「すみや」 毛呂山にある美味しいお蕎麦屋さん (2018年) [蕎麦を楽しむ]
最近定期的に通っているお蕎麦屋さんを紹介します。
埼玉県の川越の西にある毛呂山という場所にあります。関東三大梅林のある越生や500万本の曼珠沙華で有名な巾着田のある日高市のお隣の町です。
2年前くらいに出来た新しいお店です。御主人は八王子の有名店である車屋で修業をされたそうです。
お店は毛呂山の大類(おおるい)という場所にあります。お店の前に蕎麦畑が広がっているのどかな雰囲気です。車での来店をお薦めします。
広い駐車場があります。塀の向うがお店です。
路地を歩いて行きます。
なかなか良い雰囲気です。
暖簾をくぐるとお店です。
お店は新しくてきれいです。天井も高いですね。テーブル席が4つと奥に畳の小上がりの部屋が2部屋あります。
そばがきです。このお店のそばがきは、ふわとろ系でとても美味しいです。海苔と山葵、醤油が付きます。
ふわふわで量があって満足感が高いそばがきです。
季節の野菜天せいろの大盛りです。毛呂山近隣の美味しい野菜の天ぷらが秀逸です。
お蕎麦は九一との事で少し太めで、歯応えがあって風味の良いお蕎麦です。
天ぷらは季節によって内容が変わります。(初夏バージョン)
こちらは秋のバージョンです。
一番奥に細長いさつま芋が一本揚げられています。これは豪快です!
こちらは鴨汁せいろです。
鴨肉は、きちんと表面が炙られています。この一手間がうれしいです。
これは鶏肉ときのこ、牛蒡が入ったつけ汁です。(季節限定)
こちらも表面が炙られています。牛蒡が美味しいです。
このお店は甘味も充実しています。そばがき汁粉です。
こちらはそばがきぜんざいです。
先日まで北海道の摩周産の蕎麦でした。
季節によっては常陸秋そばも使っています。
お店の前に広がる蕎麦畑です。
ほぼ2年間通っていますが、安定して美味しいお蕎麦屋さんです。この周辺では一番のお薦めのお店です。
若い御主人と女将さんの暖かい接客や従業員の方々の質の高いサービスがうれしいですね。
最近は、お昼時などはかなり混む事が多いです。できれば開店直後に行きたいですね。
近くに行かれた時にはぜひ寄ってみて下さい。
埼玉県の川越の西にある毛呂山という場所にあります。関東三大梅林のある越生や500万本の曼珠沙華で有名な巾着田のある日高市のお隣の町です。
2年前くらいに出来た新しいお店です。御主人は八王子の有名店である車屋で修業をされたそうです。
お店は毛呂山の大類(おおるい)という場所にあります。お店の前に蕎麦畑が広がっているのどかな雰囲気です。車での来店をお薦めします。
広い駐車場があります。塀の向うがお店です。
路地を歩いて行きます。
なかなか良い雰囲気です。
暖簾をくぐるとお店です。
お店は新しくてきれいです。天井も高いですね。テーブル席が4つと奥に畳の小上がりの部屋が2部屋あります。
そばがきです。このお店のそばがきは、ふわとろ系でとても美味しいです。海苔と山葵、醤油が付きます。
ふわふわで量があって満足感が高いそばがきです。
季節の野菜天せいろの大盛りです。毛呂山近隣の美味しい野菜の天ぷらが秀逸です。
お蕎麦は九一との事で少し太めで、歯応えがあって風味の良いお蕎麦です。
天ぷらは季節によって内容が変わります。(初夏バージョン)
こちらは秋のバージョンです。
一番奥に細長いさつま芋が一本揚げられています。これは豪快です!
