせるようになっています。しかし、今回の地震はP波しか起こらないものが非常に多かったようです。つまり爆発による人工地震は、P波しか起こらないため、警報のはずれが多かったということです。

また、週末に起きた大地震の対応として、週明けから非常にスピーディーに計画実行された「計画停電」ですが、これも「スピーディーな政府の対応は、米国の指示」の鉄則に当てはめると、米国からの強い要請(指示)があったと考えられます。コシミズ氏は、計画停電があった地域に地震が多いことに注目して、爆破装置を動かすための電力確保のために計画停電を行ったと書いています。
つまり、計画停電は本当は必要なかったのです。実際、東電は2004年に原子炉を17基をすべて停止させましたが、今回のような停電はありませんでした。
トラブル隠し 東電 全基停止
東京電力のトラブル隠し問題で昨年、17基の原子炉すべてが停止するという異常事態が起きた。ひび割れの存在を隠し、検査記録も改ざんするなどの数々の不正行為は国民にかつてない不信感を与え、今も4基が停止中だ。国内52基のうち3分の1が停止した影響は大きく、日本の原子力発電所の2003年度の設備利用率は50%台まで落ち、世界最低レベルである。再発防止のため昨年10月から「維持基準」導入など新たな安全体制がスタートしたが、信頼を取り戻すには国と電力業界を挙げて不断の努力が求められる。(2004年 中国新聞)
みなさんにも一読を強くお勧めします。

リチャード・コシミズ氏のブログもご覧下さい。
http://richardkoshimizu.at.webry.info/

【地震・原発関連】
・原発は地震で壊れるようにできている 武田邦彦著 雑誌Will 2011年5月号 を読む
・東日本大震災の地震はオカシイ? 地震波形を見る!
・3.11同時多発人工地震テロ リチャード・コシミズ著 を読む
・原発や地震に関して気になること その2
・東京湾でも津波が発生か? 東京湾地震に関して
・原発や地震に関して気になること
・何かオカシイぞ! 東日本大震災前の建設関連株の動き
・子供たちを被爆させるな! 原正夫 郡山市長の英断に拍手! 
・放射能で首都圏消滅 古長谷 稔著 を読む
・東日本大震災は人工地震か?
・原発事故に関して ・・・ 武田邦彦先生のブログを参考にする

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小説9112012年アセンションはやって来ない続・世界の闇を語る父と子の会話集第三集・世界の闇を語る父と子の会話集



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【思想劇画】属国日本史 幕末編 副島隆彦著 を読む [歴史の真実・陰謀論]


属国日本史 幕末編
この本は、副島氏の本としては珍しい劇画の形をとっていますが,
副島氏が昨年も話題となった坂本龍馬などの幕末の志士たちによって成された明治維新を別の視点から見たものです。特に、団塊世代に大きな影響を与えた司馬遼太郎による一連の作品によって作られた「司馬史観」を徹底的に攻撃しています。
この本は2004年に出されたのですが、1,600円の本が中古市場で逆に2,500円くらいに値段が上がっています。
日本は開国するしかなかったという考えを疑ってみよう。
なぜなら、幕末期の外国勢力(イギリス・アメリカ)とは、日本を食い物にする侵略者以外の何ものでもなかったからだ。
尊王攘夷という思想を、後世、計画的に骨抜きにした者たちがいる。
明治の元勲」と後に、呼ばれた者たちだ。
実は、偽りの偽物の尊王攘夷派が、裏で、外国勢力とつながって、武器・弾薬、軍資金を与えられて、明治維新は出来上がったのだ。
私たちは300年続いた古臭い幕藩体制では海外の列強には対抗できないため、やむなく明治維新を行い開国して列強に対抗したと学校で学び、そう信じてきましたが、副島氏はそれに対して疑いを持って見ています。明治維新は、薩長が幕府を倒して成し遂げられましたが、考えてみると幕府はすでに大政奉還していますから、幕藩体制を維持したまま天皇を中心とした国家を作り外圧に対抗することもできたかも知れません。

