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仙台と言えば やはり仙台大観音ですね! (2015年) [東北]

しばらくぶりに仙台大観音の紹介をします。

丘の上に建立されているので仙台のどこからでも見ることができます。普通の生活の中に突然現れる大観音がとてもシュールです。この大観音は、仙台の市制100周年を記念して高さ100mとされているそうで、お顔は仙台駅の方向を見ているとのことです。
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大観音の胎内の1Fにある十二神将の一つです。中国製のようですが、なかなかの造りです。
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これも1Fにある三十三観音です。こちらも見ごたえがあります。みなさん良いお顔をしています。
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エレベーターで12Fまで上がることができます。上から見ると1Fまで吹き抜けで、ライトアップされた螺旋階段がきれいです。
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観音様の胸あたりの窓から見たAEONはこのように見えます。
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AEONの駐車場から大観音を見るとこのように見えます。
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各階に観音様がいらっしゃいます。全部で百八体あるそうです。
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それぞれ違う種類の観音様です。
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近くで見るとやはり大きいですね。
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みなさんも仙台に行った時は、ぜひご覧ください。

「仙台大観音」に関して興味があれば...
・仙台と言えば...青葉城? 伊達政宗? いいえ「仙台大観音」です!
・仙台と言えば...やっぱり「仙台大観音」ですね!
・震災にも影響を受けず、仙台大観音 再び!
仙台大観音 三十六景とはいかないですが...
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世界遺産の平泉の金色堂! 漫画 「奥州藤原四代」 横山まさみち著を読む。 [東北]


奥州藤原四代(1)
前回に引き続き、横山まさみち氏の歴史マンガシリーズです。
今回は、世界遺産になった平泉に黄金の浄土を再現した藤原氏四代の話です。

今回は、私の好きな平泉の話ですので少しは知識があります。(^^)
日本史の教科書には、平泉の中尊寺金色堂は写真付きで必ず載っています。そして、金色堂には藤原三代のミイラが埋葬されていることも書かれていましたね。しかし、なぜ忽然と東北の平泉に藤原氏が黄金の文化を築いたのかは、教科書を読んだだけではまったく分からないと思います。私も「前九年の役」や「後三年の役」など、語句としては覚えはしましたが、まったく内容は知りませんでした。

奥州藤原四代(2)奥州藤原氏の初代清衡の父である亘理権大夫(わたりのごんのたいふ)である藤原経清(つねきよ)は、平将門追討の功や百足退治の伝説で有名な藤原秀郷の子孫を称していました。
その当時の東北地方に住んでいる人たちは、蝦夷(えみし)や俘囚(ふしゅう)と呼ばれ、中央の貴族たちからは、蔑まれていました。当時の蝦夷の反乱を平定するために京都から送られたのが、「征夷大将軍」で、坂上田村麻呂が有名です。
中央からの出先機関としては、多賀城(現在の仙台の北)がありました。そこに派遣された国府軍がその北にある陸奥国、出羽国を管理していました。その当時、陸奥国の奥六郡(岩手、志和、稗貫、和賀、江刺、胆沢)は、俘囚の安倍一族が支配しており、豊富な黄金、駿馬を持ち一大勢力となっていました。藤原経清はその安倍一族の娘と結婚し、関係を深めます。

奥州藤原四代(3)【前九年の役】(安倍一族が滅亡)
・1051年、源頼義が陸奥鎮守府将軍となり、子である源義家(八幡太郎)と安倍一族の豊富な財宝を手に入れるため、大軍を率いて安倍氏を攻めます。
・藤原経清は、当初政府軍に従っていましたが、身の危険を感じて安倍一族側に加わります。これによって、安倍一族側が優勢となり、退却した将軍は僅か六騎で多賀城に逃げ帰ります。
・政府軍は策を練り、同じ蝦夷である出羽の清原一族を味方に付けることで勝利し、安部一族を滅ぼしました。藤原経清もとらえられ、恨みを持っていた源頼義は、わざと鈍刀でじわじわと首を切り、苦しめながら殺しました。
・経清には妻(安倍一族)との間に清衡が生れていましたが、経清が斬首された後、清原一族の武則が経清の妻と清衡親子を貰い受けたことで清衡は生き残ることができました。

【後三年の役】(清原一族が滅亡)
・清原武則の子となった清衡ですが、前妻の子である真衡、同じ母の子である家衡に挟まれて忍従の日々を過ごします。
・武則の死後、兄の真衡が清原一族を継ぎ、鎮守府将軍となります。そして、八幡太郎義家が陸奥守になり多賀城に赴任し、この地に源氏の基盤を築こうと狙っていました。
・1083年、真衡は、ささいな事がらをきっかけとして家衡、清衡を攻め落とそうと兵を挙げました。真衡は八幡太郎義家に援軍を依頼しますが、清衡は義家には戦う意志が無いことを示し、結局義家の介入で和解することになります。
・和解に納得しない真衡は、再度軍を進めますが突然亡くなります。(原因不明)
・その後、義家の領地分配に不満を持つ弟の家衡が清衡の館を急襲しますが、清衡は何とか逃げ出して助かります。その報を聞いた義家は、自分の調停に対する反乱と考え、清衡とともに家衡を攻め込み苦戦の末、1087年に家衡を打ちとり、清原一族は滅亡します。
・これで奥州を手に入れたと考えた義家ですが、朝廷はこの戦を清原一族の内紛に介入した「私闘」であると判断して、義家には何の恩賞も与えずに陸奥守を解任して京に戻しました。

この源義家の無念が源氏の宿意となり、義家は子孫に「我より七代目の子孫は必ず天下を取れ」との置文を残したことで、その子孫である足利尊氏が室町幕府を開く遠因となります。その前に源頼朝が朝廷の命令なしに源義経を匿った事を理由として平泉を攻め滅ぼしたことも、この義家の宿意が原因と言われています。(源氏の源頼朝が天下を取ったのですから、「我より七代目の・・・」は、もう良いような気がしますが...(^^))

さて、後三年の役の後、奥州の支配者となった藤原清衡は、前九年の役、後三年の役で夥しい数の兵士の命が亡くなったことを悲しみ、平泉に浄土の世界を作ろうと考えて、清衡が中尊寺、二代基衡が毛越寺、三代秀衡が無量光院が建立しました。

三代、100年に渡って栄華を誇った平泉も、秀衡の死後、10万とも言われる源頼朝の大軍勢によって滅ぼされてしまいます。この時、義経は平泉で死なず北に逃れ北海道に渡ったという伝説もありますが、これは井沢元彦氏の説でほぼ消えたと思います。このブログでも紹介しましたので、義経と金色堂に興味がある方は、そちらもご覧ください。(「義経は平泉で死んだ? 義経はここにいる 井沢元彦著 を読む」http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2012-01-01