こちらは鴨汁せいろです。
鴨肉は、きちんと表面が炙られています。この一手間がうれしいです。
これは鶏肉ときのこ、牛蒡が入ったつけ汁です。(季節限定)
こちらも表面が炙られています。牛蒡が美味しいです。
このお店は甘味も充実しています。そばがき汁粉です。
こちらはそばがきぜんざいです。
先日まで北海道の摩周産の蕎麦でした。
季節によっては常陸秋そばも使っています。
お店の前に広がる蕎麦畑です。
ほぼ2年間通っていますが、安定して美味しいお蕎麦屋さんです。この周辺では一番のお薦めのお店です。
若い御主人と女将さんの暖かい接客や従業員の方々の質の高いサービスがうれしいですね。
最近は、お昼時などはかなり混む事が多いです。できれば開店直後に行きたいですね。
近くに行かれた時にはぜひ寄ってみて下さい。
十限無(じゅげむ) 川越の美味しい十割蕎麦 (2018年) [蕎麦を楽しむ]
以前紹介した、川越にある「十限無」ですが、3/26発売の「蕎麦春秋」に紹介されました。
御主人は、銀座の「田中屋」で長年修行し、恵比寿の「初代」を有名店にした方です。練馬の有名店の「野中」の御主人とは兄弟弟子の関係のようですね。
私は蕎麦好きで、週に5日は蕎麦を食べています。この一年で埼玉、東京を中心に200件以上の蕎麦屋に行きましたが、なかなか私の好みの蕎麦屋はありません。特に、私の住んでいる川越の町中にはこれだ!というお店が無かったのが正直な所です。
そんな状況で、昨年末にOpenしたこのお店! 実際に通い出したのは3ヶ月前からですが、気に入って週2ペース(多い時は、週4?笑)で通っています。
そのポイントは、香り高い十割蕎麦です。十割蕎麦でこの細切りはあり得ません!(^^)
しかも歯応えも十分。それに加えて、田中屋の田中國安直伝の秘伝のつけ汁が秀逸です。
通常の3倍以上の鰹節を使った出汁がきいています。
ここの「そばがき」は外せませんね。柔らかくて香りも良いです。
たまには「そば刺し」でも。たくさん添えられた山葵が嬉しいですね。
野菜天ぷらです。藻塩と岩塩で食べます。
こちらは海老天です。これも美味し!
このお店の一番のお薦めは、「精進そば」です。
青首大根のしぼり汁に「返し」を入れて食べる蕎麦です。「返し」とは、つけ汁を作る時のベースになるもので、この「返し」に出汁を加えてつけ汁を作ります。出汁が入っていないので、魚介、動物性たんぱく質は一切入っていません。まさに精進そばです。(笑) 肉類を食べられないビーガンの方にも良いかもです。
最初は、美味しい出汁を入れない「返し」で食べるのはもったいないと思っていましたが、この辛味大根のしぼり汁が甘味と辛味のバランスが絶妙で、「返し」を入れて食べると最高に美味しいです。
みなさんも、この細切りの十割蕎麦を味わってみて下さい。
入口横から見える、「打ち場」です。
毎日、使う分だけ石臼で挽いているそうです。
ここの御主人の蕎麦に対する情熱は素晴らしいです。これからも応援したいと思います。
GWも後半戦になりました。川越に来る機会があれば、ぜひ十限無に寄ってみて下さい!