文久三年(1863年) 日本の金貨(小判)をどんどん奪い取り流出させる外国の強欲なやり方を見かねたのが、十四代将軍・徳川家茂である。根っからの外国嫌いである孝明天皇と手を結んだ。(中略) 尊王攘夷の思想はここですでに死んでいる。このときの長州がやった裏切りこそが、日本国をおかしくした。この開国派であることを隠し続けた偽物の尊王攘夷の連中がやったことが、日本をおかしくしていった。
慶応二年(1866)7月20日薩長の秘密同盟が締結された。第二次長州征伐の最中、家茂将軍は大阪城中で奇怪な死を遂げている。享年二十一歳。
慶応二年(1866)12月25日幕府と朝廷の同盟(公武合体)の姿勢を崩さなかった孝明天皇も、全身から血を噴出して突然の死をとげる・・・享年三十六歳。
なぜ、天皇と将軍があいついで続けざまにこの世を去ったのか?
もはや説明するまでもないだろう。彼らは暗殺されたのである!
家茂と孝明天皇の死因に関しては以前から暗殺説はあったようですが、確かに当時の状況を考えると可能性は高いように思います。副島氏は、長州の尊王攘夷思想を唱えていた志士たちがいつの間にか開国派として動いたことを徹底的に批判しています。そして、本物の勤皇の志士たちはイギリスによって操られた薩長の「志士」たちにみんな殺されてしまったと主張します。
ここで、日本の運命は決定づけられた。日本は、神の国であることをやめ、この後、イギリス・アメリカの属国になり果てて行ったのだ!
私は、日本国を貶めるためにこの劇画を発表するのではない・・・
幕末の英雄たちが実現したことになっている「日本の夜明け」・・・
しかし、あれは本当に「夜明け」だったのだろうか?
日本は、なしくずしの開国ののちに、誇りある素晴らしい国になったというのか?
幕末という時代を純粋な若者たちによる英雄物語としてにみ描き、今の日本人が「真実をみつめよう」とするのを邪魔した司馬遼太郎を、私は許すわけにはいかない。(中略)
坂本龍馬は本当に英雄なのか? 高杉晋作は幕末維新のヒーローなのか? 西郷隆盛は一世一代の英傑なのか?
決して、そんなことはない! 彼らには裏がある・・・・
1863年1月31日、長州藩士たちが品川御殿山に建造中であったイギリス公使館を襲撃して燃やします。この焼き討ちに加わっていたのが、維新の元勲と言われる高杉晋作、伊藤博文、井上馨、久坂玄瑞、品川弥二郎らの面々です。
ところが、襲撃からたった五カ月後に、のちの内務卿伊藤俊輔(博文)と井上聞太(馨)は、なんとイギリスに密航して、ロンドンにいるのである。
こんなバカな、ふざけた話があるだろうか?(中略)
「伊藤!おまえは日本の初代総理大臣になった人間だろが! 国の代表になった人間の経歴に、わけのわかんないところがたくさんあるってのは、どういうことだ!」
「これ。伊藤。だからお前はNHKの大河ドラマの主人公になれないんだ。いつまでたっても。歴史の大きな真実の隠ぺいをみんなでしているからだ」
確かに、初代総理大臣である伊藤博文の伝記やNHKドラマは見たことないですね。長州の下級武士から総理大臣になったのですから、本来であれば田中角栄の時のように「今太閤」と呼ばれてもおかしくないですね。
伊藤博文に関しては、さまざまな暗い噂話はありますが、どの程度本当なのかは分かりませんね。

司馬遼太郎に関しては、副島さんにちょっと異論があります。
昭和40年代の日本経済の復興期に司馬遼太郎の小説が与えた影響はとても大きいと思います。企業戦士たちの中で仕事に行き詰まってくじけそうになった時に「竜馬がゆく」や「坂の上の雲」を読んで元気をもらった人は少なくないと思います。小説ですから、その内容が真実であるかどうかは関係ありません。たとえそれが真実でなくても、「竜馬も頑張ったんだから、自分だってできる!」と前向きな考えになることができれば、何も問題ないではありませんか!
その「司馬史観」が間違っているのであれば、その時に「実際は違うのよ!」 と指摘しなかったマスコミや専門家の方にこそ問題があるように思います。

