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「「金融ワンワールド」 落合莞爾著を読む」は、山本正樹氏のパクリか? [落合莞爾]

2012年5月29日に、このブログで書いた「「金融ワンワールド」 落合莞爾著を読む」(http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2012-05-29)に関して、読者の方から、
山本正樹さんの記事のパクリ?
とのコメントを頂きました。
山本氏に関しては、全く知りませんでしたがGoogleで検索を行い、以下の記事であることが分かりました。
http://www.yamamotomasaki.com/archives/1256
読んで驚きました。確かに私の書いた内容と酷似しています。確かにこれを読むと私がパクったと思われても仕方がないと思いますが、山本氏のブログの日付は2012年7月2日となっており、私が内容をパクることはできません。
しかし、単なる一般ブロガーよりも元市議会議員の方が信用があるようです。早速、山本氏のブログに3回問い合わせを行いましたが、まったく無視されている状況です。当初はあまり気にしていなかったのですが、これだけ無視されるとさすがに私も黙っていることはできなくなりました。

山本氏と私のブログを見た人は、同様に私がパクったと思う可能性がありますので、山本氏と私のブログの比較をしたいと思います。青字が私のブログの文で、赤字が山本氏のブログの記載ピンク文字が私の注釈です。(RSS等では文字の色などが見にくいかも知れません。ご容赦ください。)
以下のように、私の創作した文章も山本氏のブログで書かれており、どちらが引用しているか明確だと思います。
-------(以下ブログ内容)-------

金融ワンワールド 地球経済の管理者たち落合先生が、『天才画家「佐伯祐三」真贋事件の真実』から15年、満を持して書かれた渾身の一冊です。
地球経済を統べる者たちは実在する・・・ ロンドンの金融界にビッグバンが生じた経済を見れば、世界の金融カジノに隠れオーナーが存在していることが容易に察せられる。それは通貨を創造して通用させ、国家に貸して金利を得てきた勢力、彼らこそが「金融ワンワールド」なのである。

9.11、3.11以降、陰謀史観の主役として「ユダヤ」、「フリーメンソン」、「イルミナティー」などが黒幕だと語られていますが、落合先生は個別の組織に関しては論じないで、その底流にある世界秘密結社の実体を自らの体験を元に述べています。

(私のブログ文)先生は、昭和60年頃、ウエスティングハウス・ジャパン副社長の水谷民彦氏、ニューヨーク工科大学の馬野周二氏と三人で「魔孫(マッソン)研究三人会合」を作り、そこでユダヤ人に関する知識を得たそうです。先生によると、昭和60年頃までの日本人はユダヤに関する正確な知識をほとんど持っていなかった鎖国状態であったそうです。 しかし一方、日本を離れて海外に住んでいた人たちはユダヤ人に関して詳しい知識を持っていたそうで、
⇒(山本氏ブログ)落合氏は、昭和60年頃、ウエスティングハウス・ジャパン副社長の水谷民彦氏、ニューヨーク工科大学の馬野周二氏と三人で「魔孫(マッソン)研究三人会合」を作り、そこでユダヤ人に関する研究をされたようである。著者によると、昭和60年頃までの日本人はユダヤに関する正確な知識をほとんど持っていなかった鎖国状態であったという。しかし一方、日本を離れて海外に住んでいた人たちはユダヤ人に関して詳しい知識を持っていた。

(私のブログ文)例えばNew York は「Jew York」と言われるほどユダヤ人が多いところですから、そこに住めばいやでもそれについて関心を持たざるを得ないのでしょう。 落合先生は、その「魔孫研究三人会合」で、ユダヤ人に関していろいろと知識を得たそうです。
⇒(山本氏ブログ)例えばNew York は「Jew York」と言われるほどユダヤ人が多いところだから、そこに住めばいやでもそれについて関心を持たざるを得ない。落合氏は、その「魔孫研究三人会合」で、ユダヤ人に関していろいろな知識を得ていくことになる。
(筆者注)「例えばNew York は「Jew York」と言われるほどユダヤ人が多いところですから、そこに住めばいやでもそれについて関心を持たざるを得ないのでしょう。」は、私の文章で、落合先生の本には記載がありません。

その中で注目すべきは、日本の新宗教に大きな影響を与えている大本教の出口王仁三郎がユダヤ、フリーメンソンに関して語っていたということです。これは恐らく先生が初めて指摘したことだと思われます。

(私のブログ文)王仁三郎はユダヤの神=「ガガアルの神」、フリーメンソン=「石屋の弥陀六爺さん」と比喩的に語っていますが、『神霊界』大正8年8月12日で以下のように言っています。
⇒(山本氏ブログ)王仁三郎はユダヤの神=「ガガアルの神」、フリーメンソン=「石屋の弥陀六爺さん」と比喩的に語っているが、『神霊界』大正8年8月12日で以下のように言っている。