「この店で蕎麦を食べるために川越に来る」だけの価値は十分にあると思います。
十限無:川越市久保町6-6 Tel:049-277-5752
十限無(じゅげむ) 川越に美味しいお蕎麦のお店ができた! (2018年) [蕎麦を楽しむ]
昨年末に川越にできた「十限無」というお店です。
川越の周辺、日高、坂戸、毛呂山などには美味しいお蕎麦屋さんが多いです。しかし、川越の町の中にはここだ、というお店が無いな~というのが個人的な感想です。(あくまでも私の好みの話です)
このお店があった場所には、以前「鎌倉」というお蕎麦屋さんがあって、定期的に通っていました。抹茶切りやゆず切りなどの変わり蕎麦、和スィーツが充実していて魅力的な店でした。
「鎌倉」が閉店になった後にお蕎麦屋さんが出来た事を小耳にはさんだので、一応覗いてみようかという気持ちでやってきました。
ちなみに、私は週に5日はお蕎麦を食べるくらいお蕎麦が大好きです。東京、埼玉周辺の美味しそうなお店にはできるだけ行っていますが、なかなか好みの蕎麦に出会えていません。(-_-;)
お店は、川越の喜多院の北、成田山別院の通り沿いにあります。向かいに川越銘菓の「くらづくり本舗」がありますので、分かりやすいと思います。
看板は変わっていますが、お店の外観は変わっていません。お店の中に入ると開店祝いのお花が飾ってあります。以前、私の定席だった(笑)カウンター席が無くなっていて、そこは厨房になっています。代わりに以前厨房だった部分がテーブル席になっています。
テーブル席に座ってメニューを眺めると、蕎麦にコダワリを感じます。
蕎麦へのコダワリを見るには、やはり「そばがき」です。「そばがき」と「十割そば切り」を頼みました。
大きめのそばがきの上に玄蕎麦がのっています。美味しそうです。
柔らかくて美味しいそばがきです。蕎麦の風味も十分にあるしっかりとしたそばがきです。最近、私も家でそばがきを作っていますが、なかなかこのように美味しいそばがきは作れません。(^^)
そばがきの薬味です。山葵がたっぷりと盛られています。
先に蕎麦の薬味が用意されます。山葵は生山葵を自分で摺り下ろすタイプです。
つけ汁が絶品です! 出汁の香りが良く、返しとのバランスが良い重厚な味の汁です。
蕎麦は大きなおしゃれな洋皿に盛られています。普通盛りですが、結構な盛りの良さです。
かなりの細切りです。十割蕎麦でこの細切りには驚きました。そして、十割そばなのにきちんと繋がっていて切れていません。御主人の腕の良さを感じます。
蕎麦を食べると、風味と香りが口の中に広がります。本当に美味しい蕎麦です!
これは野菜天ぷらです。丁寧に揚げられていて美味しいです。パキスタンの岩塩と藻塩が付きます。
きざみ鴨きのこそばです。
刻んだ鴨肉ときのこ、葱がたくさん入っています。鴨のもも肉を使っているとの事です。香りが良くて美味しそうな油が浮いています。
辛味大根を使った「地獄そば」です。ぶっかけタイプで、つけ汁をかけて食べます。
そばのアップです。たっぷりの辛味大根と甘めの油揚が良いアクセントになっています。
たっぷりのつけ汁と梅干しが付きます。
写真を見て分かるように、何度も通っています。(笑)
ちなみにご主人は、恵比寿の人気店「初代」をプロデュースした方だそうです。お店や料理の端々にそのセンスの良さが現れていますね。
川越の町中にも私の好みの蕎麦屋が見つかりました。お蕎麦好きの人には絶対お薦めのお店です。
十限無:川越市久保町6-6 Tel:049-277-5752
川越の周辺、日高、坂戸、毛呂山などには美味しいお蕎麦屋さんが多いです。しかし、川越の町の中にはここだ、というお店が無いな~というのが個人的な感想です。(あくまでも私の好みの話です)
このお店があった場所には、以前「鎌倉」というお蕎麦屋さんがあって、定期的に通っていました。抹茶切りやゆず切りなどの変わり蕎麦、和スィーツが充実していて魅力的な店でした。
「鎌倉」が閉店になった後にお蕎麦屋さんが出来た事を小耳にはさんだので、一応覗いてみようかという気持ちでやってきました。
ちなみに、私は週に5日はお蕎麦を食べるくらいお蕎麦が大好きです。東京、埼玉周辺の美味しそうなお店にはできるだけ行っていますが、なかなか好みの蕎麦に出会えていません。(-_-;)
お店は、川越の喜多院の北、成田山別院の通り沿いにあります。向かいに川越銘菓の「くらづくり本舗」がありますので、分かりやすいと思います。
看板は変わっていますが、お店の外観は変わっていません。お店の中に入ると開店祝いのお花が飾ってあります。以前、私の定席だった(笑)カウンター席が無くなっていて、そこは厨房になっています。代わりに以前厨房だった部分がテーブル席になっています。
テーブル席に座ってメニューを眺めると、蕎麦にコダワリを感じます。
蕎麦へのコダワリを見るには、やはり「そばがき」です。「そばがき」と「十割そば切り」を頼みました。
大きめのそばがきの上に玄蕎麦がのっています。美味しそうです。
柔らかくて美味しいそばがきです。蕎麦の風味も十分にあるしっかりとしたそばがきです。最近、私も家でそばがきを作っていますが、なかなかこのように美味しいそばがきは作れません。(^^)
そばがきの薬味です。山葵がたっぷりと盛られています。
先に蕎麦の薬味が用意されます。山葵は生山葵を自分で摺り下ろすタイプです。
つけ汁が絶品です! 出汁の香りが良く、返しとのバランスが良い重厚な味の汁です。
蕎麦は大きなおしゃれな洋皿に盛られています。普通盛りですが、結構な盛りの良さです。
かなりの細切りです。十割蕎麦でこの細切りには驚きました。そして、十割そばなのにきちんと繋がっていて切れていません。御主人の腕の良さを感じます。
蕎麦を食べると、風味と香りが口の中に広がります。本当に美味しい蕎麦です!