平泉、藤原四代に興味がある方にはお勧めの本です。

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仙台大観音 三十六景とはいかないですが... [東北]

このブログで何回か紹介していますが、私は仙台大観音が大好きです。
敬愛する葛飾北斎の富岳三十六景になぞらえて、仙台大観音三十六景をやってみようと思いましたが、似たような画像になってしまうので、とりあえず10景です。(笑)

AEONの前の道を上ると大観音が真正面に迫ってきます。
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AEONの駐車場から見える大観音です。
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青葉城からみた大観音です。大観音は仙台駅方向を向いているので、少し横顔になります。
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ウェスティンホテル仙台の26Fのレストランから見た大観音です。
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仙台駅前のメトロポリタンホテル18Fから見た大観音です。
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これは三井ガーデンホテルの15Fから見た大観音です。
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これは、郊外の泉パークタウンにあるロイヤルパ-クホテル4Fから見た大観音です。
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これは大観音のお隣にあるベストウエスタンホテルの入り口から見た大観音です。
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これは、どこから撮影したのでしょうね。(^^)
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この仙台大観音は、高さが100mあります。比較のために身長50mのゴジラを隣に置いてみました。意外とゴジラって小さいんですね。(笑)
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コントラストが美しいですね。各地にいろいろな大観音像が作られていますが、これだけお顔の美しい観音像はあまりないと思います。
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関東にいると、いろんなところから富士山を見ることができますよね。同じように、仙台では探せばいろいろな所から大観音を見ることができます。みなさんも仙台に行った時は、大観音が見えないかどうか探して見て下さい。

「仙台大観音」に関して興味があれば...
・仙台と言えば...青葉城? 伊達政宗? いいえ「仙台大観音」です!
・仙台と言えば...やっぱり「仙台大観音」ですね!
・震災にも影響を受けず、仙台大観音 再び!

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駅に直結したベストロケーション メトロポリタンホテル仙台に泊る(2013年) [東北]

またまた仙台に行ってきました。

今回は、仙台駅に隣接した「メトロポリタンホテル仙台」に泊りました。このホテルは、設備やホスピタリティーが素晴らしいのはもちろんですが、仙台駅に隣接したショッピング施設のエスパルと直結しており、新幹線を使っても地下鉄を使っても、とっても便利です。
エスパルにはファッション関係のいろいろなお店が入っていますし、地下に行けば美味しいお店がたくさんありますので、宿泊プランは朝食だけにして夕食はエスパルのお店で食べるのも良いと思います。

今回泊った部屋は18Fのツインです。ゆったりとした良い部屋でした。ベットも枕も固めのタイプだったので私の好みにもぴったりでした。
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部屋の窓からは、道を挟んだ向かいのホテルモントレーとその隣にウエスティンホテル仙台が見えます。
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18Fだとかなり眺めがいいですね。
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正面に見えるウェスティンホテルの右側の山が青葉城址です。
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中央の左側に伊達政宗公の銅像が見えますが、わかりますか?
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青葉城址の左側には、八木山ベニーランドの観覧車が見えます。
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定禅寺通りの方向の景色です。
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反対側の駅の屋上の駐車場です。画面左側下に仙台駅のべデストリアンデッキが見えます。
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以前泊ったウエスティンホテルから見た仙台駅(茶色い建物)とその右側に見えるメトロポリタンホテル仙台(白い高い建物)です。
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メトロポリタンホテルから見た仙台大観音です。
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仙台博物館で東日本大震災の復興支援の「伊藤若冲展」をやっていましたので、行ってきました。若冲のコレクターで有名なジョー・プライス氏と奥さんの悦子さんが、大震災の復興のために、この展覧会を企画したそうです。朝一で行ってきたのですが、すでにたくさんの人が来ていました。多くの人に見て欲しい展覧会です。
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運の悪いことに妻の誕生日だったので(笑)、エスパル地下の「すてーきはうす伊勢屋」で、仙台牛の東北復興支援ステーキ150g(セットで¥5,000)を食べました。とってもジューシーで美味しかったです。
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仙台には、他にも設備やホスピタリティーの良いホテルがありますが、メトロポリタンホテルの仙台駅に近いというアドバンテージは大きいですね。皆さんもぜひ一度泊ってみて下さい。

【仙台のホテルに関しては以下のご覧下さい】
・2002年WCでイタリア代表が宿泊した仙台ロイヤルパークホテルは素晴らしい!
・仙台ロイヤルパークホテルのエグゼクティブスィートに泊る(2014年)
・天空から仙台を眺める ウェスティンホテル仙台に泊まりました! (2011年)
・天空から仙台を眺める 三年振りにウェスティンホテル仙台に泊まる (2014年)
・駅に直結したベストロケーション メトロポリタンホテル仙台に泊る(2013年)

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ウェスティンホテル仙台
仙台ロイヤルパークホテル
ホテルメトロポリタン仙台
ホテルメトロポリタン仙台イースト
三井ガーデンホテル仙台
ホテルモントレ仙台
仙台ジョイテルホテル(旧ベストウエスタンホテル仙台)


紅葉の平泉~仙台を歩く (2012年) [東北]

紅葉を楽しむために世界遺産の平泉と仙台に行ってきました。
平泉で楽しんだコースは以下の通りです。
東北道 一関IC ⇒ 厳美渓 (郭公ダンゴ) ⇒ 達谷窟毘沙門堂 ⇒ 毛越寺 ⇒ 中尊寺

厳美渓です。磐井川の水流によって浸食された奇岩が見どころです。
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カゴにお金を入れて合図をすると、川の向こう岸にある郭公だんごのお店から、だんごとお茶が運ばれてきます。
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だんごは、あん・ごま・みたらしの3種類で、柔らかくてとても美味しかったです。
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達谷窟毘沙門堂の二の鳥居です。赤と黄の紅葉が見事でした。
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三の鳥居です。奥に毘沙門堂が見えます。
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801年、桓武天皇が坂上田村麻呂を征夷大将軍として蝦夷征伐を命じました。その時に蝦夷がこの地の窟に籠って戦ったそうです。その勝利の後、坂上田村麻呂が京の清水の舞台を模してこの毘沙門堂を建てました。
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二の鳥居の所の紅葉です。赤と黄のコントラストが最高でした。
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これは毛越寺の大泉ヶ池の周りの紅葉です。
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これも毛越寺の紅葉です。
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毛越寺の鐘楼です。
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大泉ヶ池越しの紅葉がきれいでした。
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中尊寺の秘仏「一字金輪仏」が12年ぶりに開扉されていました。今回の開扉は、東日本大震災の供養のためとのことです。私は2000年に一度見ているので、今回はパスしました。
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金色堂前の紅葉も見事でした。
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世界遺産になったので、金色堂は観光客で一杯でした。
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これも金色堂そばの紅葉です。
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松島にある瑞巌寺の隣にある円通寺で紅葉のライトアップをみてきました。池に写った紅葉は息を飲む素晴らしさでした。
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今回は、仙台郊外にあるベストウエスタンホテルに泊まりました。隣にそびえる仙台大観音は一見の価値がありますよ。ベストウエスタンホテルは、ほとんどの部屋が37平米の広さがあるのでゆったりとできます。
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仙台と言えば青葉城にある伊達政宗像です。逆光が良い雰囲気ですね。
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青葉城から見える仙台大観音と隣に見えるベストウエスタンホテル(緑の屋根)です。
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仙台と言えば「牛タン」ですが、やはり仙台牛も食べたい! ということで奮発してサーロインステーキを食べてきました。とってもジューシーで最高でした。また食べたいです...。(笑)
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今回は、天気がいまいちで残念でしたが、素晴らしい紅葉と美味しいお寿司、牛タン、仙台牛とこれ以上ないほど満足できる旅でした。