最近、幕末~維新に関していろいろな人が外国勢力の介入を指摘していますが、そのような内容に興味がある方にはお勧めの本です。劇画ですから読みやすいですよ。

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世界権力者 人物図鑑 世界と日本を動かす本当の支配者たち[新版]日本の秘密ヨーロッパ超富豪 権力者図鑑属国・日本論



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陰謀論の詰まったトンデモ本か? 図解 世界「闇の支配者」 ベンジャミン・フルフォード著 を読む [歴史の真実・陰謀論]

ベンジャミン・フルフォード氏の世界の闇の支配者に関して書かれたムック本です。

図解 世界「闇の支配者」








パッと見には、以前紹介した副島隆彦氏の 「世界権力者人物図鑑」「と似ています。私も副島氏の本がたくさん並んでいるな、と思って手にとって初めてフルフォード氏の本であることが分かりました。

副島氏は、世界を動かしてきたロスチャイルドVSロックフェラーを中心に、人物にスポットを当てて書いていますが、フルフォード氏の場合は、「闇の支配者」たちが属しているイルミナティ、フリーメンソンなどの組織を中心に書かれています
イルミナティー 世界を支配する勢力の頂点に立つ5人の”王”

①ロックフェラー
石油メジャーとして石油利権を握り、現在は、米系投資銀行を通じて原油マーケットを支配している。そして、ドルを石油兌換券とすることで、世界経済をもその手中に収めた。
②ブッシュ家
ロックフェラーとともに石油利権を握るべく、世界最強のアメリカ軍を動かし、紛争を誘導。ただ、不肖の息子ベビーブッシュの大統領就任によって、闇の支配者の支配関係がゆらぎつつある。
③ロスチャイルド一族
イルミナティーの中でも最古の歴史を誇り、欧州金融界を支配するのがロスチャイルド家。本家の当主はジェイコブ。18世紀から戦乱に乗じて各国政府や王朝に出資。「敵味方関係なく利益が得られるところに投資する」哲学を貫く。
④英王朝(ウィンザー朝
エリザベス女王のウィンザー朝。元はドイツ系であるハノーヴァー朝の系譜。親族が穀物貿易会社を経営しており、裏で世界の食料事情を牛耳る。
⑤ローマ法王
現在のベネディクト16世は本当はカトリックではなく、他の一神教信者。人心を操る宗教を司る。2代前のヨハネ・パウロ1世は本物のキリスト教徒だったために暗殺された。
そして、このイルミナティー達は、”世界には人類が多すぎる”と考えて、恐るべき計画が実行されているというのです。

その目指しているものは、「ニュー・ワールド・オーダー(新世界秩序)」だと主張します。
一言でいうと、国家の枠組みを超えた少数のエリートで富を独占し、その他の人類はすべて家畜化することだ。そのために、彼らはすでに石油利権を掌握し、軍産複合体を暗躍させ、国際金融資本を操っているのだ。
しかし、より問題なのは、家畜化する人類が増えすぎているという持論を彼らエリート層が持っていることだ。(中略)
そこで彼らが考えていることはが、40億人にも及ぶ有色人種の「間引き」だ。強烈な白人優位の思想を持つ彼らにとって、有色人種は人口ばかり増えて環境を悪化させる「ガン細胞」くらいの存在。そこで、人為的に自然災害を使い疫病を流行らせたり、戦争を起こして人口削減を目論んでいるのだ。現に、昨今のSARSなどの疫病や、ハリケーンや地震災害、各地の紛争地帯を見てみるといい、ほとんどが有色人種が多く住む地域である。

さて、いよいよ世界を操っているというイルミナティーの組織についてです。イルミナティと言ってもいろいろな組織や派閥があるそうです。
世界を操る「世界の勢力」総覧 (イルミナティの派閥)