これは野菜天ぷらです。丁寧に揚げられていて美味しいです。パキスタンの岩塩と藻塩が付きます。
きざみ鴨きのこそばです。
刻んだ鴨肉ときのこ、葱がたくさん入っています。鴨のもも肉を使っているとの事です。香りが良くて美味しそうな油が浮いています。
辛味大根を使った「地獄そば」です。ぶっかけタイプで、つけ汁をかけて食べます。
そばのアップです。たっぷりの辛味大根と甘めの油揚が良いアクセントになっています。
たっぷりのつけ汁と梅干しが付きます。
写真を見て分かるように、何度も通っています。(笑)
ちなみにご主人は、恵比寿の人気店「初代」をプロデュースした方だそうです。お店や料理の端々にそのセンスの良さが現れていますね。
川越の町中にも私の好みの蕎麦屋が見つかりました。お蕎麦好きの人には絶対お薦めのお店です。
十限無:川越市久保町6-6 Tel:049-277-5752
麻布十番で更科総本家の蕎麦を食する [蕎麦を楽しむ]
最近、お蕎麦がマイブームで週に3日、4日くらいはお蕎麦を食べに行くようになっています。そんな訳で、今回はお蕎麦の話です。
都営地下鉄の駅ができた頃から仕事の関係で麻布十番によく行くようになりました。この麻布十番は、いわゆる高いお店が多いエリアですが、更科蕎麦の本店が3軒もあることでも有名です。
①総本家 更科堀井 本店
②麻布永坂 更科本店
③永坂更科 布屋太兵衛 麻布総本店
なぜ、この狭いエリア(一番遠い店の間でも徒歩5分程度の距離)で3店舗が本店を名乗って競っているかについてはさておき、(興味がある方はググってみて下さい)問題はお店の蕎麦の味です。食べ物のお店を調べるには、やはり「食べログ」が便利なので、その評価を見て見ますと評価の高い順に 、
①更級堀井:3.60
②更級本店:3.57
③布屋太兵衛:3.08
となっています。
参考までに長年麻布十番に住んでいた知人に聞いてみたのですが、やはり①の堀井が一番美味しいとのことでした。ちなみに、私は10年くらい前にその知人に連れられて更科堀井に連れて行ってもらった記憶はあるのですが、何を食べたのかも味も全く覚えていません。(笑)
更級蕎麦とは、蕎麦の実の中心部分だけを使った蕎麦で、真っ白な高級感のある蕎麦で御前蕎麦とも言われます。一般的には更級蕎麦は蕎麦の香りよりものど越しのなめらかさを楽しむものと言われています。麻布十番にあるお店はその更級蕎麦の総本家と言われています。
最近、仕事で連続して麻布十番の近くに行く用事があったので、三軒のお店のせいろ蕎麦を食べ比べてみました。更級蕎麦で有名なお店の味を語るのに普通のせいろの味で評価するのはおかしいではないかとのご指摘もあるかと思います。しかし蕎麦屋の基本はせいろだと思いますし、何よりも私自身は、蕎麦の甘皮を一緒に挽いた普通の蕎麦や田舎蕎麦の方が好きなので更級蕎麦があまり得意ではないことも大きな理由です。「だったら、更科以外の蕎麦屋にしろよ!」という突っ込みは無しでお願いします。(笑)
①総本家 更科堀井 本店
まずは、堀井のお蕎麦です。ここは、更科本店で一番評価が高いお店ですので、普通のせいろと更科蕎麦をそれぞれ1枚ずつ頂きました。せいろは「から汁」で頂きます。ここのお蕎麦は、私がこれまで食べた事のないような食感の蕎麦で、蕎麦の切り口の角をまったく感じない不思議なものでした。美味しいとは思いましたが正直に言うと高評価の理由が分かりませんでした。
本家の更科蕎麦を食べてみれば自分の更科蕎麦に対する認識が変わるのでは、との期待もあり食べてみましたが、結論は変わりませんでした。確かに、のど越しは良いですが...。(^^) 更科蕎麦は青いとっくりの「あま汁」で頂きます。最初はその甘さに驚きますが、慣れてくると病み付きになります。