平泉の紅葉はこちらもご覧下さい。
2013年:http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2013-11-13
2014年:http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2014-11-14

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「天皇寺」の不思議 (2012年) [東北]

仙台に住んでいた時、黒川郡大和(たいわ)町に「天皇寺」というお寺があることを知り驚きました。http://miyagitabi.com/taiwa/tennouji/
大和町には、トヨタ自動車東北のある宮城・仙台北部中核工業団地がありますが、それ以外は普通の地方の町です。

調べてみると日本に「天皇寺」というお寺はたったの2つしかありません。この大和町と四国の香川県坂出市にあるものだけです。それはそうでしょう、普通に考えて「天皇寺」という名称はかなり畏れ多いですよね。
例えば、大阪にある「勝尾寺」に以下のような縁起があります。
その後、行巡上人の代に、清和天皇の病気治癒の祈祷を行い、天皇の病が癒 えたことから、寺の法力が王に勝ったということで、天皇が『弥勒寺』を『勝 王寺』に改名したという。しかし、寺側はあまりにも畏れ多いとして、『王』 を『尾』に変え『勝尾寺』としたと伝えられている。
まあ、これが、これまでの普通の感覚だと思います。

香川県の「天皇寺」は崇徳上皇にゆかりがあります。保元の乱で敗れた崇徳上皇は讃岐の国に配流となり、そこで崩御しましたが、自分を陥れた者たちを呪い続けたという怨霊伝説があり、日本最大の怨霊であるとの説もあります。後々になっても明治天皇即位の際に讃岐に勅使を遣わして崇徳天皇の御霊を京都に帰還させて白峰神社を創建したり、昭和天皇が崇徳天皇八百年祭に香川県の崇徳天皇稜に勅使を遣わして式年祭を執り行ったそうです。それほど崇徳天皇の怨霊は恐れられていたという証左だと思います。

それに対して黒川郡大和町の「天皇寺」は伊達家とはつながりがあるようですが、天皇家に繋がるいわれはないようです。(伊達政宗の三男の宗清のお墓があります)
実際に見てみると、失礼ながら「天皇寺」と称するには違和感のある風情です。伊達藩の時代とは言え「天皇」の字を使うことは不敬ではなかったのでしょうか? 伊達政宗が造った青葉城(仙台城)や松島にある瑞巌寺には天皇家・将軍家専用の「上々段の間」が用意されていました。
つまり、政宗はそれほど天皇に対して敬う気持ちが強かったことが分かります。それを考えても、大和町に「天皇寺」が存在していたことは信じられません。

また、この「天皇寺」のある宮城県も前々から不思議に思っていました。明治維新以降、「宮城」(きゅうじょう)と言えば皇居のことです。そのような名前を県名に使用したこと(使用できたこと)も不思議です。(仙台藩 ⇒ 仙台県 ⇒ 宮城県 と変遷しました) また、大和町(たいわちょう)も「大和」(やまと)と関連があるのかも知れません。
どなたかご存じの方がいらっしゃれば教えて下さい。

ちなみに、サッカーのマンチェスターUに移籍した香川選手は黒川郡の大和町にある黒川高校に通っていました。これは香川県と大和町にある「天皇寺」のつながりでしょうか? (笑)
2001年、中学から仙台にサッカー留学し、仙台市立八乙女中学校に通いながら、神戸NKの監督の勧めでFCみやぎバルセロナ(宮城県仙台市)のジュニアユースに所属し練習に励んだ。この時期、ナショナルトレセンやU-15日本代表にも選ばれている。

2004年、宮城県黒川高等学校に進学し、高校1年生の時に日本クラブユースサッカー選手権 (U-18)大会に出場。2005年9月、高校2年生の時にU-18東北代表(清水秀彦監督)に飛び級で選出され、仙台カップ国際ユースサッカー大会 (U-18) にボランチとして出場し、MVPの1人に選ばれた。
(ウィキペディア 香川真司 より)

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2002年WCでイタリア代表が宿泊した仙台ロイヤルパークホテルは素晴らしい! [東北]

仙台にはたくさんのホテルがありますが、私のお気に入りの一つがこの仙台ロイヤルパークホテルです。
このホテルは、仙台の市街からはちょっと離れた泉区にある泉パークタウン(三菱地所グループが開発)の中にあります。2008年に、隣に泉プレミアム・アウトレットと専門店モールであるタピオがオープンしており、お城のような外観のロイヤルパークホテルとマッチしています。

ホテルの入り口側です。お城のような外観ですね。
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ホテルのガーデン側の部屋から見た眺めです。ホテルの向こう側にタピオが見えます。
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こちらは、森の向こう側にアウトレットモールの建物が見えます。
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アウトレットモール側の入り口です。
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今回泊まった部屋は37平米の広さがあるので、部屋もバスルームもかなりゆったりしています。
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バスルームの入り口にイタリアの文字が...。 よく見ると、2002年サッカーWCの時にイタリア代表が宿泊した時のメモリアルプレートでした。このホテルにイタリア代表が泊まったのは知っていましたが、その部屋に当たったのは初めてです。 感激しました。
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イタリア代表のアレッサンドロ・ネスタがこの部屋に泊まったそうです!
でもイタリア代表がこのホテルに泊まったことを知らなければ、このプレートも単なるインテリアの一つと思われてしまうでしょうね。
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これはタピオの建物です。
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ロイヤルパークの外観とマッチした建物ですね。
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道路のこちら側に見えるのが、泉アウトレットモールの建物です。
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これは夜のアウトレットモールです。
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お決まりのショットです。部屋から見た「仙台大観音」。(^^)
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仙台には、同時期にオープンしたアウトレットモール「三井アウトレットパーク 仙台港」がありますが、泉プレミアム・アウトレットは、お店の雰囲気が良く人気があるようです。
そして、仙台ロイヤルパークホテルですが、本当にホスピタリティーの良いホテルだと思います。周辺の雰囲気もよいですし、ホテルの設備も素晴らしく、食事も美味しいです。仙台駅からのアクセスが若干悪いですが、車で行けばまったく問題ないと思います。(電車で行く場合でも仙台駅から無料シャトルバスがあります)