(私の引用文をそのまま山本氏も引用)
支那の帝政を覆し露国の君主制を亡ぼし、次いで独逸その他の君主国を破壊したガガアルの悪神の御魂は、米国に渡りて、ウヰルソンの肉体を機関と致して世界を乱らし(中略)手を代え品を変えて日本の神国を奪る陰謀を、大仕掛けに致して居るから(後略)

(私のブログ文)つまり、王仁三郎は、清帝国が亡ぼした辛亥革命、ロシアのロマノフ王朝を亡ぼしたロシア革命を始めとしてドイツなどの君主制を亡ぼしたのはユダヤの神の仕業だと指摘しているのです。
⇒(山本氏ブログ)つまり、王仁三郎は、清帝国が亡ぼした辛亥革命、ロシアのロマノフ王朝を亡ぼしたロシア革命を始めとしてドイツなどの君主制を亡ぼしたのはユダヤの神の仕業だと指摘しているのだ。

(私のブログ文)もしそうだとすれば、日露戦争で、明石元二郎がロシアの後方撹乱を狙ってレーニンなどのロシア革命勢力に資金援助したことにより日露戦争に勝ったことは、これもユダヤに操られていたとも言えるように思えます。
⇒(山本氏ブログ)もしそうだとすれば、日露戦争で、明石元二郎がロシアの後方撹乱を狙ってレーニンなどのロシア革命勢力に資金援助したことにより日露戦争に勝ったことは、これもユダヤに操られていたとも言えるのかもしれない。(私が以前、書いたレポート「日本人の独自性」に引用した村松愛蔵氏の本のことを思い出していただきたい。)
(筆者注)この明石元二郎に関する記載も私の文章です。これに対してもコメントを付けて頂き、ありがたいことです。(笑)

(私のブログ文)さて、落合先生が「魔孫研究三人会合」で学んだことに、その後得た情報をまとめたものが、下記のユダヤに関する定義です。
⇒(山本氏ブログ)「魔孫研究三人会合」で学んだことに、その後得た情報をまとめたものが、下記のユダヤに関する定義である。
呼称 宗教 構成
シオニスト
(ユダヤ第一種)
ユダヤ教徒 A:スファラディ(セム系)、ミズラヒ(セム系) B:アシュケナージ(トルコ系)
イスラエルに住み、ニューヨークを徘徊するユダヤ教徒。
・スペイン~ポルトガルにかけてのユダヤ人をスファラディと呼ぶ。
・ドイツ~ポーランドにかけてのユダヤ人をアシュケナージと呼ぶ。全世界のユダヤ人の9割がアシュケナージ。人種的にはトルコ系白人種のハザール族。
・アジアに流移して回教圏に住んでいるユダヤ人をミズラヒと呼ぶ。
・オランダ人はスペインから逃げてきたユダヤ。
ワンワールド
(ユダヤ第二種)
看做しユダヤ ヴェネツィア・コスモポリタン(シュメル系)
宗教ワンワールド ― ヴァチカン
世界王室連合 ― 王侯貴族(金融ワンワールドに利用される)
白人至上主義者 ― WASP(ワスプ)
(軍事ワンワールド― 各国海軍将校・砲兵将校)
ユダヤと自称していないが、ユダヤと呼ばれている。俗にいう「フリーメンソン」のこと。ワンワールド・バンカー(国際銀行家)、コスモポリタン・ジュウとも呼ばれる。日本の皇室も世界王室連合に含まれる。
日本の九鬼水軍、村上水軍はコスモポタンの傍流を引き継いでいると思われる。
金融ワンワールド
(混在)
実質無宗教 ロスチャイルドモルガンロックフェラー

(筆者注)上記表は落合氏の本の内容を私がまとめ直したもので、山本氏がそのまま引用していますが、山本氏のブログでは表の枠が無くなっているので、
ヴェネツィア・コスモポリタン(シュメル系)
・宗教ワンワールド ― ヴァチカン
・世界王室連合 ― 王侯貴族(金融ワンワールドに利用される)
・白人至上主義者 ― WASP(ワスプ)

が、「シオニスト」に分類されるように書かれていますが、間違いです。「ワンワールド」の分類となります。


(私のブログ文)日本の皇室も上の表にある世界王室連合に取り込まれ、「金融ワンワールド」に利用されているとのことです。
⇒(山本氏ブログ)日本の皇室も上の表にある世界王室連合に取り込まれ、「金融ワンワールド」に利用されている?