②麻布永坂 更科本店
このお店は、地下鉄の麻布十番駅から大きな通りを挟んだ向かいにあり、他の店のあるブロックとは少し離れています。
ここではせいろの大盛りを頂きましたが、ここのお蕎麦も切り口の角を感じない普通に美味しいお蕎麦という感じでした。確かに美味しいけど...。
③永坂更科 布屋太兵衛 麻布総本店
最後は布屋太兵衛の総本店です。このお店は大宮のそごうに支店が入っているので、そこでは何度か食べていました。その感想は有名な更科のお店ではありますが、「まあ、こんなものか」と思って食べていました。
このお店は普通のせいろでも「あま汁」と「から汁」の2種類が付くのが特徴です。
さて、この麻布十番の総本店のお蕎麦ですが、最初に口に入れた瞬間に大宮店の蕎麦とは風味がまったく違うことが明確に分かりました。「う~ん、これはうまい蕎麦だ。さすが総本店だ!」と一人事を言いながら満足して食べました。あま汁、から汁の味は大宮店と大差ないように感じました。
さて、最終的な3店の私のお好みランキングは次の通りになりました。
③布屋太兵衛
②更級本店
①更級堀井
つまり、食べログの評価と全く逆の結果となりました。
まあ、これはあくまでも私のランキングですので他の人には参考にならないと思いますが...。
食べ物の好みは人それぞれ違いますからね!(^^)
食べログの蕎麦屋の口コミを見ると、料理を食べながら日本酒を飲み、最後の〆に蕎麦を食べるというような人が多いので、単に蕎麦の味だけで評価されているのではないようです。今回の麻布十番の3店も、場所がらもありそのようなお店の一つでしょうから、他の料理、お店の雰囲気、麻布十番という場所を含めた全体の評価なのだと思います。
今回、3つの更科のお店を食べてみて、仮にこのお店が自宅の近くにあったとして食べに行くかと考えると、一度は行くにしてもあまりリピートはないだろうなという感じです。だって、私の住んでいる埼玉県には、もっと私の好みに合うお美味しい蕎麦屋さんが沢山あるんですもの。(笑)
最近はどのお店も新そばを出す季節になりましたので、蕎麦を食べに行くのが楽しみです。
このブログの目次です。
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2010-04-17-1
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都営地下鉄の駅ができた頃から仕事の関係で麻布十番によく行くようになりました。この麻布十番は、いわゆる高いお店が多いエリアですが、更科蕎麦の本店が3軒もあることでも有名です。
①総本家 更科堀井 本店
②麻布永坂 更科本店
③永坂更科 布屋太兵衛 麻布総本店
なぜ、この狭いエリア(一番遠い店の間でも徒歩5分程度の距離)で3店舗が本店を名乗って競っているかについてはさておき、(興味がある方はググってみて下さい)問題はお店の蕎麦の味です。食べ物のお店を調べるには、やはり「食べログ」が便利なので、その評価を見て見ますと評価の高い順に 、
①更級堀井:3.60
②更級本店:3.57
③布屋太兵衛:3.08
となっています。
参考までに長年麻布十番に住んでいた知人に聞いてみたのですが、やはり①の堀井が一番美味しいとのことでした。ちなみに、私は10年くらい前にその知人に連れられて更科堀井に連れて行ってもらった記憶はあるのですが、何を食べたのかも味も全く覚えていません。(笑)
更級蕎麦とは、蕎麦の実の中心部分だけを使った蕎麦で、真っ白な高級感のある蕎麦で御前蕎麦とも言われます。一般的には更級蕎麦は蕎麦の香りよりものど越しのなめらかさを楽しむものと言われています。麻布十番にあるお店はその更級蕎麦の総本家と言われています。