みなさんもぜひ泊まってみて下さい。

【仙台のホテルに関しては以下のご覧下さい】
・サッカー好きにはたまらない! 仙台ロイヤルパークホテルに泊る(2015年)
・仙台ロイヤルパークホテルのエグゼクティブスィートに泊る(2014年)
・天空から仙台を眺める ウェスティンホテル仙台に泊まりました! (2011年)
・天空から仙台を眺める 三年振りにウェスティンホテル仙台に泊まる (2014年)
・駅に直結したベストロケーション メトロポリタンホテル仙台に泊る(2013年)

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ウェスティンホテル仙台
仙台ロイヤルパークホテル
ホテルメトロポリタン仙台
ホテルメトロポリタン仙台イースト
三井ガーデンホテル仙台
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伊達政宗、片倉小十郎の仙台城、白石城を見る。(2012年) [東北]

仙台と言えば、まず青葉城が頭に浮かびますよね。
青葉城は正式には仙台城といい関ヶ原の戦いの後の1601年に築城されたそうで、江戸城に次ぐ大きさを誇っていたそうですが、もともと家康に気を使って天守閣は作らなかったと言われています。戦前まで、大手門、脇櫓(隅櫓)(当時国宝)、二の丸表舞台楽屋が残っていましたが、1945年の米軍による仙台空襲により全て消失してしまいました。
現在、本丸のあった場所は青葉城址なっており、みなさんご存じの伊達政宗像があります。そして二の丸跡は、東北大学のキャンパスになっています。また、三の丸のあった場所には現在、仙台市博物館が建っています。

私が仙台に住むようになり街中を車で走って驚いたのが、街のいたるところに東北大学のキャンパスや病院、関連施設があることです。さすが、旧帝大は規模が違うな、と感心しました。そして、車で青葉城址に行くと途中の山の上にも広大な東北大学のキャンパスがあり(二の丸跡)、これにもビックリです。東北大学の学生は本当に良い環境で勉強できるのだな、と羨ましく思いました。

これを見ると、東北大の施設の多ささが分かると思います。
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/profile/about/10/about1001/

伊達政宗ファンの人たちは、ぜひとも東北大学に入学すべきですね。毎日仙台城跡で勉強できるのですから。(^^)

さて、みなさんおなじみの青葉城址です。青葉山の絶壁の上に建っていましたので、伊達政宗像の向こうに仙台の街並みが一望できます。
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この角度からの伊達政宗像が有名ですね。
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普段とは違った角度からの伊達政宗像です。
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青葉城址から仙台駅方面を見たものです。木に隠れていますが、手前に広瀬川が流れています。
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三の丸方面に行く道と石垣です。石垣の向こうに見える高い建物が、ウェスティンホテルが入っているトラストタワーです。(参考:http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2011-11-27-1
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青葉城からもちゃんと見える「仙台大観音」です。
「仙台大観音」に関してはこちらをご覧ください。 ⇒ http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2010-08-05-1
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さて、青葉城を後にして伊達政宗の名参謀と言われていた片倉小十郎の城である白石城に向かいます。白石城は仙台から高速で30分くらい南に走り白石で降ります。
駐車場から白石城への道にあった看板です。「城来路(シロクロード)」は、他の城でも使えますね。
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白石城の入り口にありました。「俺が行かずば誰が行く」片倉小十郎。
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桜並木なので、本当は桜が見たかったところですが、この日は新緑が本当にきれいでした。
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白石城の天守です。
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白石城の本丸跡から見た天守です。
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青葉城と違って、こちらは天守が残っているので、絵になりますね。
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白石城の大手門です。
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戦国時代を舞台にしたアクションゲーム『戦国BASARA』の影響で、伊達政宗、片倉小十郎の人気が急上昇だそうですね。(私はやったことがありませんが...) 仙台や松島にはまだまだ伊達政宗の縁のある場所がたくさんありますよ。
食べ物も美味しいし、見どころもいっぱいあります。

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素顔の伊達政宗~「筆まめ」戦国大名の生き様 (歴史新書)伊達政宗、最期の日々 (講談社現代新書)伊達政宗 (「歴史街道」セレクト)戦国BASARA 武将巡礼Vol.1伊達政宗秀吉、家康を手玉に取った男 「東北の独眼竜」伊達政宗CAST-PRIX SPECIAL 新説・戦国英雄伝 片倉小十郎×伊達政宗 (GLIDE MEDEIA MOOK 40)


東日本大震災の津波にも負けなかった! 日本三景の松島 [東北]

今回は、いまさらという感じがしますが、日本三景の一つである宮城県の松島を紹介します。

この松島は、以前住んでいた仙台市の泉中央から車で30~40分くらいの距離でしたので、ちょくちょく通っていました。仕方なく休日出勤した日なども夕方早目に帰って、帰りに松島に寄って美しい風景を眺めることで癒されていました。

松島は、松島湾にある大小260余りの島々で作られた景観が見どころで、以前紹介したミシュラン・グリーンガイドJapanでも★★★が付いています。(http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2011-01-15

全体のイメージは、下の地図を見てもらった方が分かると思います。中央左にあるマリンピア松島水族館の文字がある辺りがフェリー乗り場や五大堂、お土産屋さんなどがある松島の中心部です。
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「奥の細道」で有名な松尾芭蕉が
松島や ああ松島や 松島や
と詠んだと言われていますが、これは後世の作り話だそうです。実際には、「いずれの人か筆をふるひ詞(ことば)を尽くさむ」といって句を読まなかったそうです。

松島城から眺めた松島です。手前に五大堂の屋根が見えます。
(下の画像はクリックすると大きな画像で見られます)
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高台にあるホテル大観荘の7Fのレストランから見た松島です。中央の赤い橋がかかっている大きな島が福浦島です。
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同じく大観荘のレストランから見たフェリー乗り場と五大堂です。
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松島四大観のうち「偉観」と呼ばれている七ヶ浜町の多門山からの眺めです。上の地図の左下です。
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これも同じ多門山からの眺めです。
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フェリー乗り場や五大堂の近くにある福浦島に渡る福浦橋です。200円で渡ることができます。
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こちらは福浦島からの松島の方を見た眺めです。
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豊臣秀吉の桃山城にあった茶室を伊達政宗がもらい受けて移築したと言われている観瀾亭から見た眺めです。
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松島四大観のうち「壮観」と呼ばれている東松島にある大高森からの眺めです。山道を15分くらい登る必要があります。上の地図の右下になります。
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こちらは同じく大高森からみた東松島の野蒜海岸です。太平洋に面しているため、東日本大震災の津波で大きな被害を受けました。(画像は2010年に撮影したものです)
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東日本大震災の津波で、フェリー乗り場や五大堂、瑞巌寺などがある松島町は、他の地区に比べると被害が小さく、犠牲者も1人だけだったそうです。これは、松島湾内に点在する島々が緩衝材となり、津波のパワーを相殺して減衰させたことが理由のようです。
それに対して、上に画像をのせた、松島町からほんのわずかの距離にある東松島町は太平洋に面しているため1,000人以上の被害が出たそうです。昨年見てきましたが、住宅地の家がほとんど流されており、津波の恐ろしさを実感しました。

今回の津波で岩手県の釜石湾にある世界最深(ギネス記録)の防波堤や田老町の世界一(高さ10m、幅3m、長さ2.4km)の防波堤も破壊されてしまいました。やはり津波のパワーを真正面に受けて防ぐことは非常に難しいことのように思えます。素人考えですが、松島のように津波の波の方向を変えたり、相殺したりするような仕組みは作れないものなのでしょうか?