①ロックフェラー一族

石油利権を握り、世界を牛耳る現在の闇の一族における”皇帝”
②ブッシュ一族
暴力を操り平気で人を殺すナチの末裔。米政界を牛耳る悪魔の一族
③300人委員会(Committee of 300)
800年前のメディチ家の血を引くイルミナティの中心機関
④トゥーレ協会
ナチス、CIAへと繋がる秘密結社
⑤フリーメンソン
フランス革命やアメリカ建国にも関与した世界最大の秘密結社
⑥スカル&ボーンズ
名門大学(イェール大)に存在する秘密結社 出身者が米中枢を支配する
⑦外交問題評議会(Council on Foreign Relations = CFR)
闇の支配者の意思を汲んで米国の対外戦略を決定する「奥の院」
ロックフェラー、ブッシュ親子、ジョージ・シュルツ、ヒラリー・クリントン、マイケル・アマコスト(前CIA長官)、ドナルド・ラムズフェルド(元国務長官)が参加しており、「アメリカに二大政党制はない。超党派のCFRがあるのみ」と言われている。
⑧王立国際問題研究会(Royal Institute of International Affairs = RIIA)
「世界中を英国領にするために」作られた王立の諜報機関!
⑨ビルダーバーグ会議
イルミナティの年次総会 世界の未来はここで決まる
⑩CIA
麻薬と謀略と偽札を駆使して、世界を混乱に巻き込む悪魔の組織
⑪ローマクラブ
「環境保護」そのキレイ事の裏に隠された人類の間引き計画
⑫三極委員会
闇の支配者の意向を日本にゴリ押しするための委員会
ハゲタカに日本を受け入れさせたのはこの委員会だ
⑬MJ12
血統主義を打倒し、実力主義社会を目指すイルミナティ勢力
⑭WDS
闇の支配者を完全に包囲する、「義」によって共闘する勢力

「闇の勢力」などというと拒否反応を示す方が多いかと思いますが、世の中には(特に日本だけでなく世界で考えると)悪いことを考える人が沢山いても不思議ではありません。拒否反応を示さずにフルフォード氏や副島氏の本を一度目を通してみることをお勧めします。

私もこれらの内容が全部本当だなどとは考えていませんが、私たちの知らない真実も書かれていると考えています。書かれている中から自ら真実を探しだす姿勢が必要だと思います。

最近は、マスコミの報道が必ずしも真実を報道するわけではないことが知られるようになってきました。例えば、数日前にNHKの影山氏の自殺が報じられましたが、マスコミからの一方的な報道を鵜呑みにせずに、ネットなどで違う情報も調査して裏読みをするような姿勢も必要だと思います。


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ベンジャミン・フルフォードのリアル経済学日本を貶めた「闇の支配者」が終焉を迎える日ステルス・ウォー 日本の闇を浸食する5つの戦争闇の支配者に握り潰された世界を救う技術中国元がドルと世界を飲み込む日これが闇の権力イルミナティの内部告発だ!闇の権力と闘う男 ベンジャミン・フルフォードという生き方闇の支配者“最終戦争”~そして、新しい時代の突入へ~






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世界を動かしているのはロックフェラーとロスチャイルドだ! 世界権力者人物図鑑 副島隆彦著 を読む [歴史の真実・陰謀論]

副島隆彦氏の世界の権力者に関して書かれたスゴイ本です。

世界権力者 人物図鑑 世界と日本を動かす本当の支配者たち








副島氏の唱える世界の権力構造は、「欧州ロスチャイルド金融財閥」VS「米ロックフェラー石油帝国」である、ということです。

欧州ロスチャイルド金融財閥」:19世紀を支配した
・金を支配することで世界の金融を実質管理
・通貨の信用力を重視

米ロックフェラー石油帝国」:20世紀を支配した
・石油を支配することで世界の金融を実質支配した
・通貨の信用力を軽視

この本の一番最初には、オバマ大統領が書かれています。オバマ大統領に関しては、「悪いことをしない立派な大統領」と好意的に書かれています。

バラク・オバマはNYの金融財界人たちの頂点にいるデイヴィット・ロックフェラーがあらかじめ首実験をして、「次はこいつにする」と6年前に決めた大統領だ。(中略)
私は、「次はこの人なんだな」とピンと来た。オバマはいいヤツだ。出身地のシカゴでのオバマの演説をテレビで聞いたら、彼の人間的な真剣さと真面目さが滲み出ていた。

オバマはもしかしたら、本気でアメリカ改革をやろうとしているのかもしれない。
だが、そんなことは幻想だ。彼もまた操られ人形(マリオネット、傀儡、パペット)の米大統領のひとりにすぎない。
かつてのトルーマンも、アイゼンハウワーも、ニクソンも、レーガンも、皆、田舎くさいオヤジで、泥くさいアメリカ人の本当の男たちであった。それでも、彼らはロックフェラー家に選ばれて大統領になった。