最近、仕事で連続して麻布十番の近くに行く用事があったので、三軒のお店のせいろ蕎麦を食べ比べてみました。更級蕎麦で有名なお店の味を語るのに普通のせいろの味で評価するのはおかしいではないかとのご指摘もあるかと思います。しかし蕎麦屋の基本はせいろだと思いますし、何よりも私自身は、蕎麦の甘皮を一緒に挽いた普通の蕎麦や田舎蕎麦の方が好きなので更級蕎麦があまり得意ではないことも大きな理由です。「だったら、更科以外の蕎麦屋にしろよ!」という突っ込みは無しでお願いします。(笑)
①総本家 更科堀井 本店
まずは、堀井のお蕎麦です。ここは、更科本店で一番評価が高いお店ですので、普通のせいろと更科蕎麦をそれぞれ1枚ずつ頂きました。せいろは「から汁」で頂きます。ここのお蕎麦は、私がこれまで食べた事のないような食感の蕎麦で、蕎麦の切り口の角をまったく感じない不思議なものでした。美味しいとは思いましたが正直に言うと高評価の理由が分かりませんでした。
本家の更科蕎麦を食べてみれば自分の更科蕎麦に対する認識が変わるのでは、との期待もあり食べてみましたが、結論は変わりませんでした。確かに、のど越しは良いですが...。(^^) 更科蕎麦は青いとっくりの「あま汁」で頂きます。最初はその甘さに驚きますが、慣れてくると病み付きになります。
②麻布永坂 更科本店
このお店は、地下鉄の麻布十番駅から大きな通りを挟んだ向かいにあり、他の店のあるブロックとは少し離れています。
ここではせいろの大盛りを頂きましたが、ここのお蕎麦も切り口の角を感じない普通に美味しいお蕎麦という感じでした。確かに美味しいけど...。
③永坂更科 布屋太兵衛 麻布総本店
最後は布屋太兵衛の総本店です。このお店は大宮のそごうに支店が入っているので、そこでは何度か食べていました。その感想は有名な更科のお店ではありますが、「まあ、こんなものか」と思って食べていました。
このお店は普通のせいろでも「あま汁」と「から汁」の2種類が付くのが特徴です。
さて、この麻布十番の総本店のお蕎麦ですが、最初に口に入れた瞬間に大宮店の蕎麦とは風味がまったく違うことが明確に分かりました。「う~ん、これはうまい蕎麦だ。さすが総本店だ!」と一人事を言いながら満足して食べました。あま汁、から汁の味は大宮店と大差ないように感じました。
さて、最終的な3店の私のお好みランキングは次の通りになりました。
③布屋太兵衛
②更級本店
①更級堀井
つまり、食べログの評価と全く逆の結果となりました。
まあ、これはあくまでも私のランキングですので他の人には参考にならないと思いますが...。
食べ物の好みは人それぞれ違いますからね!(^^)
食べログの蕎麦屋の口コミを見ると、料理を食べながら日本酒を飲み、最後の〆に蕎麦を食べるというような人が多いので、単に蕎麦の味だけで評価されているのではないようです。今回の麻布十番の3店も、場所がらもありそのようなお店の一つでしょうから、他の料理、お店の雰囲気、麻布十番という場所を含めた全体の評価なのだと思います。
今回、3つの更科のお店を食べてみて、仮にこのお店が自宅の近くにあったとして食べに行くかと考えると、一度は行くにしてもあまりリピートはないだろうなという感じです。だって、私の住んでいる埼玉県には、もっと私の好みに合うお美味しい蕎麦屋さんが沢山あるんですもの。(笑)
最近はどのお店も新そばを出す季節になりましたので、蕎麦を食べに行くのが楽しみです。
このブログの目次です。
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2010-04-17-1
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