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義経は平泉で死んだ? 義経はここにいる 井沢元彦著 を読む [東北]

2012年です。 明けましておめでとうございます。

昨年中は、多くの方に訪問頂き本当にありがとうございます。
今年もよろしくお願いします。

義経はここにいる (徳間文庫)義経はここにいる (講談社文庫)
さて、2012年の最初の紹介は、井沢元彦氏の
「義経はここにいる」です。
井沢氏の小説は昔からよく読んでいましたが、この本は歴史ミステリー小説からのちの「逆説の日本史」のような歴史本に移行する過渡期の作品と言えます。
内容は、義経に関係した殺人事件とそれと並行して中尊寺金色堂の秘密を解明するというストーリーです。殺人事件に関してはネタばれになるので書きませんが、金色堂に関しては昨年、平泉が世界遺産に認定されたこともありますし、以前NHKのTVでも井沢氏が話していたので書いちゃいます。

私は中尊寺の金色堂に関してはいろいろと本を読みましたが、井沢氏の説が一番説得力があると思っています。
義経は、平家を滅ぼした後、兄の頼朝から追われて奥州の藤原秀衡を頼って平泉に戻ります。秀衡は、義経を擁して頼朝に対抗しようとしますが、秀衡の死後に後継者となった泰衡は頼朝の命に従って義経を攻め殺し、その首を頼朝に差し出しました。
しかし、それにもかかわらず頼朝は10万の兵を率いて平泉を攻め滅ぼし、恭順した泰衡も殺されてしまいます。ここに源頼義、義家以来の源氏の悲願であった奥州制覇を頼朝によって成し遂げることができました。

みなさんもご存じのように、井沢史観の根幹には「怨霊に対する鎮魂」という考えがあります。これは無実の罪で殺されたものは怨霊となって祟るため、その鎮魂が必要であるとの考えです。例えば京の藤原氏は菅原道真を死においやったことに対する祟りを恐れて、道真を太政大臣の位に追贈し、天満宮を建てて神として祀ることまで行いました。
tyusonji2.JPGこの考えからいうと、上に書いた源義経、藤原泰衡ともに頼朝に無実の罪で殺された(と本人は考えている)わけですから、頼朝としてはその祟りを防ぐために鎮魂が必要ですが、平泉にはそのような鎮魂の形跡が見られません。

平家によって伊豆に流された流刑人から征夷大将軍まで登りつめたれ頼朝は、「秀吉以上の幸運」に恵まれていたと考えられます。頼朝はそれは父である源義朝の怨霊の力であると考えていただろうと井沢氏は推測します。それほど怨霊を信じている頼朝が義経、泰衡の鎮魂を行わないはずはないというのが基本的な考えです。

特に義経は、平家滅亡の立役者であり、その働きにもかかわらず頼朝に攻め殺されたのですから、かなりのパワーで祟りそうですが、平泉には義経の鎮魂の施設が見当たらないため義経は平泉では死なずに蝦夷(北海道)に逃げのびた、あるいはさらに大陸に渡ってチンギス・ハーンになったという「義経北行説」という説が出てきます。

さて、中尊寺金色堂に対する一般的な捉え方を書いてみましょう。
①奥州藤原氏三代の栄華のモニュメントである。
②金色堂には、初代清衡、二代基衡、三代秀衡のミイラと四代泰衡の首が納められている。
③金色堂を風雪から守るために「覆堂(さやどう)」で覆われている。
④中尊寺には、「一字金輪仏」という日本でここにしかない秘仏があり、三代秀衡の護持仏といわれている。

<秘仏 一字金輪仏>
ichijikinrin1.JPGこの4点に関して井沢説を元に考えてみると、、
①金色堂は奥州藤原氏三代の栄華のモニュメントではない。金色堂には藤原三代の遺体しか納められないため、あたかも藤原氏が三代で滅びることを暗示しているようで「不吉」である
確かにその通りです。これは②とも関連しますが、当時栄華を誇った清衡、基衡、秀衡達がなぜ狭い金色堂に一緒に納められているのでしょうか?どうして一人一人の霊廟を建てなかったのでしょうか? 後に奥州王となった初代伊達政宗、二代忠宗、三代綱宗たちは、霊廟としてそれぞれ、瑞鳳殿、感仙殿、善応殿を別々に建てています。これは権力者としては当然の発想だと思います。
http://www.zuihoden.com/gaiyo/index.html
しかも鎌倉幕府にとっては罪人である泰衡の首が金色堂にあるのも大きな謎です。
③せっかく堂の外側まで金箔を張った黄金の金色堂をどうして覆堂で覆ってしまうのか?
外から見えなければ黄金で飾る必要がないように思えます。金色堂と同様に有名な京都の金閣寺を覆堂で覆うという発想はあるでしょうか? そう考えると覆堂には別の意味がありそうです。さらに覆堂の「覆」を「さや」と読ませていることも重要です。
④一字金輪仏は、秀衡の護持仏と言われているが、なぜ一字金輪仏を選んだのか不思議である。
天台宗では金剛界・胎蔵界大日如来に並ぶ尊格となるそうです。そのように格の高い仏なので、仏画として書かれることは多いけれど仏像になっているのは中尊寺だけのようです。