しかし、副島氏はそのオバマも遅くとも2011年中に健康を理由に辞任し、その後任者はヒラリー・クリントンだと予言します
副島氏は、そのヒラリー・クリントンに関しては、辛辣に書きます。

ヒラリー・クリトンは残酷な女である。”世界皇帝”であるデイヴィッド・ロックフェラー(2010年6月で95歳)の言うことを何でも聞く。(中略)
そして”ヒラリー・ファシズム”と呼ばれる金融統制体制を敷く。世界が大恐慌に突入する直前に、統制経済にする。

そして、そのデイヴィッド・ロックフェラーとロックフェラー家の跡目争いをしてきたのが、ジェイ・ロックフェラーであると言います。彼はウエストヴァージニア州選出の現職の上院議員であり、ロックフェラー家の直系の4代目の嫡男であり、ゴールドマン・サックスの真のオーナーだそうです。
ジェイは、若い頃、日本の東京(三鷹)にあるICU(国際基督教大学)の大学院を卒業している。だから「ジェイは日本通だ。日本のことをよく知っている。日本人の友達がたくさんいる」ということではない。
そうではなくて、「日本は、彼のもの」ということなのだ
ロックフェラー家にしてみれば、日本も中国も、我が家の財産だ、ということだ。(中略)
1994年小沢一郎が出版した「日本改造計画」(講談社版)およびその「英文版」ではジェイが序文を寄せている。だから小沢一郎はアメリカが育てた本当の日本国王(帝国と取引し、駆け引きするナショナリスト)なのだ。
他の日本の政治家たちとは、はじめから格(クラス)が違うのである。
これを読んで、あれだけ疑惑のある小沢一郎氏がなぜ逮捕されないのか、相変わらず力を持ち続けているのかが分かったような気がします。

また、故中川昭一氏の朦朧会見を仕組んだ男としてロバート・ゼーリックがあげられており、酩酊会見で中川氏の横に座っている篠原尚之財務官がゼーリックの命令で動いたと書かれています。そして、その篠原氏はその後功労人事によりIMF副専務理事に出世したというのですからビックリです。

そして、副島氏の思いは、この本のあとがきに出ています。

この本を出したあと、私に何が起こってもいい。その覚悟をしている。私の遺言書のような良い出来の本である。日本国民への私からの贈り物だ。
我ら日本人がアメリカにバカにされたままでよいはずがない。中国を含めたアジア諸国を率いて、日本が先に世界の真実を知り、自覚し、諸国に広め、そして対策を立てる。私の政治知識人(思想家)としての苦闘の30年の成果である。(中略)
世界を裏から支配する「闇の世界権力」など存在しない。彼らは堂々と表に出ていて、思う存分、各国に愚劣なる政・官・財・電波(メディア)を育て、かつ操っている。日本もその例外ではない。この日本に対して「陰謀論の本だ」という非難、中傷を諸真実の力で粉砕してみせる。

まずは、副島氏のいうようにオバマが2011年で辞任してヒラリーに代わるかどうかを注目したいと思います。

◆明日につなげる今日のアクション◆
オバマとヒラリーの行動に注目する


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ベンジャミン・フルフォードは狂ったのか? 「ステルス・ウォー」 を読む [歴史の真実・陰謀論]


ステルス・ウォー 日本の闇を浸食する5つの戦争
ベンジャミン・フルフォード氏の本です。

氏の本は、以前はよく読んでいましたが、最近は「9.11テロ自作自演説」などの陰謀史観の方に偏っているため、控えていました。しかし、書店で中身をチラっと見ると中川昭一氏の不審な死に関して書いてあったので買うことにしました。

本書の最初でも書いています。最近の本で主張している「世界を本当に支配しているのは「フリーメンソン」や「イルミナティ」などと呼ばれる謎の秘密結社である」という内容で「ベンジャミン・フルフォードは狂ったのか」とよく言われると。そして多くの知人、友人を失ったと。それでも氏は、真実を書かなければならないとの信念を持って活動しています。