一時期、Web上で「大室天皇」に関して話題になりました。これは、明治維新の時に南朝の血統である大室寅之祐が睦仁親王と交替し、明治天皇として即位した、という話です。初めて聞いた人には荒唐無稽とも思える説ですが、いろいろと調べてみると説得力のある話でもあります。

(私のブログ文)落合先生は京都皇統から情報を得たようで、以下のように述べています。
⇒(山本氏ブログ)落合氏は、京都皇統から情報を得たようで、以下のように述べている。

(私の引用文をそのまま山本氏も引用)
ウィーン会議により成立した欧州王室連合の世界戦略に対する対応策として、孝明天皇が崩御を装い、皇太子睦仁親王と倶に、堀川通り本圀寺内の堀川御所に隠れ、以後はシャーマンとして国家安泰を祈りながら、国際天皇となります。公的な皇室は、南朝血統の大室寅之祐が睦仁親王と交替し、明治天皇として即位します。
こうして、明治維新後の皇室は、表裏二元に分離し、表は東京皇室の明治天皇が大日本天皇として公式に臣民に君臨し、裏では京都皇統が秘かに国際事項に対処します。すなわち、外交面ではワンワールドの海洋勢力に与し、大陸・満洲政策に対処するため、革命党の孫文、清朝皇室の愛新覚羅醇親王、満洲の覇王張作霖の三者を等距離においてロシアの南下に対応しました。また国際金融面では、J.P.モルガンと組んで中国の鉄道金融に参加し、ロスチャイルドに協力して金本位制の創設に尽しました。

これ以外にも、経済評論家である落合先生ならではの所論がたくさん書かれています。

(私のブログ文)世界の経済は「金融ワンワールド」が裏で糸を引いており、彼らが儲かるような仕組みが考えられて各国の経済を牛耳っているということです。その基本的な方法は、戦争の勝ち負けなど国家レベルの情報を操作して株価を底値まで落として買いまくり、その後に株価が上がるような情報を流して大儲けするというものです。
⇒(山本氏ブログ)世界の経済は「金融ワンワールド」が裏で糸を引いており、彼らが儲かるような仕組みが考えられて各国の経済を牛耳っている。その基本的な方法は、戦争の勝ち負けなど国家レベルの情報を操作して株価を底値まで落として買いまくり、その後に株価が上がるような情報を流して大儲けするというものである。

(私の引用文をそのまま山本氏も引用)
・ギリシャ国債の例でも判るように、国政を担当する政治家・官僚が根本的にウソを吐いているであるから、国家の下働きをしている学校やメデイアがウソを吐くのは当然である。
・債務者に何の関係も有しない金融業者が、誰に頼まれもしないのに、当該債務者の倒産による損失を補償する契約を売り出したのが、CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)であり金融工学が生んだバクチ商品である。そもそも保険とバクチは、同じ本質の異なる表現であり、賭博にはとかくインチキが付き物である。
・ヴェネツイア・コスモポリタンが信用創造を制度化して信用通貨制度を発明し、「金融ワンワールド」の萌芽を作った。
・1995年から始まった日銀のゼロ金利政策は何処かから強制されて実行したものである。
・商工ローンは、金融バブルに参加しなかった金持ちを連帯保証人にして、そこから金をむしり取るためのシステムである。これは偶然ではなく、日本社会を崩壊させようという計画であった。
・FRBとThe CITYに低金利を強制したのは「金融ワンワールド」で、これはアメリカとイギリスの住宅バブルを煽り、しかもそれを行き過ぎるまで持続させるためであった。

(筆者注)上記の文は、落合先生の本の中から私が興味深いと思った内容を列挙したものです。それをそのまま引用しているのも面白いです。

まさに落合先生の「落合ワールド」が堪能できる一冊です。
ここではあまり紹介しませんでしたが、日本の歴史、日本人のルーツに興味がある方には必読の書だと言えるでしょう。
-------(以下ブログ内容引用終了)-------

読みにくい内容で申し訳ありません。
書いていて空しくなる内容ですが、私がパクったと思われるのもいやなので、しょうがなく書きました
今回の山本氏の対応には、疑問を持たざるを得ません。一ブロガーの質問などに答える暇はないということでしょうかね?

落合先生に関してはこちらもどうぞ。
・落合秘史はここから始まった! 『天才画家「佐伯祐三」真贋事件の真実』 落合莞爾著 を読む
・「天皇とワンワールド」 京都皇統の解禁秘史 落合莞爾著 を読む
・「欧州王家となった南朝皇統」 落合莞爾著 を読む
・現皇室は南朝の末裔だ「南北朝こそ日本の機密」 落合莞爾著 を読む
・「日本教の聖者・西郷隆盛と天皇制社会主義」 - 版籍奉還から満鮮経略への道 落合莞爾著 を読む
・「明治天皇“すり替え”説の真相: 近代史最大の謎にして、最大の禁忌」 落合莞爾、斎藤充功著を読む
・孝明天皇、大室天皇の真実! 明治維新の極秘計画 ――落合秘史Ⅰ 落合莞爾著 を読む
・ユダヤとは何か? 落合先生の最新刊、 金融ワンワールド 落合莞爾著を読む
・甘粕正彦もユダヤ? 上原勇作の特務、吉薗周蔵の手記にみるユダヤ 落合莞爾著
・「と学会」の本としてどうなの? トンデモ ニセ天皇の世界 と学会 原田実著
・乾隆帝の秘宝と『奉天古陶磁図経』の研究 落合莞爾著 を読む
・マスコミの報道は疑ってかかれ! 「ドキュメント真贋」 落合莞爾著 を読む

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このブログの目次です。
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2010-04-17-1


天才画家「佐伯祐三」真贋事件の真実


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