井沢説の結論を書きます。
金色堂は奥州藤原氏の栄華のモニュメントであったが、頼朝が藤原氏を滅ぼしたことにより、頼朝によって藤原氏の鎮魂のための御堂となった。特に泰衡の鎮魂が重要であるため、泰衡の首も一緒に納めた。
覆堂は、金色堂を風雪から守るためのものではなく、頼朝に対する藤原氏の怨霊が入っている金色堂を封じ込めるためのものである。刀は抜き身のままにしておくとケガをして危険なので「サヤ」に入れておくのと同様に金色堂も藤原氏の怨霊で危険なため、覆堂を「サヤ堂」と呼び怨霊を封じ込めた。
●秘仏である一字金輪仏は像高が76cmと小さいにも関わらず9個の部材を上下に積み重ねた特殊な構造をしており、これは義経(九郎=遮那王)の鎮魂(墓標)のための仏像である。この一字金輪仏を安置していた金輪閣は大日金輪が太陽を象徴しているため、金色堂に隣接して西向きに建てられていた。金色堂は西方浄土を表しているため堂は東向きに建てられていたため、金輪閣の一字金輪仏と金色堂の本尊は向かい合う形で配置されていた。そのため、参拝者は、どちらかの仏像を拝むともう一方に仏像にお尻を向けることになるため非常におかしな配置である。
これは頼朝が藤原氏の怨霊を封じ込めるため金色堂を覆堂で封印し、なおかつ最高の力を持つと言われている一字金輪仏(義経の墓標)を相対させることで見張り役のような形とした

kaihi.JPG以上、結論だけを書くと何だか荒唐無稽に見えるかもしれませんが、この本を読むと十分に説得力を持っており納得させられます。金色堂に興味のある方は、ぜひ読まれることをお勧めします。

秘仏である一字金輪仏は、秘仏ですので通常は公開されていません。何年ごとに開扉すると決まっていないようですが、私は2000年の開扉の時に見ることができました。小さくて背面がなく壁にかけるような形の仏様ですが、「これが日本最高のパワーを持つ仏さまか・・・」とありがたく拝んできました。
下の子が5歳の時だったのですが、間近で見てお寺のお坊さんに梵語で「ボロン」というんだよと教えられたにもかかわらず、まったく覚えていないとのこと。そんなものなのでしょうが、ちょっと寂しいですね。(笑)


この一字金輪仏ですが、震災復興を祈願して今年の7月から御開帳されるそうです。
このチャンスを逃すと、あと10年は見られないと思いますよ!


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[ビジュアル版] 逆説の日本史4 完本 信長全史源氏物語はなぜ書かれたのか (角川文庫)学校では教えてくれない日本史の授業井沢元彦の歴史手帳 2012ビジュアル版 逆説の日本史3 中世編新装版 猿丸幻視行 (講談社文庫)ビジュアル源平1000人 ( )「反日」日本人の正体

大震災にも負けない仙台 光のページェント!(2011年) [東北]

今年も行ってきました。仙台「光のページェント」です。

今年は、LED電球を保管していた倉庫が津波の被害にあって全損してしまったため、開催が危ぶまれていましたが、「被災地の復興の希望の灯をともしたい」という地元の人たちの熱意と思いによって開催することができました。募金によるLED電球の購入の他、表参道のイルミネーションなどいろいろな所からLED電球の貸与を受けての開催だったようです。

勾当台公園市民広場内の高さ約30mのヒマラヤ杉「シンボルツリー」と定禅寺通りのイルミネーションです。
sen10.JPG



















日立提供の「きになるサンタの公園」のサンタクロースです。ここは青色ダイオードでのイルミネーションです。
sen9.JPG



















ケヤキ並木の「光の歩道」です。沢山の人であふれていました。
sen8.JPG



















ベージェントカーも登場です。運が良いと見ることができます。
sen7.JPG



















これも「光の歩道」です。
sen6.JPG



















これは、歩道沿いのビルのガラスに映ったケヤキ並木です。
sen5.JPG



















帰りは歩道をのんびりと歩いて戻ります。
sen4.JPG



















定禅寺通りの3車線の道の両側もライトアップされています。
sen3.JPG



















今回は、定禅寺通りに近い「三井ガーデンホテル」に泊まりました。会社が契約しているので、安く泊まることができました。
ここも良いホテルなんですが、前回泊まったウエスティンホテルに比べるとやはりちょっと...(笑)
これは15Fの部屋からの眺めです。三越の向こう側が定禅寺通りです。遠くに仙台大観音が見えます。
sen2.JPG



















指定したわけではないのに部屋から仙台大観音を見られるのはラッキーでした。
sen1.JPG




















土日は仙台で目いっぱい遊んでくるつもりだったのですが、日曜日に出勤しなければならなくなったため、朝食を食べてそのままチェックアウトして東北道に乗って帰ることになりました。(‐‐;
(福島からは無料なので、片道2,150円でした)
そのため、今回はお土産も買う暇もありませんでした。午後4時ごろに家に着き、少し休んで会社へ...。結局日が変わるまでお仕事だったので、今日は眠たいです。

帰りはちょっとハードでしたが、今年の「光のページェント」も十分に楽しむことができました。
今年も大晦日の23時までやっているそうです。まだまだチャンスはありますよ!
みなさんも、ぜひご覧になって下さい。


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天空から仙台を眺める ウェスティンホテル仙台に泊まりました! (2011年) [東北]

仙台の高級ホテルにウェスティンホテル仙台が加わりました。オープンが2010年8月なので、ちょうど私が仙台を離れた時ですね。高いビルを建てているのは知っていましたが、何になるのだろうと思っていました。

私は仙台のホテルではロイヤルパークホテルがお気に入りだったのですが、今回、初めてウェスティンホテルに泊まってみて、こちらも素晴らしいな~と思いました。
このウェスティンホテルは仙台トラストシティのトラストタワーの中にあります。高さは180mとのことですから、東京駅に隣接した丸の内トラストタワーとほぼ同じ大きさですね。外観もそっくりです。(当たり前ですが...)
http://www.mori-trust.co.jp/project/sendai_top.html

うっかりして外観の写真を撮るのを忘れていましたので、古い画像から一枚。まだ、建設中のトラストタワーですが、仙台郊外の泉が岳スキー場から撮影したものです。その大きさが分かると思います。
westin0.JPG



















さて、このウェスティンホテルですが、トラストタワーの26Fにフロントやレストランがあり、その上が客室になります。今回、私が泊まった部屋は33Fでした。
海側の部屋を期待したのですが、青葉城方向に面した部屋でした。赤丸で囲んだ中の白っぽく見える部分が伊達政宗の銅像のある青葉城の本丸跡です。
aoba2.JPG



















赤丸部分を望遠で撮影しました。クリックして拡大すると、行ったことのある方であれば何とか伊達政宗の銅像が分かると思います。
aoba1.JPG



















ホテルの西側を撮影したものです。画面中央の左側に東北大学の片平キャンパスが見えます。
hotelaround.JPG



















こちらは、仙台駅方向です。中央付近の煉瓦色の低くて細長い建物が仙台駅です。
sendaieki1.JPG



















仙台駅をズームアップしたものです。駅の屋上が駐車場になっていてよく利用しました。
sendaiekiz.JPG




















泉中央方面を撮りました。遠くに七ツ森の山々が見えます。
sendai2.JPG



















これは上の写真の少し左方向を撮影したものです。中央に小さく仙台大観音が見えます。
sendai1.JPG



















仙台大観音をズームアップしたものです。
daikannon.JPG



















ウェスティンホテルの魅力は、26階以上の高い部屋からの最高の眺めと、部屋がとても広いことです。平均42平米といいますから、私が昨年ロイヤルパークで泊まった23平米に比べても倍くらいの広さがあります。
バスルームもシャワールームが分かれていて、とてもゆったりとしています。
room.jpg