2009年のイタリアサミットでの中川大臣の「酩酊会見」はTVでも繰り返し報道され、みなさんご存じだと思います。そして、8月の総選挙で落選、そして10月に心筋梗塞により病死。あまりにも突然の死です。私は何かオカシイぞ、と感じていました。

フルフォード氏は指摘します。

・酩酊会見前の中川氏の評価はすこぶる高かった
・アメリカの保護主義に真っ向から反発
・イタリアの現地メディアから「最も活躍した蔵相」との評価を得ていた
そして、当時風邪気味だったため、飲んだ風邪薬をすり替えられたのではないか、と主張します。そして、酩酊会見の直前に中川氏はIMFへの10兆円の支払いのサインをしていたのです。通常であれば、マスコミで大騒ぎになるであろう、10兆円の供出が例の「酩酊会見」でかき消され、ベタ記事扱いとなったそうです。
もともと、この10兆円は、日本のリーマンショックの影響が一番小さいと考えて麻生総理渡米の貢物だったのですが、世界同時不況で日本も大きなダメージを受けたため、その支払いを待ってもらうことを交渉していたのです。
その結果があの「酩酊会見」というわけです。フルフォード氏は、中川氏は「見えない戦争(ステルス・ウォー)」の被害者だと主張します

最近はサッカーの国際試合でも、水が取りかえられて選手が腹痛を起こしたりするのはよくあることのようです。外交交渉は、武器を使わない国益のぶつかりあいですから、薬をすり替えることくらいは平気でやることでしょうね。

その他にも様々な国際社会での陰謀が書かれています。

【FRB】  
・アメリカの最大産業は「ドル」の印刷だ
 ⇒ $100紙幣を$2で刷ることができる
・ドルを刷ることができるFRB(連邦準備制度理事会)は、ロスチャイルド、
 ロックフェラー、モルガンが作った民間銀行である
 ⇒ アメリカには日銀にあたる中央銀行がない
・FRBはドルを石油交換券にしている

【IMF】 
・日本からIMFに無償支給された10兆円が「金」へ投資された
 ⇒ 「金」相場が急騰
・郵政郵政民営化で300兆円の郵政マネーでさらに「金」を買い市場に放出した日本郵政の株を買い占めて奪う
 ⇒ IMFによる日本郵政の吸収
日本の資産を奪って新通貨の構想を計画
 ⇒ その大義名分は「世界秩序の再構築」であろう。
石油王ロックフェラーは、世界中の油田を買いあさり独占しています。そして、安い石油を大量に供給して、世界中の社会が石油なしでは成り立たないような構造としました。そして、何年か毎に中東に戦争を起こしてそれを理由に石油の値段を高騰させて儲けるという構造を作っているのです。

日本も、それではマズイと石油開発公団が「日の丸油田」の開発を行っていました。しかし、石油価格を1/4に下げられ不良債権となったことで、2002年の小泉改革で解体してロックフェラー系の会社に叩き売りました。その後当然のように、第3次オイルショック勃発して石油価格が高騰しました。小泉さんの改革というのは、このように決して日本のためではなく、国際社会の中での一つの役割を果たしていたように見えます。

【日本の1000円札】 
・日本の1000円札が何故、急に夏目漱石から野口英世に変わったのか?
・同時代の医師としては、世界的にも医学的にも北里柴三郎の方が上
・野口英世はロックフェラー財団の医者
 ⇒ 小泉首相が貨幣に野口英世を選んだ
・日本で最も流通している1000円札の顔が「闇の支配者」の関係者に変更された

そして、この本で一番ショッキングな点ですが、この「闇の支配者」の主役がパパ・ブッシュだったというのです。

【パパ・ブッシュ】 
・母方がイギリス王室、父方がメイフラワー号の乗員の一族につながる
・ロックフェラー財団と親しく油田開発に成功
・リチャード・ニクソンを裏から動かす「操り人形師」
 ⇒「闇の支配者」の意向を大統領に伝える
 ⇒ ドルを刷りすぎたため、1971年「ドルと金の交換を停止する」ニクソンショックを演出した
・政治家としての評価は低いが、任期中にソ連崩壊、日本のバブル経済の崩壊を成し遂げた。
 ⇒ アメリカの仮想敵国であるソ連、日本を崩壊させた
・中東を不安定にさせるようにアラブゲリラとイスラム過激派を育成、管理した
 ⇒ 石油価格を上げるため