(ウェスティンホテル仙台のHPより:http://www.westin-sendai.com/room/index.html
朝食は26Fのレストランでバイキングですが、いろいろと種類もありとても美味しかったです。仙台の街を眺めながらの朝食は格別でした。

仙台と言えば”牛タン”ですが、行列のできる有名店の「利久」のお店がホテルの隣にあり、これもうれしいです。場所としては、駅から徒歩10分くらい、「光のページェント」が開催される定禅寺通りまでは、一番町のアーケード街をぶらぶら歩いて15分くらいでしょうか? 散歩するにはちょうど度良い距離です。

また機会があれば、ぜひ訪れたいと思うホテルです。

【仙台のホテルに関しては以下のご覧下さい】
・2002年WCでイタリア代表が宿泊した仙台ロイヤルパークホテルは素晴らしい!
・仙台ロイヤルパークホテルのエグゼクティブスィートに泊る(2014年)
・天空から仙台を眺める ウェスティンホテル仙台に泊まりました! (2011年)
・天空から仙台を眺める 三年振りにウェスティンホテル仙台に泊まる (2014年)
・駅に直結したベストロケーション メトロポリタンホテル仙台に泊る(2013年)

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ウェスティンホテル仙台
仙台ロイヤルパークホテル
ホテルメトロポリタン仙台
ホテルメトロポリタン仙台イースト
三井ガーデンホテル仙台
ホテルモントレ仙台
仙台ジョイテルホテル(旧ベストウエスタンホテル仙台)


震災にも影響を受けず、仙台大観音 再び! [東北]

またまた仙台大観音を見に行ってきました。
大観音の近所の人に聞きましたが、震災の時は1週間くらい電気も水道もガスも止まってしまったそうですが、大観音は全然大丈夫だったとのことです。その昔、豊臣秀吉が京都の方広寺に造営した大仏殿と大仏は東大寺のものより一回り大きかったそうですが(大仏の高さ19m)、慶長元年の大地震によって大仏が倒壊してしまったそうです。(慶長元年の地震の推定マグニチュードは7.0とのこと)
今回の地震はM9.0という超巨大地震にもかかわらず、建物を倒壊させる長周期振動が非常に少なかったとのことですが、それでもそれに耐えた大観音は大したものです。

街並みの中にそびえ立つ大観音です。雲の具合もいい雰囲気です。
DSCF3476.JPG



















上の大観音をズームUPしたものです。
DSCF3478.JPG



















周辺の家の間から見える大観音です。生活に浸透していますね。
DSCF3485.JPG



















すぐ近くにあるイオン(もとJusco)の駐車場を見守る大観音。
DSCF3521.JPG



















イオンの駐車場の視線の高さから見た大観音。地元の人には見慣れた光景です。
DSCF3523.JPG



















久しぶりに見た「仙台大観音」ですが、大震災にも耐え、変わらずに仙台の街を見守っています。
みなさんも、是非一度ご覧になってみてください!

前回の「仙台大観音」に関して書いたものです。
・仙台大観音 三十六景とはいかないですが... 
・仙台と言えば...青葉城? 伊達政宗? いいえ「仙台大観音」です!
・仙台と言えば...やっぱり「仙台大観音」ですね!

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冬の仙台といえば、「光のページェント」ですね!(2010年) [東北]

冬の仙台といえば、もちろん「光のページェント」です。今年は、先週の12月3日から、年末の31日まで開催されます。
早速、土曜日に行ってきましたよ!(^^)
金曜日は関東地方も大雨と風で電車が止まったりしましたので心配でしたが...。仙台は土曜日には雨が上がりましたが、強風は残っていました。しかし、夜になってからは風も弱まり一安心です。

この「光のページェント」ですが、バブル前夜の1986年から20年以上も続いているイベントです。これは市民ボランティアが中心になってやっている点でも注目されています。
「杜の都」仙台のシンボルである800mもある定禅寺通りのケヤキ並木に80万個のLEDが飾られます。最近のライトアップは、青色LEDの開発によって青系統のものが多いですが、「光のページェント」は、もともと電球でおこなっていたため、色温度の低い温かみのある色で統一されています。しかし、昨年から省エネのためLEDを使用しているそうで、今年はすべてLEDになったそうです。この暖色系のLEDは青色LEDの開発で有名な日亜化学と共同で4年かけて開発したそうです。

定禅寺通りのケヤキ並木がLEDで飾られています。電球色の温かみのある色でいいですね。18時に点灯ですが、19時、20時には一度LEDが消されて再点灯されて大歓声がわきます。
hikari1.JPG

定禅寺通りは片側3車線、中央に遊歩道がある広い通りですが、4列の並木がLEDで飾られています。
hikari2.JPG

中央の遊歩道が「光の回廊」になっていて、とても良い雰囲気です。
hikari3.JPG

左右の歩道から見るとこんな感じです。歩道を歩くだけでも楽しめます。
hikari4.JPG

勾当台公園のところにある、今風の色のイルミネーションです。これも良かったです。
hikari5.JPG

「光のページェント」は大晦日の31日までやっていますので、みなさんもご覧になってはいかがですか?

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Pageant of Light, SENDAI MIYAGI Prefecture

街のビッグイベントを成功させる本―仙台「光のページェント」に学ぶ


るるぶ仙台ベストセレクト’10 (るるぶ情報版 東北 13)


せんだいタウン情報 S-style 2010年12月号


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仙台と言えば...やっぱり「仙台大観音」ですね! [東北]

以前紹介した「仙台大観音」に予想以上の反響があったため、調子にのって再度紹介します。

今回は、家族で仙台旅行です。久しぶりに鮨を食べるぞ! と意気込んで行きました。
私は北海道生まれなので、安くておいしいお鮨に慣れているため、関東ではほとんどお鮨を食べません。しかし、仙台は北海道と同等かそれ以上に魚がおいしいのでお鮨は回転鮨で十分! リーズナブルな値段で好きなものをおなか一杯食べることができます。今回は、「うまい鮨勘」、「清次郎」で満足しました。(笑)

さて、宿泊です。私は2002年の日韓ワールドカップの時に日本代表とイタリア代表が宿泊したロイヤルパークホテルが好きなのですが、今回は仙台大観音を近くで見るために、仙台大観音に隣接する「ベストウエスタンホテル」にしました。

仙台大観音に隣接する「ベストウエスタンホテル仙台」です。ホテルは12階まであります。
daikannon4.JPG

家族には秘密で夜に着いたので、部屋のカーテンを開けてサプライズです!
家族は相当驚いていました。(笑) ホテルを選んだ私も正直、夜はちょっと不気味でした。(笑)
daikannon1.JPG

部屋は11階だったのですが、部屋からの眺めはこんな感じです。(^^)
daikannon3.JPG

朝日を受けた仙台大観音です。荘厳ですね...。部屋のベランダから撮影しました。
daikannon2.JPG

日本各地に観音様は数あれど、これだけ美しい観音様はそうはないと思います。
daikannon5.JPG

ホテルからかなり離れた場所から望遠で撮影しました。観音様の白が映えますね!
daikannon7.JPG

散歩していると、ひょっこりと観音様のお顔が現れてきます。
daikannon6.JPG

車を運転していても、気になってしょうがありません。(笑)
daikannon8.JPG

久しぶりに見た「仙台大観音」ですが、やっぱりインパクトがあります。
みなさんも、是非一度ご覧になってみてください!