そして、闇の支配者たちは「人を人と思わない」ところが恐ろしいところです。増えすぎた世界の人口をウィルスを使って16億人まで削減しようと考えていると主張します。

【生物兵器】
・SARSは、アジア人しかかからなかった。
 ⇒ 複数のウィルスの特徴を持っており、研究室でしか作れない。(セルゲイ・コレスニコフ:ロシアの生物学者)
・今回の新型インフルエンザ騒動で、一時危険視されていたタミフルの副作用の問題がうやむやとなり、弱毒性にも関わらずタミフルの服用が奨励された。タミフルのギリアド・サイエンシズ社の会長はラムズフェルドであった
・以前流行したスペイン風邪、ソ連風邪の時の死者は、アスピリンによる薬害であった。
 ⇒ ウィルスは40℃以上で死滅するが、解熱によってウィルスが死ななかった。
・そして、今後は強毒性の「鳥インフルエンザ」が世界中で蔓延する。
 ⇒ 特効薬は、限られた金持ちや権力者だけが持つ
私も今回の「豚インフルエンザ」の流行には疑問を感じており、おそらくどこかの国が実験的にウィルスをばらまいたのだと疑っていました。フルフォード氏は「フォーブス」の記者時代、大手パソコンウィルス対策ソフトメーカーがウィルスをばら撒いている事実を掴みましたが、「フォーブス」のスポンサーだったので記事にできなかったそうです。パソコンソフトでもあることは、実社会でもあることは容易に想像できますね。

我々にとっての救いは有能であった悪魔王「パパ・ブッシュ」の息子である「ベイビー・ブッシュ」のできが悪かったことです。
息子は、自作自演で「9.11」を行い、「テロとの戦い」を宣言、アフガニスタンに侵攻。テロ実行犯アル・カイーダのオアサマ・ビン・ラーディンを逮捕しようとしたが、失敗。腹いせなのか、タリバーン政権を崩壊させた結果、「パパ・ブッシュ」によって管理されてきたアフガンのヘロインカルテルやイスラム過激派が反発、アフガンは泥沼化する。(中略)
「フセインが大量破壊兵器を隠し持っている」と強引に侵攻したために、父親のように「多国籍軍」が結成できず、戦費負担で済まそうとした日本まで無理やり引っ張り込んだために、戦費の回収ができず、大赤字を経常してしまう。
当然、内外の世論の反発を恐れて、フセインを本当に捕まえ、処刑するはめに陥る。

「パパ・ブッシュ」が巧妙に仕掛けた「不安定なまま安定した中東」のシンボル、フセイン政権をその息子は、圧倒的な軍事力でつぶしてしまったのです。そして、対中国対策の失敗です。

対して「ベイビー・ブッシュ」は、ソ連の代わりに中国の改革解放路線を支持、たっぷり、「メイド・イン・チャイナ」を輸入することで、最後の巨大共産圏を「ドル圏」に組み込もうとした。父親がソ連を解体してドル圏に組み込んだ真似をしたのだ。
ところが、中国の力を見誤り、中国は大躍進してしまい、逆にアメリカ国債の最大保有国となり、コントロールできなくなる。中国を従わせようとすると、「アメリカ国債を市場にばら撒き、ドルシステムを壊す」と、逆に脅されているのが現状なのだ。
それでは、あの救世主のオバマはどうかというと、
・バラク・オバマは「ニセ救世主」
・デフォルト(債務不履行)宣言する可能性がある
 ⇒ 最大の被害者は日本で100兆円分のアメリカ国債がチャラになってしまう

そして、最後にフルフォード氏は予言します。
日本は、アフガン、メキシコ、コロンビアでの「ドラッグとの戦い」でのアメリカの介入に巻き込まれる
日本のメディアがどうでもいいアイドルの薬物使用(2009年の酒井法子押尾学の薬物事件報道)を報道するのは、日本人にドラッグに関心を持たせるためのプロパガンダだと指摘します。
これが本当にならないことを祈っています。

私の書いた内容だけだと荒唐無稽に思えると思います。是非、本書をじっくり読んでみてください。

◆明日につなげる今日のアクション◆
ドラッグ関連の報道に注目する


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