前回の「仙台大観音」に関して書いたものです。
・仙台大観音 三十六景とはいかないですが...
・仙台と言えば...青葉城? 伊達政宗? いいえ「仙台大観音」です!
・震災にも影響を受けず、仙台大観音 再び!

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仙台ジョイテルホテル(旧ベストウエスタンホテル仙台)


仙台と言えば...青葉城? 伊達政宗? いいえ「仙台大観音」です! [東北]

みなさんは、仙台というと何を連想しますか?
伊達政宗青葉城牛タン七夕祭り...といった所でしょうか?

でも私のお勧めは、「仙台大観音」です。仙台駅から車で20分くらいの所にあるのですが、100mの高さがあり、山の上に立っているため遠くからでも見ることができます。
もちろん、青葉城からも見ることができます。先日、青葉城に行った時に若者達のグループがいたのですが、その中の一人が遠くに仙台大観音を見つけて、「あれってすごくないですか? 超でかいですよ! やばいっすよ!」と叫んでいました。(笑)

地下鉄南北線の終点である泉中央駅とその左端に小さく見える仙台大観音です。
地下鉄からも地上に上がった(八乙女)-(泉中央間)の途中、川を渡る時に見ることができます。
(写真をクリックすると大きくなります)
daibutu1.JPG

上の写真の拡大写真です。
daibutu2.JPG

すぐ近くにあるJuscoの駐車場から。隣に建っているのは「ベストウェスタンホテル仙台」です。
私はこの風景がとても好きです。
daibutu3.JPG

近くの人たちはJuscoに買い物に行く時は、いつもこの風景を見ているのです。
まるで映画の一コマのようですね。
daibutu4.JPG

隣の住宅街から見ると、こんな感じです。とてもシュールな感じです。(笑)
daibutu5.JPG

近くで見るとやはり大きいですね。とても姿の美しい大観音だと思います。
daibutu6.JPG

隣のホテルがとても小さく見えます。
daibutu7.JPG

背景の雲が天使の翼のようですね。
雲で光の当たり方が変わると表情も変化します。
daibutu8.JPG

仙台駅から車で1時間ほどの距離にある郊外の泉ヶ岳スキー場から見た大観音です。正面に見えるのは海です。また、左側のビル郡が仙台駅付近です。この大観音は、仙台駅に向けて作られているそうです。
daikanon1.JPG

みなさんも、仙台に来られた時はぜひご覧になって下さい。

(追記)私はずっと「仙台大仏」だと思っていましたが、本当は「仙台大観音」でした。お詫びするとともに訂正させて頂きます。仏と観音の違いは、悟りを開いた人=「仏陀」と悟りを開く修行中=観音(菩薩)だそうです。
そう言われてみると確かに菩薩の方が人間に近いように見えますね。

「仙台大観音」をもっと見たい人は、こちらもどうぞ!(^^)
・仙台大観音 三十六景とはいかないですが...
・仙台と言えば...やっぱり「仙台大観音」ですね!
・震災にも影響を受けず、仙台大観音 再び!

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津軽富士 岩木山を楽しむ [東北]

桜で満開の弘前城から眺める岩木山は最高ですが、岩木山そのものも素敵です。
標高は1,625mとそれほど高くありませんが、津軽平野に聳えるその秀麗な姿はとても絵になります。
岩木山2.JPG

弘前城から車で1時間くらいの距離です。車で行くと、だんだんと近づいてくる岩木山を楽しむことができます。
岩木山1.JPG

岩木山は津軽岩木スカイライン(有料道路)で8合目まで登ることができます。このスカイライン本当の九十九折りで運転も楽しめますが、安全運転しましょうね! とりあえずこの地図を見て下さい。(笑)
iwakiskyline.JPG


















岩木山スカイラインの頂上付近から下をみたものです。こんなコーナーが連続します。
岩木山3.JPG

8合目からはリフトで9合目まで行けるそうです。(行ったことはありませんが) 桜の時期でも8合目ではスキーも楽しめるようです。
岩木山4.JPG

岩木山と言えば、その昔、NHKのみんなのうたで流れていた長谷川きよしの「鳩笛」を思い出します。この歌を聴きながら岩木山を眺めると津軽の良さを楽しめますよ。


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今年は桜の開花が遅いですね。 弘前の桜はちょっと残念!(2010年) [東北]

3年続けて弘前の桜を見に行きました。
一昨年、昨年と連休前に満開になってしまったため、悔しい思いをしましたが、今年はかなり開花が遅れたようです。5月1日に行ったのですが、7、8分咲きと言ったところでした。
弘前1.JPG

弘前の桜は20年以上前から何度も行っていますが、なかなか満開の時期に行くことはできませんでした。地元の人は「日本一の桜」と豪語していますが、いつも「まあ、こんなものか...」と思っていました。
しかし、一度だけ丁度満開の時に当たったことがありました。この時は凄かったです!
日本中の桜を知っている訳ではありませんが、本当に日本一と言っても良いだろうと思うくらいの凄さでした。
お城の外堀からお城の中まで桜、桜、桜...。
やっぱり桜は満開の時は凄さが全然違います。

今年はちょっと残念でした。
弘前2.JPG

弘前の良さは、桜とお城と山(岩木山)が一度に楽しめることです。
今年は残念ながら雲がかかっていたので頂上が見えませんでした。
弘前5.JPG

やはり桜とお城は絵になりますね。日本人の心にマッチします。
お城の中は、桜づくしです。
弘前3.JPG

外堀の桜です。満開の木もありますが、8分咲きくらいの木が多かったです。
満開の時は、ここの桜だけでも満足できるくらいすごいんですが...
弘前6.JPG

お城の中には沢山の出店が出ており、これもまた楽しいものです。
中でも注意を引いたのが、昭和の香りが漂うこれです。(笑)
弘前4.JPG

今年はちょっと残念でしたが、来年も見に行くぞ!

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